スペイン サンチャゴ・デ・コンポステーラ

2020年10月23日 (金)

北スペインからポルトガルへ入る  欧州のレンタカーとカーナビの話 

 

世界一有名な キリスト教の巡礼の地 北スペインの

サンチャゴ・デ・コンポステーラを出発して これから 

北ポルトガルの 歴史古都ブラガに向かう。

 

 

 

 

01.    中世の修道院ホテル・パラドールの玄関口

オブライト広場に 迎えのタクシーが堂々と入って来た。

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02.   これから タクシーでサンチャゴ空港に向かう。

人為的に植えられたユーカリの林が続いていた。


空港と言っても飛行機ではなく レンタカーを借りるのだ。

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03.  ヨーロッパでは Hertzハーツ、 Avisエイビス等

が大手だが、  ここはハーツ車のエリア。  

 

欧州全域をカバーしているので スペインで借りて

ポルトガルで返す ことも出来る。 但し少し高く付くが。

 

 


カーナビの言語も十各国以上から選ぶことが出来る。

しかし 性能は本当に基本的 最低限の情報量だ。

 

そもそも カーナビは日本発祥で、 至れり尽くせりの

詳しい情報網・検索項目 に慣れた日本人にとって 

欧州のそれは ビックリするほどシンプルだ。 

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04.  余程の高級車でない限り レンタカーのカーナビは

ポータブルだ。  こうして窓に吸盤で吸い付かせる。   


車を離れる時は、それがどんなに短い買い物であっても 

ナビは 外してトランクに仕舞わねばならない。


盗まれるからだ!   たとえ外しても シート上に放って

置こうものなら 窓を壊して持って行かれる。

 

 


誰もが心配する ’右側通行’ は問題なく直ぐ慣れるが、
 

空港を取り巻く 複雑な道路のサーキュレーションには 

いつも悩まされ 同じラインをグルグル巡ることもある。

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05.  この日走るのは サンチャゴ・デ・コンポステーラ

から  国境を越えて ポルトガルの古都ブラガに向かう

直線で約150kmのコースだ。

 

北スペインの海岸線には 北欧と同じく フィヨルドが

内陸に食い込む 美しいリアス式海岸がある。

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           ( 地図上の 淡い黄色のラインが国境線 )

 

 

 

 

 

 

06.   ポンテヴェドラ湾の入江は 内陸に向かうに連れ

湖に、 そしてこのような川に、 なっていく。

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07.    レレス川に沿って遊歩道が作られ

市民の憩いの場となっている。

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08.  ビーゴ湾に架かる 長さ1558mの

ポンテ デ ロンデ橋 Ponte de Ronde。

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09.   橋からの眺め、 すぐそこが海の様にも見えるが

大西洋は この先20kmも彼方だ。 湾は奥が深い。

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10.  国境のミーニョ川を越え 一路 高速道路を

進んだ。  相変わらず路肩にユーカリの林が続く。

 

 

大都市どうしを繋ぐ高速道路ではなく、 又 日曜日

だった所為か、  行き交う車が本当に少なかった。

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11.  途中休憩を含め 4時間余で 北ポルトガルの

古都ブラガに着いた。  

 

 

本格的ブラガ見物記は 当ブログのカテゴリー

「 ポルトガル北部 ポルト ギマランイス ブラガ 」 に

掲載されています。

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12.   さて このレンタカーは スペインのサンチャゴで

借りて ポルトガルを縦走して 最後はスペイン・マドリッドで

 


返却。   発着の大都市内部は危険なので運転せず、

実質7日間のレンタル料は 保険 カーナビ含めて

約600ユーロ  (日本で予約金があったかどうか・・)。

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カーナビの話に戻るが、 日本のナビは 旗を立てれば

そこに行くが、   ヨーロッパはそうはいかない。

 

 

都市名 ストリート 番地まで入れなければならない。 

通り名なんて知らないし、 何県と言われても分からない。

 

サン・マルタン なんて平凡な地名が出たら大変だ。

似たような名前がずら~っと出て来る。

 

勿論 回を重ねる毎 コツをつかんでは来たが ・・

 

 

🚗          🚗


 


余談になるが ナンバープレートの数字、案外気になる

ものだ。 かつて 4256 という車に乗ったことがあった。 

 

主人も私も 旅が終わるまで 互いに知らんぷりをしていた。

言葉にしてしまったら 旅が不安でならない。

 

 


あとで聞いたら ”知っていたよ” と返事があった。

 

ああ、 笑い話で終わって良かった!

 

 


旅はあらゆる危険と隣り合わせ、  気を付けましょう!

 

 

 

*    *    *    *    *

 

2020年10月16日 (金)

サンチャゴ・デ・コンポステーラ、 中世の修道院に泊りました !


01.  サンチャゴ・デ・コンポステーラを目指して歩く

巡礼者の定番スタイルは  リュックに杖、 

聖ヤコブの象徴・ホタテ貝、 瓢箪 (ペットボトル用!)

 

 

道標もホタテマークだ。

右下は 私が買い求めたお土産。

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02.  サンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路は

フランスからピレネーを越えて 北スペインを進むのが


定番コースだが、  今や スペイン ポルトガルからも

サンチャゴへの道が 血管の様に張り巡らされている。

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03.  私の宿は 大聖堂が建つオブラドロイ広場の西側に

面したパラドール・ホテルだ。   ここはかつては修道院で、

巡礼者のための宿泊施設・王立救護院でもあった。 

 

 

今では このパラドールは 世界に類を見ない価値ある

文化財ホテルとして スペイン観光事業の一翼を担っている。

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04.   たまたま館内は ウエディングセレモニー用の

飾りつけがなされていた。 白百合と淡いピンクの薔薇の

 

香りが 修道院の古家具に心地よく漂っていた。

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05.  夕方になると花嫁が到着。 弦楽の生演奏と

共にパーティが始まった。  泉には花びらが蒔かれ、


壁や階段に沿って置かれたキャンドルの灯りは

細いネックレスのように揺れていた。

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06.  さて ディナーは地下のレストランで。 


もともと修道士たちの食堂だったところで、 

天井の石積のアーチが古めかしい。

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07.  格式が高く 客もボーイもきちんとしていて

ワイン込みのガリシア料理のフルコースは 値が張った。

 

 

’ パラドール Paradores’ は  特に歴史ある文化財

を ’国が’ 管理・経営するホテルを意味する。

 

スペインに90か所ほどあり、 当たりハズレもあるが

パラドール巡りをするのも楽しいことだ。

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08.   食後 夜風に当たろうと外に出た。

時は10月末 大学の卒業祝いの学生さん達がいた。 

理系の学部、それも オナー付きの名誉を得たらしい。

 

 

ほぼ誰でも卒業出来る日本と違い 卒業までの

道のりは 遠く険しいのが普通だ。 脱落者も多い。

 


ワッペンの一枚一枚は 4~6年間の学業や諸活動での

優等・褒章の積み重ねを意味している。


すごいね、お兄さんたち !

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09.  さて、パラドールには 4つの美しい回廊がある。

 


修道士は回廊を巡りながら 聖書を読み 瞑想し

神への信仰を深めたと言われる。 


小窓の一つ一つに 修道士達の人生があったはずだ。

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10.  古い家具が並べられた廊下は 骨董屋さんの

匂いがした。               そして 

各々デザインが異なる回廊は 正に中世そのものだ。

 

一方 現在はホテルなので 当然宴会場もある。

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11.  ここが 私達の部屋。  恐らく修道士が

高い窓越しに 朝夕祈りを捧げたのだろう。

 

あまり豪華でない スタンダードルームを注文したが、

それで正解だったと思う。


15世紀の修道士の影を踏みつつ ・・ 

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12.   ところで 肉食人種の朝食が素晴らしかった!


野菜やキッシュ パン類など 迷うほど品数が並んでたが、

 

特に 惜しげもなく補給されるハモンイベリコやサラミは 

さすが スペインのスター食品だ。

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13.  出発の朝、 パラドールの真上を飛行船が

飛んだ。  このあと マラソン大会があったらしいが、

 

まるで 私達を見送ってくれるようだった。

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苦しい徒歩巡礼の対極にあるような 優雅な訪問では

あったが、      きっと 

 

聖ヤコブは 何らかの恵みを施してくれたと思う。

 

 


素晴らしい  サンチャゴ・デ・コンポステーラでした !

 

 

 


*    *    *    *    *

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2020年10月 9日 (金)

サンチャゴ・デ・コンポステーラ、 古い街並と 奇抜な二人のマリア


ヨーロッパ最大のキリスト教巡礼地、

サンチャゴ・デ・コンポステーラの旧市街を散策した。

 

 

 


01.  先ずは サンチャゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の

広場を挟んだ向こう側、   古典的美しさを供えた

 

「市庁舎 Ayuntamient」 の回廊から出発。

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02.  大聖堂から発する 「ビラル通り Rua do Vilar」  


アーケードの内側には 店々が並んで 賑やかだ。

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03.   スペインを言い表す有名な言葉 

’スペインの光と影’ を 地で行くような風景 ・・

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04.   アーケードで 骨董市が開かれていた。

ホタテ貝も売っている ~

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05.    しばらく歩くと 木立の茂る小高い丘

「エラドゥ―ラ公園 Paseo de la Herradura」 に着いた。

 

ここからの 大聖堂と旧市街の眺めが素晴らしい。

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06.   公園の緑の小道の向こうから 赤い服を着た

二人組の女性がやって来た。 

 


知らない人とも 仲良く写真に収まっている !

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07.   実は彼女ら  ”二人のマリア” と呼ばれる姉妹達。

4人姉妹のうちの二人で  共に 1980年頃亡くなっている。

 

 


スペインは 時あたかもフランコ政権下 内戦がつづく

暗い時代だった。  そうでなくても 他の先進国と比べ

スペインには 保守的な抑圧的ムードが支配していた。

 

 


そんな中 彼女らは 毎日派手な格好で街にくり出し、

ある意味 庶民的・草の根的なやり方で、 女性たち 

自立しようではないかと 啓蒙を図ったのだ。

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08.  知的階層の振る舞いとは異なり、 奇抜な風体の

彼女ら、 時に傘で突っつかれたり からかわれたりもした。

 

しかし一方で 本心では 外に出て自由に羽ばたきたい

女性たちの共感も得、 人を元気にする明るさを社会も認め、


今日こうして ’姉妹銅像’ になったのだ。

 

 

丘を降り  「フランコ通り Rua do Franco」 で 食事を

してから  大聖堂方面に 戻ることにした。 

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09.  スペインの タパス (小料理) は本当に便利で

美味しい。 コースなどに拘らず 好きに食べればよい。


魚介の酒蒸しやアヒージョなど パンとワインで楽しんだ。

 

 


ボーイさんはエクアドルからの出稼ぎ。  大胆に

テーブルクロスにアメリカ大陸地図を書いてくれた。

 

言葉もスペイン語だから このまま居付くと言っていたが、

このコロナ禍では どうしているだろうか ・・

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10.   大聖堂付属の 「回廊 Claustro」 に立寄った。
   

如何にもスペイン人らしい スカッと黒髪イケメンたち !

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11.   美女たちも負けてない !  魅力的、、  

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12.   大聖堂南側の銀細工の門前の 階段に到着。


巡礼者とは違う雰囲気の人達がいた ・・

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13.    大聖堂裏手にも大階段がある。 

踊り場がカフェとなっていたので コーヒーで一休み。

 


犬が沢山いた。  犬を連れての巡礼なんてちょっと

 

心惹かれるが、  実際はとんでもない話だ。

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彼らは恐らくヒッピーだ ・・   彼らの犬たちは 

 

私より ずっとずっと 人生経験豊富なのだろうナ・・

 

 

 

 

サンチャゴ・デ・コンポステーラ つづきます。

 

 

 

 

*    *    *    *    *

 

 

 

 

 

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