国内旅行 北陸編

2018年3月 2日 (金)

 コシヒカリの里・上越国際スキー場から純白の冬山風景

 
春の嵐が吹き荒れ 冬に別れを告げる頃となりました。


そんな中、 改めて 美しい日本の冬山風景に触れてみたい ・・・







01.  新潟県南魚沼市 上越国際スキー場から望む対岸の山々。

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02.     新潟に向かう車窓から 「 妙義山 」

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03.     煙を吐く 「 浅間山 」

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04.     これが上越国際スキー場の滞在基地、 立派なホテル群

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05.     「 八海山 」 と 「 巻機山 (まきはたやま) 」

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06.     「 巻機山 」 と 「 大烏帽子山 」 「 朝日岳 」 など


平地部は 米所・南魚沼の田園地帯。

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07.     左手の山が 「 八海山スキー場 」 。

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08.     遥か遠くに連なる 平標山など県境の山々。

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09.     針葉樹を配した 丸い山の稜線も面白い。

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10.     そしてこれが 上越国際スキー場のゲレンデ。

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緑に覆われ、 豊かな水分を蓄える 美しい日本の山々。

地元に住んでいる方々のご苦労は計り知れないものだと思うけど、


名峰と里山と田園が共存する こんな絵のような風景は 

世界でも滅多にないのではと思う ・・・






特に ’ 白いベールをまとった風景画 ’ には

ただ感動するばかりで、  気分がスカッとした次第でした ・・

       
ところでたまたま 新潟の魚沼コシヒカリ米が 28年続いた特Aランクから

Aランクへ降格したというニュースがあった。

地元は衝撃を受けたことだろう。




しかし こんな美しい田園で育まれるお米だから 
 
きっと 間もなく特Aに復活するに違いない !








( 因みに これらの写真を撮ったスキーヤーは bella-dannaです ^&^ )




゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。
   

2017年11月 3日 (金)

越中八尾の祭りは 小説「風の盆恋歌」 不倫・悲恋の舞台なり!

 
富山県南部八尾町 (やつお) に 「 月見のおわら 」 という祭りがある。

9月1~3日に催される 「 おわら風の盆 」 の姉妹版だ。



風の盆では 11の支部がそれぞれ自分の町内だけで踊り、 観光客側が

それらを見歩くのだが、  9月後半の 「 月見のおわら 」 では 

踊り手側が各町内を流し、 観光客はあまり動かずに済むという仕組みだ。 







01.     夕暮れ時、 家並みに沿ってぼんぼりに橙の灯がともる。


空には 鋭い三日月が輝く。   「 月見のおわら 」 という名に相応しい

幻想的で美しい舞台装置だ !

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02.     八尾の街並みは 井田川の河岸段丘に形成されている。  


八尾大橋の両側に 踊り手のレリーフが並ぶ。    西洋なら 

橋桁に聖人像が居並び、 向かいの丘に教会がそびえるという構図だ ・・

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03.     「 八尾曳山展示館 」 では 豪華な曳山山車をはじめ

祭りの歴代のポスターや日本画、 蚕の繭玉などの展示があった。

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04.     日本の道100選にも選ばれた諏訪町本通り、

人々は語らいつつ 祭りの開始を待ちわびる。



 「 風の盆 」 は 宣伝活動もあって 最近はかなりの人出があるが

本来 日本の祭りとしては かなり地味な部類だ。


阿波踊り 土佐よさこい 京都祇園祭 東北各地のねぷた 

岸和田だんじりなどの 熱気と派手さを期待してやって来るとしたら 

’ 失望の憂き目 ’ を見るに違いない。

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05.      ところで 小説 「 風の盆恋歌 ( 高橋治著 ) 」 は 

金沢 パリ 京都 特に ここ八尾を中心的な舞台として展開される 

家庭のある中年男女の不倫 ・ 悲恋を描いた物語だ。



主人公の男性は 海外経験の長い大手新聞社の外報部長で 妻は弁護士。

女性には心臓外科医の夫と大学生の娘がいる。     高校生以来 


たまたま パリで再会した二人は 改めて恋に落ち、 

以来 年に一度 八尾の風の盆の期間だけ 逢瀬を重ねることになる。

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06.     音曲が遥かに聞こえても 祭りの本隊はなかなかやって来ない。

見物人は まだかまだかと待ちわびる。   それはちょうど 主人公が 

祭りにやって来るはずの女性を待つ 焦燥感に似ているかも知れない。



さて、 揚々やって来た踊りの列は 歌や楽器があるにも拘らず

ある種葬列のような厳かな趣きがある。


阿波踊りのような足音もなく、 どこからともなく近づいた踊りの群れは

ゆっくりと どこへともなく去って行く。

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07.      踊り手の顔は 深く深く 編み笠の中に隠されている。
 

農作業の身振りを採り入れた踊りは 素朴な動作の繰り返しで

ある意味退屈であるが、 ある意味内省的である。



近づくのが遅い分 列は 私の目の前に長く留まってくれた。

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08.     小説の主人公は 逢瀬のために 八尾に家を一軒購入する。 


作家は 実際の古民家を設定して書いている。 

彼らが愛を交わした家は こんな家並の一角にあるのかも知れない ・・   



実際の祭りと小説の筋立てが溶けあって 私の心にロマンチックが渦巻いた ・・

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09.     三味線に混じり 胡弓がやって来た。 太ももに置いた楽器を

陶酔気味に奏でる男性の 弓なりの姿勢が目に焼き付いた。 
 


歌も三味線も太鼓もあるなかで、 胡弓の哀愁の音色は傑出していた。 

それはまた 小説の底流にある悲恋の象徴音のようにも聞こえた。

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10.      踊り手は 男も女も若かった。 小・中・高 そして青年団が

八尾の踊りと文化を守り継承している。     私はなんとかして 

笠の中の顔を見たかったが 実に巧みに隠されていた。



そう言えば 小説の 人目をはばかる不倫の女性も 踊りに参加していた。


編み笠の中には 時として 人生の秘密が潜んでいるかも知れない。

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11.       それぞれの支部の最後尾には ギャラリーが付いて歩く。 

興奮するでもなく ただ黙々付き従う姿が 奥ゆかしい。



ところで 主人公たちの秘めた恋路は ある日、 毎夏八尾に出かける母を

不審に思った娘によって暴かれることになる。

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12.      その後 京都での逢瀬を最後に、 しばらく音信不通のまま

それぞれ別の人生を送るのだが  やがて 男は原因不明の病に冒される。




そして ある年の風の盆祭りのさ中   八尾の隠れ家に突然現れた娘に、

  ” 母は死んだ ” と告げられる。

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        ( 夜9時半  観光客たちを 感謝で見送る踊り手たち   )







13.     数日後 恋人を失った悲しみの慟哭で 息も絶え絶えの男の耳に 

女性からの電話が鳴った。 彼女は生きていた !  娘は嘘をついたのだ。



しかし時既に遅く、 八尾の隠れ家に女性が着いた時 彼は冷たくなっていた。



彼女は 持ってきた喪服に着替えると  睡眠薬を大量に飲み

男の頬をさすりながら、 あなたの側に行くわね、今度はもう離さないでね、

とささやきながら 永遠の眠りについた 。。。

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てな事を 頭に浮かべつつ 

いろいろ想像しつつの 八尾の祭り見物でした。



確かに  地味でおとなしい祭りだったが 

その分 一層意味深なものを投げかけられた気分ではあった。





ところで 小説ではもう一つ 「 酔芙蓉 」 が 名脇役として登場する。


真っ白から淡いピンク、 濃いピンク そして茶褐色まで 

花色が 一日で変化する様は


まるで 女の一生を目の前に見せ付けるかのようだ ・・・





私は せめて茶褐色の一歩手前で 長く踏ん張りたいもの ・・・ ^&^








★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★   

2017年10月20日 (金)

「五箇山」 白川郷より重厚で、鄙びた魅力があります!


「 五箇山 」 は岐阜県飛騨地方にほど近い 富山県の南西端にある。


茅葺屋根の合掌造り家屋は 世界的に知られた白川郷と似ているが、

より重厚で 鄙びた魅力がありました。







01.     「五箇山」 は 5つの谷からなる ’ 五箇谷間 ’ と言う地名が

由来となっており、  12世紀に平家の落人が隠れ住み始めた場所だと言う。 

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02.     現在は 「 相倉合掌集落 」 が五箇山の代表格だ。 


村の入り口の駐車場付近に 数軒 土産物店が並んでいるが、

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03.      村の中に入ると 澄み渡る空の下 静けさが満ちていた。

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04.     合掌のお宿 「 庄七 」 、  築200年の合掌造り。


オーナーさんのブログによると、 私達が訪れたちょうど一週間前に

田んぼで稲刈りがあった様だ。  確かに田んぼの柵に稲藁が干してあった。

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05.      民宿 「 勇助 」  こちらは一日一組の客限定の宿。

加賀藩宮大工の技で造られた見事な内部を見学出来る。



時間の都合で上がらなかったが、  ギャラリーや養蚕展示

黒光りの板間や 梁組など 魅力的な内部が垣間見られた。

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06.       観光地とは言え、   白川郷同様 五箇山も 

’ 村人が普通に暮らしている普通の村 ’ だ。    


ゾロゾロ歩き回る我々観光客が  彼らに迷惑をかけないといいが ・・    

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 ( ハト麦茶 山の水などのペットボトルが200円  お金は箱へ )







07.     五箇山は 1994年に重要伝統的建造物群保存地区として選定、

1995年に 「 白川郷・五箇山の合掌造り集落 」 として世界遺産に登録され、

  2009年にミッシュランガイドブックの三ツ星を獲得するなど 


そうそうたる履歴を持つ観光地だ。

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( 手前の 直線的な格子組み家屋も この地方独特のデザイン )







08.       ” 放水訓練 ”   現地の展示パネルより

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09.      山奥のこととて すぐには消防車も来られない。

火事から家屋を守る 「 放水銃 」 を格納した箱が あちこちに立っていた。  

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 ( 小高い岩の表面に 大男らしき足あと状の窪みがあった ! )







10.      ところで この辺りは江戸時代、1690年から加賀藩の流刑地となり、

脱出を防ぐべく 近くを流れる庄川に橋を架けることも許されなかった。



世界各地の山奥 ・ 絶海の景勝地が流刑地となり、  その後

世界遺産の観光地として華やかな脚光を浴びた場所は多いが、


ここでもその例を見るとは 面白いことだ。

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11.        相倉合掌集落の神社からの風景

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12.        さてこちらは 「 五箇山 ・ 菅沼地区 」


こちらにも 合掌造り集落がある。

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13.      五箇山には 国の選択無形民俗文化財に選択された

’ 五箇山の歌と踊り ’ が多数あり、 保存団体により 唄い踊り継がれている。



竹を使った楽器のような大道芸道具 ・ こきりこ 、   私は民俗博物館で

見たことがあったが、  実際の歯切れのよい音を聞いて 感心した!

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有名な白川郷は 幕府直轄の天領だったため 同じ合掌造りでもスマート系


一方 五箇山は 加賀藩の領地だったため 地味だが重厚な趣きがある 。






白川郷ばかりでなく 五箇山と両方訪ねてみてはいかがでしょうか ・・








゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。
 

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