「北欧フェリー・Viking Line」 短い夏、みんなデッキで日光浴
バルト海沿岸の ストックホルム(スゥエーデン) ヘルシンキ(フィンランド)
タリン(エストニア) などを航行する大型フェリー航路 Viking Line がある。
今回はストックホルムからヘルシンキへ その客船で渡ってみた。
01. 16時の出航に合わせて ターミナルビル側から船に乗り込む。
近づくと さすがに大きい。 どんな旅になるのか楽しみだ!
02. ” Gabriella 号 船籍フィンランド ” は 35000トン
全長170m、乗客2420人 車は400台乗せることが出来る。
レストランは8F デッキは9F、 しかし私の部屋が 船のどのあたりに
位置したかは方向音痴で 今でもよく分かっていない。
03. 船は音もなく 港からいつの間にかバルト海に滑り出した。
ヘルシンキまで18時間、 一晩寝て目が覚めたらヘルシンキ着。
長いようで短い船旅だ ・・
04. 部屋はエコノミークラス。 トイレ・シャワー デスク・テレビが
付いている。 ’地中海クルーズ’ なら是非ともテラス付きにしたいが
一泊だから お金をかけてはもったいない。
05. 部屋に荷物を入れたあと、 取りあえずデッキに出た。
大勢の西洋人が日光浴をしていた。 彼らは 隙あらば!? 日を
浴びようとする。 四季を通じて太陽に恵まれた日本では
この日差しがどれ程大切なものか 僅かに梅雨時に気付く程度だ。
06. 船尾のデッキは風当たりも弱く、 アルコールを含む
ドリンクバーがあって 絶好の社交場にもなる。 大勢いるであろう
日本人客は 一人も出て来ない。 普段から 太陽が出たら
’ 意味もなく ’ 公園に集まるなんて発想は 私達に無いし、
第一 ボーっとすることが苦手でもある。
07. そのうち音楽が始まった。 私は
つま先で調子を取りつつ ’ Let it be ’ を動画に収めた。
それを見る度に この船旅と北欧の日の光を思い出すだろう ・・
08. この航路は 日本語・横文字を問わず クルーズともフェリー
とも言う。 18時間ならフェリーだろうが、 3か国を巡ったらクルーズだろう。
実際 船内には レストラン バーラウンジ ディスコ ナイトクラブ カジノ
フィットネス エステ サウナ ショッピング 等々の施設がある。
09. 12歳以下は運賃無料らしいが、 犬も無料かな ・・
10. 犬用にオシッコ砂場も設けられている。 良かったね、ワンちゃん
っと思ったら、、、 片足をサッと上げてデッキの柱にオシッコをした !
潮風もオシッコもしょっぱいから、 まっ いっか ~~
11. ビュッフェスタイルのレストランでは 当然ながら
食べきれない程の量と種類の料理が並んだ。 もし 数週間も続く
クルーズ船の旅だったら 間違いなく太るに違いない。
男の子の一人が 次の日 HONDAと書かれたユニフォームを着ていた。
本田圭佑のファンなの? と聞いたら ニコッとした。
北欧で 、、、、、 私は なんだか嬉しかった 、、
12. 翌朝8時半頃 フィンランドのヘルシンキに到着。
夜中は寝ていたし、 船内の売店でお土産すら買わず、 私にとっては
優雅なクルーズの旅と言うより 寧ろ連絡船・フェリーの旅だった。
それでも 素晴らしい思い出となった !
13. 実は真夜中 船は スウェーデンとフィンランドの間にある
オーランド島 Aland Islands に停泊した。 余りに静かな運航で
全く気付かない人もいたようだ。
夜10時、 11時、 真夜中2時 の写真を並べてみた。
6月20日、 ほぼ白夜の頃だったと思う。
たまたま私の家族が 昨年12月に仕事でヘルシンキに行って、
ついでにオーロラも見て来た。 白夜の反対 極夜の感想を、
” 物珍しくはあったが 確かに気が沈む ” と言っていた。
白夜は想像の及ぶ範囲にあるが、 極夜 そして太陽の有難みは
北欧に少し長く住んでみないと分からないかも知れない ・・
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