北欧 フィンランド・ヘルシンキ

2019年1月25日 (金)

「ヘルシンキ」 ロシア正教会 マーケット広場で留学生に遭う

 
ヘルシンキ ⇔ 成田は9時間半、 日本からとても近いヨーロッパだ。


長く ハブ空港として珍重されて来たアムステルダム、 南周りのドバイ

と並んで ヘルシンキはハブ空港として目覚ましい発展を遂げている。






01.   ヘルシンキ市街東側 エテラ港に面したマーケット広場には 

果物や野菜 魚介類 工芸品などの露店が並んでいる。    


頭上のネットはカモメ避けだ。

01








02.     港には Sightseeing の遊覧船が停泊している。

イチゴは1パック6ユーロ。  北欧のカモメとカラスは やっぱり洋風?! 

02








03.     防御ネットもお構いなし 、、、   彼らは自由なカモメ 、、、 

03

   






04.        マーケット広場遠景

04








05.      マーケット広場の対岸・カタヤノッカ半島側。 

函館や横浜のように 港にお似合いの赤煉瓦の建物が続く。


半島へ渡る橋の欄干に鈴なりの錠前、 今や世界にありふれた風景だ。

05
( 
半島側から見たヘルシンキ大聖堂  )







06.      「 ウスペンスキー寺院 1868年 」     これも

赤煉瓦造りのロシア正教会。   ロシアの支配を受けた時代の証しだ。

如何にも頑丈そうな巨大岩盤丘陵上に建造されている。

06

                    (  手前は貸自転車  )







07.     イコノスタシス ( イコンで覆われた壁 ) に描かれている

キリストと12使徒のテンペラ画が見どころ。


聖堂の地下に、 第2次世界大戦時 ソ連軍の空爆から逃れるための

防空壕が掘られた。    あの岩盤なれば きっと頼りになっただろう。

因みに現在は コンピューターのサーバーが置かれているらしい。

07








08.    この聖堂は 別名 「 生神女就寝大聖堂 (しょうしんじょ

しゅうしん だいせいどう) 」 という。 生神女はカトリックで言うマリア、

就寝は昇天を意味する。  ロシアの正教会の興味深い呼び名だ ・・

08








09.       堂々たる正教会の姿

09








10.        街角風景

10








11.      さて昼時になったので、 先程のマーケットの屋台で 

サーモンソテー野菜添え、 種々の魚介入りシチューを食べた。


テント内は結構混んでいて、 一瞬のタッチで空きテーブルを確保した。

するとアジア系の女の子が 相席してよろしいですか、と聞いて来た。



しばらく英語で会話していたが 持ち物か何かで私が日本人と判明!

途端に日本語が炸裂 ・・   
 

彼女は関西の名門大学からヘルシンキ大学に来た留学生だった。

しかも 一年間の留学を終え翌日 日本に帰るところだという。

11








12.      彼女はものすごく上品で、 皇室の眞子さん佳子さんの

雰囲気によく似ていた。  翌日の帰国に備え 荷物・部屋を整理して

当日は友人の部屋に滞在中、 マーケット広場の見納めに来たそうだ。



何故ヘルシンキ大に、勉強はどんな感じ、友人は、気候は、食べ物は、

フィンランド語は身に着いたか、、 失礼ながら矢継ぎ早に質問を飛ばした。



たまたま前の客がテーブルに新聞を置いて行った。  フィンランド語は

maan taloudellinen kriisi 。。  lampenee edelleen suuntaus 。。

などと同じアルファベットが並び、 8種類ある母音も複雑に組み合わさる。


文法などレクチャーしてもらったが 全然呑み込めなかった。

12
( ヘルシンキ大学は 大聖堂前の元老院広場に面した建物だ )





彼女も残念ながら 一年ではフィンランド語を話せるまでに至らず 

そのうち是非再留学したいと言っていた。  



マーケットでイチゴを買って 一緒に分けて食べた。

さらに勉強を続け フィンランドでの素晴らしい経験が 

彼女の若い人生に 活かされて欲しいと心から願った。





         






13.       さて 私が 北欧旅行を終え成田に着くと、

何やら 到着した外国人にインタビュー中


” You は何しに日本へ ”  あの番組のクルーだった。

本当に突撃しているのだなァ ・・   この番組 私も嫌いではないが、

13




日本人ほど 外国人好きで 親切なお人好し国民はいないだろうし

日本人ほど 外国からどう見られているか気になり、  また

褒められたら嬉しくなる国民も いないかも知れない。



もし地続きで外国と接していたら 常に もっと緊張感と懐疑の心を

抱いているだろうし、   褒められても 子供のようにニコッとして

ばかりはいないだろう。



ヘルシンキに留学した彼女も 苦い経験も含めて 

どんどん大きく成長し、 

逆境に強い日本人になって欲しいもの ~~








********     ********      
 

2019年1月18日 (金)

「ヘルシンキ」 北欧建築シンプルです & シベリウス公園

 
  国土の3分の1が北極圏にあり、  国土の70%以上が森林で、

18万個以上の湖があるという   " サンタクロースとムーミンの国 "

フィンランド、   その首都ヘルシンキを駆け足観光した。







01.     「 シベリウス公園 」 フィンランドを代表する作曲家

ジャン・シベリウス (1865-1957) を記念した 自然がいっぱいの公園だ。 


特別な何かがある訳でないが 観光客がたくさんやって来る。

01








02.   シベリウスの曲は 交響詩・フィンランディア (1900年) を始め 

叙情的で日本人に受けが良い。 昔 美しいハーフ顔の指揮者・渡邉暁雄が 

シベリウス作品をよく取り上げ 日本での普及に一役買ったが、 



実は彼の母はフィンランド人の声楽家で、 渡邊暁雄もフィンランドから

勲章をもらっていることを ふと思い出した。

02

( 女性彫刻家エイラ・ヒルトネン作 風が音を奏でるパイプのモニュメント )







03.    ’フィンランディア’ は 哀愁と同時に高揚感を感じる旋律だ。


それもそのはず、  帝政ロシアの圧政に抵抗し 独立運動を起こしていた

フィンランド人の愛国心を鼓舞し勇気づける力を持つ この曲の演奏を 

帝政ロシア政府が禁止するくらいの出来だったのだ。

03

( 同じ作家の作品・シベリウスの肖像と 美男の学生ヴァイオリニスト )  







04.      「 テンペリアウキオ教会 1969年 」

別名ロックチャーチと呼ばれる この福音ルター派教会は 

大岩をくりぬいて造られている。 


むき出しの岩肌と180枚の窓ガラスに 囲まれた堂内は音響が良く、  


祈りの場であると同時に

初めからコンサートも視野に入れられていたに違いない。

04








05.     外側から 僅かに緑色の丸屋根が見えたが (写真左上) 

内部は銅線を丸く敷き詰めたような 直径24mの銅板天井になっていた。

05








06.       洞窟教会はヨーロッパでは珍しくはないが 

いわゆる シンプルな現代北欧デザイン建築として人気があるようだ。   



2階のルーフ席から全体が見渡せる。  ほぼ全員がカメラ片手の観光客

だったが、  信徒のためのミサ時は どうなるのか少し心配になった・・

06








07.      「 ヘルシンキ鉄道中央駅 1909年 」


高さ48.5mの時計塔と 正面玄関の両脇に2体ずつランプを持った像が

立っており 独特な雰囲気を醸し出している。

07








08.      伝統的な建物が建ち並ぶ中、 

現代美術館 (右上) や ヘルシンキ・アート・ミュージアム (右下) など 

現代的な北欧建築も目に付く。

08
(   
 建設中の 新しい建物  )







09.       さて、 この通りを進むと 

ヘルシンキのシンボルである大聖堂と広場に行き着く。

09








10.      「 ヘルシンキ大聖堂 1852年 」

緑の丸いドームと白壁のシンプルなコントラストが美しい。



日本でも人気の北欧インテリア・雑貨の シンプルデザインと 

どこかで通じるものがありそうだ。

10








11.     大聖堂側から 「 元老院広場 」 を見下ろす。

広場に 「 アレクサンドル二世の像 (1818~1881年) 」 がある。

11








12.      実は フィンランドは スウェーデン (1155~1809年) と

ロシア (1809~1917年) によって長く支配されて来た歴史がある。


抑圧されたはずのロシア帝政時代のアレクサンドル二世の像を 広場に

留め置くのは、 現在世界で最も幸せな国の一つとなったフィンランドの

余裕、大らかな人間性、の現れかも知れない。

12

       






13.      それに アレクサンドル二世自身も 農奴制を解体したり

軍事・外交・経済・教育など広範囲での改革に熱心な皇帝だったと聞く。


ロシア的要素は今なおあちこちで見受けられるし、 人々が歴史を包括的に

受け入れて現代生活を営むのは なにもフィンランドに限ったことではない。

13



因みに ロシアで 女子教育にことのほか力を注いだアレクサンドル二世が 


外ならぬその高等女子教育を受けた若きテロリストに暗殺されたのは


皮肉な結末だ ・・





(   ソフィア ・ ペロフスカヤ 


1881年 27歳で皇帝暗殺首謀者として処刑される   )








********      ********

2019年1月11日 (金)

「北欧フェリー・Viking Line」 短い夏、みんなデッキで日光浴


バルト海沿岸の ストックホルム(スゥエーデン) ヘルシンキ(フィンランド)

タリン(エストニア) などを航行する大型フェリー航路 Viking Line がある。



今回はストックホルムからヘルシンキへ その客船で渡ってみた。






01.     16時の出航に合わせて ターミナルビル側から船に乗り込む。


近づくと さすがに大きい。  どんな旅になるのか楽しみだ!

01








02.     ” Gabriella 号 船籍フィンランド ” は 35000トン 

全長170m、乗客2420人 車は400台乗せることが出来る。  


レストランは8F デッキは9F、  しかし私の部屋が 船のどのあたりに

位置したかは方向音痴で 今でもよく分かっていない。

02

                             ( レストランホール)






03.      船は音もなく 港からいつの間にかバルト海に滑り出した。


ヘルシンキまで18時間、 一晩寝て目が覚めたらヘルシンキ着。

長いようで短い船旅だ ・・

03








04.    部屋はエコノミークラス。 トイレ・シャワー デスク・テレビが

付いている。   ’地中海クルーズ’ なら是非ともテラス付きにしたいが 

一泊だから お金をかけてはもったいない。

04

(  ↑他に海側テラスの部屋など各種ある。 Viking Line h.p.から ) 







05.      部屋に荷物を入れたあと、 取りあえずデッキに出た。


大勢の西洋人が日光浴をしていた。  彼らは 隙あらば!? 日を

浴びようとする。     四季を通じて太陽に恵まれた日本では 

この日差しがどれ程大切なものか 僅かに梅雨時に気付く程度だ。

05








06.     船尾のデッキは風当たりも弱く、 アルコールを含む

ドリンクバーがあって 絶好の社交場にもなる。  大勢いるであろう


日本人客は 一人も出て来ない。  普段から 太陽が出たら 

’ 意味もなく ’ 公園に集まるなんて発想は 私達に無いし、  

第一  ボーっとすることが苦手でもある。

06








07.       そのうち音楽が始まった。       私は

つま先で調子を取りつつ ’ Let it be ’ を動画に収めた。 


それを見る度に この船旅と北欧の日の光を思い出すだろう ・・

07








08.     この航路は 日本語・横文字を問わず クルーズともフェリー

とも言う。 18時間ならフェリーだろうが、 3か国を巡ったらクルーズだろう。


実際 船内には レストラン バーラウンジ ディスコ ナイトクラブ カジノ 

フィットネス エステ サウナ ショッピング 等々の施設がある。

08








09.      12歳以下は運賃無料らしいが、 犬も無料かな ・・

09








10.  犬用にオシッコ砂場も設けられている。 良かったね、ワンちゃん

っと思ったら、、、  片足をサッと上げてデッキの柱にオシッコをした !


潮風もオシッコもしょっぱいから、 まっ いっか ~~

10








11.      ビュッフェスタイルのレストランでは 当然ながら 

食べきれない程の量と種類の料理が並んだ。  もし 数週間も続く

クルーズ船の旅だったら 間違いなく太るに違いない。



男の子の一人が 次の日 HONDAと書かれたユニフォームを着ていた。


本田圭佑のファンなの? と聞いたら ニコッとした。

北欧で 、、、、、   私は なんだか嬉しかった 、、

11








12.      翌朝8時半頃 フィンランドのヘルシンキに到着。


夜中は寝ていたし、 船内の売店でお土産すら買わず、 私にとっては

優雅なクルーズの旅と言うより  寧ろ連絡船・フェリーの旅だった。


それでも 素晴らしい思い出となった !

12








13.      実は真夜中 船は スウェーデンとフィンランドの間にある

オーランド島 Aland Islands に停泊した。   余りに静かな運航で

全く気付かない人もいたようだ。



夜10時、 11時、 真夜中2時 の写真を並べてみた。

6月20日、 ほぼ白夜の頃だったと思う。

13



たまたま私の家族が 昨年12月に仕事でヘルシンキに行って、 

ついでにオーロラも見て来た。    白夜の反対 極夜の感想を、


” 物珍しくはあったが 確かに気が沈む ” と言っていた。




白夜は想像の及ぶ範囲にあるが、 極夜 そして太陽の有難みは 

北欧に少し長く住んでみないと分からないかも知れない ・・  







********      ********    

その他のカテゴリー

bellaのアトリエ 「アメリカ国立公園」は雄大なり! 「ウズベキスタン」 シルクロードのオアシス  「ウズベキスタン」 サマルカンドとタシケント 「チロル地方」オーストリア やっぱり凄い モンサンミッシェル りんごの村 アメリカ サンフランシスコ アメリカ セコイア・キングスキャニオン国立公園 アメリカ ヨセミテ国立公園 アルザス・ロレーヌ アールヌーボー発祥の地 イギリス 植物王国 イタリア ウンブリア地方 アッシジなど イタリア エミリア.ロマーニャ地方 ボローニャなど イタリア トスカーナ地方 イタリア ヴェネト州 ヴェニス・ヴェローナなど イールドフランス ウイーン 中欧・花の都 オンフルールは画家の聖地 カナダ メープル紅葉便り カナダからの手紙 英国の香り カンボジア アンコール遺跡群の旅 グラスゴーは意外とお洒落な街! ゴッホ終焉の地 ゴーギャンのブルターニュ ゴージャス!「イタリア湖水地方」 シスレー と ミレー スコットランド 「古城街道」と「ウイスキー街道」 スコットランド エジンバラ スコットランド中東部 歴史ある古都巡り スペイン サラゴサとタラゴナ スペイン マドリッド・セゴビア・アビラ・サラマンカ スペイン 地中海・ピカソの町とジブラルタル スペインの「白い村」 スペイン中西部、遥かな地平と丘陵と セビリアとコルドバ アンダルシアの華 ドイツ 「ロマンチック街道」 ドイツ ドレスデン・マイセン ドイツ ベルリン・ポツダム ドイツ「 古城街道 」 ドイツ南端 「アルペン街道」 ネッシーとハイランド ノルマンディ(フランス) バカラ クリスタルの町 パンプローナとその周辺 ピレネー山脈・大自然とその文化 ピレネー山麓・フランス側も面白い! フランス・中世ロマネスクの旅 ブルゴーニュ 美食の地 ブルターニュ どの町も個性的! ポルトガル 「リスボン 郷愁の都」 ポルトガル コインブラ バターリャ アルコバサ ポルトガル リスボン周辺・魅力の歴史古都 ポルトガル中部・ナザレ ファティマ トマール ポルトガル北部 ポルト ギマランイス ブラガ ポルトガル鷹の巣城 マカオ ”エキゾチックタウン” ミュンヘン ” のん兵衛天国 ” モネの色彩を育んだ町 モントリオールとケベックシティ ”私は忘れない” リヨン、フランス第2の都市 ルノワールのセーヌ川 ローマ 永遠の都 信州の風 光のスイスアルプス 光のフランスアルプス 北アイルランド のん兵衛と宗教対立テロの国 北仏画家の町 北欧 スウェーデン・ストックホルム 北欧 ノールウェー オスロ 北欧 ノールウェー ベルゲン 北欧 ノールウェー 滝とフィヨルド 北欧 フィンランド・ヘルシンキ 南フランス アルル・ニーム・アヴィニョン 南フランス ツールーズ・アルビ・カルカソンヌ 南フランス マルセイユ・エクサンプロヴァンス 南仏画家の町 国内旅行 国内旅行 中国編 国内旅行 九州編 国内旅行 北海道編 国内旅行 北陸編 国内旅行 東北編 国内旅行 東海編 国内旅行 関東編 奇岩のイタリアアルプス 活気のバルセロナ 花の都フィレンツェ 香港 びっくり見物記 魅惑のパリ

2019年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリー

リンク先

フォト
無料ブログはココログ

最近のトラックバック