ブダペスト ドナウの真珠

2020年7月24日 (金)

ブダペスト 事故直後だったけど ドナウクルーズ出かけました


ブダペスト市内の交通機関には 

トラム 地下鉄 バスなど 色々あるが、

 

 

01.   市民の足・郷愁漂うトラム

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02.  街のあちこちにある地下鉄への入り口 


1896年開業の地下鉄1号線は ロンドン

イスタンブールに次いで 世界で3番目に古く、 

世界遺産に指定されている。


車体も駅舎も 超レトロな1号線と比べ

近年開業の4号線はデザインが超モダンだ。

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03.  鉄道 「ブダペスト東駅 1881年~」


西欧の重要な駅舎はだいたい大きくて立派だ。

都市生活 ・ 文明の拠り所でもあり 

国威を見せつけるツールでもあるからだろう。

 


長らく 特に見せつける相手がいなかった日本の

駅舎とはマインドが全く違う。

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04.  さて もうすぐ日没だ。 ドナウ川の

サンセット トワイライト ライトアップを狙って

ドナウクルーズに出かけることにした。

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05. ブダペストのオールドタウンには4つの橋が

架かっている。 そのうち1番北の「マルギット橋

(マーガレット橋)」 から 遊覧船がスタート。 


2番目の 「くさり橋」 を越えた頃には 私は

もう シャンパンを片手に夕風に吹かれていた。

 


実はこの一週間ほど前に ここマルギット橋付近で

遊覧船が大型クルーズ船に衝突され 韓国人26人

が死亡するという事故があった (2019年夏)。


観光客には気になる事故で 私も大変不安だったが、

好奇心が勝った !

 

案の定 船はがら空きだった。

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06.  3番目の 「エルジェーべト橋 

(エリザベート橋)」 を過ぎて 西側に現れた

のがゲッレールトの丘。  

丘の中腹に 聖ゲッレールト像がある。

 

彼は異教徒により 手押し車に張り付けられ

丘からドナウに落とされた。 西洋では 一体

何人の聖人が川に落とされれば済むのだろう!?

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丘の上にそびえるのは シュラの葉を掲げる

「自由の像」。 ハンガリーをナチス・ドイツから

救ったソ連軍の慰霊碑だが、解放と同時にハンガリーを

支配した ソ連色を 今は取り除いている。

 

 

 

 

07.   4番目に現れたのが 「自由橋」。


ハンガリー建国1000年を記念して1896年に

造られた。 着工時 リベット用ハンマーのボタンを

押したのが 時の国王フランツ・ヨーゼフだった。

 


妻エリザベート橋の名は残ったが 夫ヨーゼフ橋

の名は 50年後に自由橋と改名されてしまう。

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08.  自由橋を過ぎて しばらく走ったあと

遊覧船はUターン、再び くさり橋方面に戻った。


丁度その頃  ドナウの川幅いっぱいに 

ほのかな灯りが 鎖となってつながった。  

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( ハンガリー王国の紋章と冠 ハプスブルクの鷲

を頂く自由橋 )

 

 

 

 

09. そして 夜景のハイライトが国会議事堂。


全長268m、幅118m、総面積18、000㎡

中央ドームの高さが96m、  外壁に88人の

歴史上の人物像が立ち並んでいる。

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10. イタリア的でもあり 北欧風でもあり 

ドイツ的でもある。 内部は豪華なバロック様式。 


1922年に完成した新しい建物だから 

過去のあらゆる良きものが詰っているということだ。

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11. ふと見上げるとくさり橋の真上に月が居た。

 

何事も起きず 無事 遊覧が終わりそう、、

お月さん ありがとう !

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12.  出発地点のマルギット橋に戻った。


マルギット橋は1876年建造の ブダペストで

2番めに古い橋だが、 橋の落成当時 

欄干から 多くの自殺者が出たそうだ。 

 


19Cの社会背景があったことだろうが、 

華やぐ最先端の橋の上で 絶望の淵にあった人間を

ドナウがおいで、おいでと誘ったのかも知れない。 

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13.  ドナウの悠久の流れには 殉教の聖人 

悲嘆にくれた市民 そして異国の多くの旅人、、

無数の命が呑み込まれて来た。 

 

川でなくても、 何処で暮らしても、

人生の流れとはそういうものだけれど ・・・

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今回は 市内の各所をゆっくり回ることが

出来なかったが、 昔の記憶を辿ってみても

 


ブダペストでは

このドナウの流れさえ見ておけば充分な気がする。

 

 

 

 

*    *    *    *    *

 

2020年7月17日 (金)

ブダペスト ドナウの真珠とは彼女のこと?!

 

ハンガリーの首都・ブダペストは ドナウの真珠と

称えられる美しい古都だ。  ドナウ川を挟んで 

西岸と東岸では この街の景観は全く異なっている。

 



01.  ブダと呼ばれたドナウ川の西岸(左側)は

小高い丘となっていて ハンガリー王国の王宮がある。

平坦な東岸側には ペストと呼ばれるオールドタウンがある。



北部の地域・オーブタを含め 3つの街が統合され

「ブダペスト」 となったのは1873年のことだ。

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02.  船で行き来していたブダとペストを結んだのが

この 「 くさり橋 」 1849年。



ハプスブルク家下のオーストリア軍 ナチ下のドイツ軍

そして社会主義のソ連軍、 破壊や再建はあったが

数々の軍団や戦車が 轟々とここを渡った。


橋の両端 計4頭のライオンがその歴史の目撃者達だ !

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03.  ドナウ西岸の丘 王宮の北側にあるのが

「漁夫の砦」、  戦いの砦ではなく 始めから

美しい景観を楽しむ都市デザインの一環だったようだ。


銅像は ハンガリー建国の父・聖イシュトヴァーン。

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04. 漁夫の砦へは 長い階段を登って行くのだが

回廊からの眺めは 最高に素晴らしい。

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05. ドナウ川を挟んで 堂々たる国会議事堂が

姿を現す。 大きな中央ドームと 幾つもの尖塔が

天を突き、真白き躯体は優雅なレース模様のようだ。

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06.  さて、三位一体広場を挟んで 漁夫の砦の

向かいに 「マーチャシュ教会」 がある。

 

13C   創建時処女マリアに捧げられたこの

カトリック教会は 16Cのオスマントルコ占領時代

には モスクに模様替えされた。

 

17C再びカトリックとなると 内装も新たに

ハプスブルク帝国兼ハンガリー王国の皇帝ヨーゼフ一世と

皇妃エリザベートの戴冠式が行われた。

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( 指輪をくわえたカラスは 幼少期 囚われ人と

なったマーチャシュ王が 自分の指輪をカラスに

咥えさせて飛ばし、自分の無事と居場所を母に

知らせたという伝説によるもの。 )

 

 

 



07.  戴冠式当日の 皇妃エリザベート


ドナウの真珠とは貴女のことだろうか・・・!?

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08. 絶世の美女エリザベートは 姑とは折り合い

が悪く 厳格なウイーン宮廷生活とも肌が合わず、

心身の療養のため旅行に出ることが多かった。

 

とりわけ彼女が好んで滞在したのがハンガリー。

彼女は難解なハンガリー語を完璧にマスター

ハンガリーの文化も深く理解し、 結果

シシーというハンガリー語の愛称で呼ばれる程 

国民から愛された。

 


戴冠式には ハンガリー貴族の出身 リストが

戴冠ミサ曲を作曲・指揮を行った。

アラベスク模様のように 繊細で美しい旋律だ ・・

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09. ドナウ川には 真っ白なエリザベート橋 ↑

も架かっている。    私はこの後 例の

くさり橋を通って 東岸のペスト街に移動した。

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10.  ペスト側も 歴史ある古都だが 

実際に人々が生活している雰囲気があった。



ショーウインドウや看板にも 興味を引かれたが

ハンガリー語には 全く歯が立たない !

エリザベート先生にお願いしたいところだった。

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( 街中にレトロな郵便ポスト? があった )

 

 




11.  商店・ホテルなどが入ったレトロなビル

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12.  ハンガリー語が読めなくても 

女性たちの可愛らしい姿に 翻訳は要らない。

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13.  ブダ王宮も13Cの創建以来 数々の

侵略や破壊の洗礼を受けた。 二つの世界大戦でも


大打撃を蒙ったが、  再建のお陰か ケーブルカー

も設置され 河岸から訪れやすくなっている。

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さて 夕刻となり 間もなく日没だ。


ドナウクルーズを楽しむことにしよう ! 

 

 



*    *    *    *    *

 

 

 

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