光のフランスアルプス

2015年12月 4日 (金)

「温暖化で後退する氷河の舌!」「マッターホルンの玄関口ツェルマット」

「 ツェルマット 標高1620m 」 は スイスアルプス最高峰の 「 モンテローザ 4634m 」 や 

人気の「 マッターホルン 4478m 」 などに囲まれた マッター谷の最奥にある小さな町で、 

今や 登山・トレッキング・スキー・観光の拠点として 世界中の観光客を集めている。





01.       その 「 ツェルマット Zermatt 」 へ移動して スイスアルプスを見物する前に 

フランスで シャモニー近くの氷河を 最後に見ておきたいと思う。



これは 「 トゥール氷河 Glacier du Tour 」 の 最突端の風景。  ある意味壮観だけれど ある意味

心配な様相でもある。 つまり 温暖化で 氷河が崖下からここまで後退していると言うことなのです。

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02.        ” 氷河の舌 ” が年々短くなる風景は あちこちで観察されている。



因みに この氷河が眺められる ル・トゥールという町から ロープウエイに乗って 「 バルム峠 」

まで行くと  そこにはスイスとフランスの国境を示す 石の道標があった( 写真下 )。

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03.         さて、 いよいよシャモニーから スイスのツェルマットに向かいます。



フランスの山岳電車、スイスの動脈鉄道、そしてスイスの山岳電車と 三種の電車に乗り換え移動する。


特にツェルマットに至る 「 マッターホルン・ゴッタルド鉄道 (写真下右) 」 は

軌道幅が1mで 途中 最急勾配の区間もあり アプト式となっている。

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04.          ツェルマットの町から 間近に マッターホルンの姿が見える !

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05.           「 マッターホルン Matterhorn 」 は標高4478m、 

アルプス最高峰ではないものの その独特な形が印象的で 世界中で知らない人はいないかも知れない。 



鹿の角を思わせるその形は ピラミッド型で、 4つの斜壁面を持っている。

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06.        ツェルマットのメインストリート。   ここでは 排気ガスでの汚染を避けるため

燃料ガスを排出する乗り物は禁じられていて  清澄な空気の中 電気自動車や馬車が走っている。

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07.         早速 アニメなどでお馴染の犬種 セント・バーナードに会った。

山小屋ホテルの前には ’ アルプスの山羊 ’ の像が立っていた。 

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08.      すると 本物のアルプス山羊 「 アイベックス Ibex 」 の行進に出会った !

アイベックスは スイスのとある州の紋章にもなっているが、 立派な角や薬効のある体が珍重され、

狩猟の対象となり 17世紀にほぼ絶滅。   今や 絶滅危惧種に指定されている。

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09.        それにしても よく手入れされた美しい毛と見事な角だ !   

毛は多分羊毛として 利用されるに違いない ・・

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10.       マッターホルンは その鋭い岩肌が長く登山者を拒んできた。 初登頂がやっと1865年、

ツェルマットが 広く人々を呼び込む観光地となったのも 20世紀中頃以降のことだ。  



ここはずっと 素朴な山村だった訳で、 今でも 作物や薪を保管する こうした小屋が残っている。 

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11.      四隅の柱にはそれぞれ ’ ネズミ返し ’ が備えられている。 まだ立派に現役として

使われているが、 木の風合いといい その造形といい 本当にノスタルジックな佇まいだ ・・

 

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12.        定番のアルプスホルンの演奏もあったが、 アルプス自転車レースを翌日に控えた

選手たちのオープ二ングフェスタもあった。   町はずれのお墓は どれにも花が飾られ美しかった。

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13.       ツェルマットの町を 「 マッター・フィスパ川 Matter Vispa 」 が 南北に貫いている。

7月初旬 氷河の雪解け水を集め 白濁した急流が 恐ろしい勢いで流れ下っていた。

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マッターホルンは 尖った三角形をしているが 見る角度によってその姿が違ってくる。



ツェルマットを基地として 5日間滞在し、 

この後  マッターホルンを始め 色々な場所を探索することになりました ~








★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

2015年11月27日 (金)

「メール・ド・グラス」氷河は動く!「ラック・ブラン」氷河湖は青い!

フランス東部シャモニーは ちょうど谷底に位置する町で ぐるりとモンブラン山系に囲まれている。



その最高峰モンブラン山を仰ぎ見る絶好の展望台、エギーユデュミディから ロープウエイで

中間駅まで降り、    そのあとしばらくトレッキングすると、モンタヴェールに着く。

そこで 短距離のロープウエイにちょっと乗ると、 メール ド グラス氷河に降り立つことが出来る。





01.         「 メール ド グラス氷河 Mer de Glace   」 は13kmにも及ぶ大氷河。



氷河のそばには 大きな岩がゴロンゴロンと積み重なっていて 

岩をも削り取る氷河の力の凄さを まざまざと見せつけていた。

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02.         氷河の内部を見学するための穴が幾つも掘られている。 



氷河は次第に下方へ流れて行くので 当然 穴の位置もずれていく。  

ブルーシートや白いカバーは一見不細工だが 氷河が溶けるのを少しでも防ごうという試みだ。

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03.            灰色に汚れて見える表面でも、 内部は青い光が満ちて神秘的 !

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04.     氷河見物後 「 モンタンヴェール Montenvers 」 から電車に乗ってシャモニーの町へ帰った。


普通は トレッキングをしなくとも シャモニーからこの電車で往復すれば 簡単に氷河を訪ねることが出来る。

シャモニー駅には 昔大活躍したであろう蒸気機関車が飾られていた ~

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05.     さて日付が変わり、 翌日は シャモニーを挟んでモンブランの対岸にある氷河湖を訪ねた。


シャモニー郊外の駅からロープウエイで 「 ラ・フレジェール La Flegere 写真下 」 まで行き、

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06.       そこからさらにチェアリフトに乗り換えて 左手に勇壮なモンブランを眺めながら

「 ランデックス L'Index 2385m 」 へ。


ランデックスから 「 ラック ブラン湖 Lac Blanc 」 を巡る約5kmのトレッキングが始まった。

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07.      岩場が多いコースだが 天気に恵まれ 岩で足を滑らすこともなく快適にトレッキング。

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08.             「 ラック ブラン湖 」 は ’ 白い湖 ’ と言う意味で 

モンブラン山群にある 氷河の作用で出来た 唯一の ” 氷河湖 ” だ。



山は左から グランド・ジョラス北壁 4208m を含む レ・ジョラス山群、

真ん中のとんがりが ダンデ・ジュアン4013m、

その右側にエギューイ デュ ブラン3673mなどの 三つの針峰が続きます。

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09.      この湖に写る ” 逆さモンブラン ” が有名だが この日は湖面にさざ波が立っており

くっきりという訳にはいかなかったものの 湖の美しさは十分味わえた。

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10.           ’ ブルー ’ の種類も様々です !


山は左から ラ・ヴェルト4122m、 丸いげんこつ山が グラン・ドリュ3754m、

その右側に グランジョラス山群が続きます。

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11.            ラック ブラン湖は二つに分かれており 湖畔の岩道を隣へと移動。

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12.            その後 道標となるケルンや美しい高山植物の花畑越しに 

モンブラン山系の峰々を眺めつつ  天候に恵まれたこの日のトレッキングを満喫。

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13.        さて ラックブラン湖トレッキングを終えてもまだ昼頃だったので 一旦シャモニーに戻り、 

シャモニーからバスで北上、 もう一つ別なトレッキングコースを歩くことに。

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その前に 前日訪ねたメール ド グラス氷河とそれを取り囲む針峰群の 雄大な風景を

もう一度 しっかり目に焼き付けました ・・・








★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

2015年11月20日 (金)

「エギーユデュミディ展望台」モンブランやとんがり針峰群の大パノラマを一望!

「 エギーユ デュ ミディ Aiguille du Midi 3842m 」 の展望台からは 

ヨーロッパアルプス有数の モンブラン山系の大パノラマを 間近に見ることが出来る。







01.    エギーユ Aiguille はフランス語で ’ 針 ’ と言う意味。   その名の通り 

エギーユデュミディは 針のようなとんがり岩が 段々になって針峰群を形成している。



シャモニーの街はずれにあるロープウエイ乗り場から その頂上駅(3777m)まで登ることが出来る。 

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02.      頂上には少々無骨な塔が立っているが そこを含め、 橋を渡り移動するものなど

展望台が計3か所ある。 今回は残念ながら、 岩の内部に作られた頂上へ上るエレベーターは 動いてなかった。 

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03.         目の前に 純白の 「 モンブラン 4810m 」 が 眩しく迫り来る。


モンブラン山自体は フランスとイタリアの国境にあるが、


モンブラン山系全体は フランス、イタリア、スイスの3か国にまたがっている。

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04.       このエギーユ デュ ミディの展望台(写真上)は 富士山より高い所にあるが 体調も良くて

ロープウエイでの往復なら 誰でも比較的簡単にこの凄い景色を我が物とできるのです。

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05.           運よく 彼方に 「 マッターホルン 4478m 」 の姿を発見 !

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06.      エギーユデュミディの展望台は モンブランの頂上を目指す登山口となっている。

夏とはいえ 当然ながら 本格的な装備を持つアルピニストだけが この雪原に踏み出すことになる。


遠くに見えるのは 「 ヴェルト針峰群 Aiguille le Verte 4000m級 」

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07.        写真下段右は 「 グランド ジョラス山系 Grandes Jorasses  」  

雪も留まれない
急峻な針峰群。 その一番左側が世界3大北壁の一つ 「 グランド・ジョラス北壁 4208m 」   

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08.       標高1035mのシャモニーの町から 標高2317mにある中間駅で1回乗り継いで、

頂上駅まで ロープウエイで2800m近くの高度の差を 20分程で登ることができる。

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09.      下山する際、その中間駅 「 プランドレギュー Plan de l'Aigulle 」 で降りて 

「 メール・ド・グラス Mer de Glace 」 まで歩く約6kmのトレッキングコースがある。 


極端な登り降りが少なく 比較的平坦で楽なコースだ。

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10.         駅前広場には ロバもいた ・・

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11.      ヨーロッパの短い夏、 アルプスの日差しを身体じゅうで浴びたいに違いない !

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12.       「 ドリュー針峰 Aiguille du Dru 3754m 」   東側に こんな凄いとんがり山を、

西側に シャモニーの町を眺めつつ、 2時間半ほどで 大氷河に到着する。

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13.      「 メール・ド・グラス  」 は文字通り ’ 氷の海 ’ と言う意味。


写真は一見 ’ 砂利の川 ’ のようにも見えるが、 氷河はものすごい力で岩を削りつつ流れるため

このように見えることがある。   表面の下は 真っ青な光を湛えた氷河が走っている。

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次は メールドグラス氷河の中に掘られたトンネルを覗いてみることにいたします ~










★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

2015年11月 6日 (金)

「夏のシャモニー」 モンブラン初登頂の銅像秘話

シャモニー ( 正式には Chamonix-Mont-Blanc シャモニー・モンブラン ) は フランス東部、

ヨーロッパの最高峰モン・ブラン (標高4810m) の麓にあるリゾート地 (標高1036m)。





01.    「 シャモニー 」 は1924年に冬季オリンピック第一回が開催された街で

スキーリゾート地として 世界にその名を馳せているが、 夏季のアルプス観光も大人気です。 

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02.           モンブランからの雪解け水を集めて 滔々と街を流れる 「 アルプ川 」

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03.         「 パルマとソシュールの像 1886年建立 」 


当時 多くの登山家がモンブラン登頂を目指しては失敗を繰り返す中、   1760年 

ジュネーブの自然科学者ソシュールは、 登頂ルートを発見するか 登頂を果たした者には賞金を出すと

宣言し、 アルプス最高峰モンブラン登頂の気運を一層促した。

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     (   左がソシュール   右がパルマ  )






04.              観光客で賑やかな 6月末のシャモニーの街の風景 

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05.     ホテルの人に あまりいい部屋ではありませんが、と案内された屋根裏部屋でしたが

モンブランと氷河が目の前に開け、 値段の割には得した気分!

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06.     左後方の丸く白い峰が「 モンブラン 」。  手前が 「 ボッソン氷河 Glacier des Bossons 」 

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07.        左上の尖った岩山のさらに上方に  「 エギュ・デュ・ミディ Aiguille du Midi 3842m 」

という
大きなとんがり岸壁があり、 

そこは モンブランを間近に眺められる 特等席の展望台となっている。 

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08.          アルプ川沿いの水車小屋 

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09.             現役だった頃の石臼もありました。

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10.      街角の ’ だまし絵 ’  1階から4階まで バルコニーの出っ張りも含め どれも描いたもの。

恐らく モンブラン登頂の逸話にまつわる 数々の歴史的登場人物が描かれていると思う。

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11.        モンブランを望む 「 パカールの銅像 1986年建立 」 



モンブラン初登頂は 1786年8月7日 シャモニーの若い医師パカールと シェルパ役として同行した

猟師・水晶採掘人パルマによって成し遂げられた。  しかしながら 初登頂100年後に

建てられた銅像 ( 03.)には 肝心のパカールの姿が抜けている。

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12.     それは かつてパカールと共にモンブラン登頂に挑みながら 願いを果たせなかった

ブーリーと言う画家が 嫉妬心の余り ” パカールはパルマに助けられて どうにか頂上に立てたので

偉いのはパルマだ ” という嘘をマスコミに広め、   その上 アレキサンドル・デュマまでが


その噂に便乗してホラを吹いた パルマの嘘に基づいた登頂記を書いてしまったため、

’ パカールの意気地なし説 ’ が すっかり定着してしまったということらしい。




本来 プロデューサー兼スポンサーのソシュール、 実際登頂に成功した案内役のパルマと医師パカール、 

この3人が銅像に収まるべきだったのです ・・

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13.     しかし、その後 ある男爵の日記が発見される。 男爵は パカールとパルマが 

モンブランを登る姿をずっと望遠鏡で観察し続け それを日記にしたためていた。 



それにより真実の姿が知られることになり

初登頂から200年後、 ようやく名誉を回復したパカールの銅像が 

他の二人の銅像とは離れた所に建てられたのだ。

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今日ほど科学的なものが発達していなかった中、 よくぞ望遠鏡が 真実を捉えて

 

くれたものだ!  パカールが背負っているものが何なのか よく分からないが、

もしかして ’ 真実の恩人たる 望遠鏡 ’  だろうか ・・・





こうして 今日も 彼の瞳はモンブランの白い峰に注がれ続けている。

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