人造湖に浮かぶモーリッツブルク城 遊びの為にこんな立派なお城を!
01. 「 モーリッツブルク城 Schloss Moritzburg 」 は
ドレスデンの西15kmにある。
1546年 ザクセン公モーリッツにより狩猟の館として建てられ
1733年 アウグストゥス強王によって狩猟館離宮として改築された。
02. 1730年 改築の前に 城の周囲を掘り下げて
人工の湖を作るという大工事が行われ、 城は湖の水面に浮かぶ
現実離れした優雅な佇まいを見せることになった。
四方に同じ形の丸屋根の塔が建ち
南北と東西の景観は それぞれほぼ相似形となっている。
03. 入城門
04. 馬車に乗って 湖の周囲を巡ったり 1.4km先の
レトロな蒸気機関車の鉄道駅へ往復するのも一案だ。
入城門手前には 立派なマイルストーンが立っていた。
05. 唯一 相似形を破るのが西側にあるチャペル。
06. 狩猟用の館だけあって
テラスの各所に 狩人と猟犬の像が立っている。
07. ラッパ兵と猟犬の像・1660年は 特に印象深かった。
兵隊の足元、 忠実に しなやかに付き従う犬が愛らしい。
08. 像の持ち物や帽子・服装が それぞれ違う。
09. 城内は 現在は博物館となっている。 特に
食堂の壁を飾る 一頭づつ形が違う 65の赤鹿の角は壮観だ。
当時大勢の客人を招いたという食堂、
テーブルセッティングは 18Cのマイセン磁器。
10. 周囲の森には 多種多様な狩猟の獲物がいたはずだが
今では 草をついばむ鴨の群れにとってパラダイス !
11. ドレスデンから足を伸ばすに人気のモーリッツブルク城、
人造湖も含め 当時の王様 よくもまあこんな立派な遊び場を作る
権力・財力があったものだ、と感心させられた !
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12. さて モーリッツブルク城からの帰り道、 たまたま
入れ墨のパパとママを見かけた。 入れ墨があっても優しい
パパとママ、 そして 幸せそうな赤ちゃん。
13. 今回の 日本でのワールドカップラグビーでも
あまたの入れ墨ラガーマンが来日した。
入れ墨の良し悪し 好き嫌いは別として、
押し寄せる世界の文化の波を
日本文化がどう受け止めるのか 見ものではある ・・・
ドレスデン・マイセン編は これで終わりです
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