「コルドバのユダヤ人街」・「見て!アラビア風 結婚式の正装ドレス」
スペイン アンダルシア地方の「 コルドバ 」 には イスラムとキリスト教の文化が混在しているが
もう一つ、 旧ユダヤ人居住区に 独特な賑わいが見られます
01. 「 メスキータ 」 北側の 迷路のように小路が入り組んだ地域が 「 ユダヤ人街 」
世界に散らばったユダヤ人の多くがそうであるように、 商売に才覚があった ここのユダヤ人は
コルドバを首都とした イスラム教徒の支配する 西カリフ帝国の歴代王に 厚遇されました
02. しかし、レコンキスタが終わり ユダヤ人は追放されたのですが、 その雰囲気は今日でも
十分感じ取ることができる。 花々が飾られた白い壁の小路に 様々な商品を扱う店が並び、
メスキータの大聖堂の尖塔 「 ミナレット 」 が その屋根越しに また 小路の狭い隙間に現れる
03. 金銀の線条細工や鉄細工とともに 皮の打ち出し細工も名物です
何を買うでもなく こんな通りをぶらつくのは 本当に楽しいこと ・・ !!
04. ここは 「 アルカサル Alcazar( 王城 )」 14C
イスラム王の宮殿跡地に キリスト教のカスティーリア王が建設した城だが、 アラビックな雰囲気が
濃厚に漂っている。 そして なにやら 城門付近に 大勢の人々が並んでいる
05. やっぱり 結婚式でした !
06. 花嫁とその父親 花婿とその母親 、 それぞれ お互いよく似ていますね
花嫁はアラブ風の顔立ちです ・・
07. 週末ともなれば 結婚式に出くわすことは よくあることですが、
アラブの正装ドレスを見るのは初めて ・・
08. イスラム文化とキリスト教文化が融合した 独特の雰囲気があるイベリア半島ですが
こうして 明らかに血統の異なる 2つの家族の結婚式を目の当たりにすると 改めて感慨深いものがありました
09. アルカサルの外側では 馬車が 観光客を待っています
” ねえ、 僕たちも 仲良くしようね ”
10. さて 夜になって 「 メスキータ 」 に明かりが灯る頃、 街角で音楽会がありました
フラメンコとはちょっと違う スペインらしいメロディとリズムだったが、
舞台脇で 子供たちが 自然に踊り出す姿も 印象的でした ~
11. 音楽の歓び と 健康美 !!
12. さて最後に 蛇足ながら 日常の一コマを。 観光客の来ない 地元民専門のバールで
床にポイポイゴミ捨て 。 公徳心がどうこうでなく ここだけの いかにも気楽なくつろぎ方に見えました ~ !
赤ちゃんを抱いた女性、 普通の若いお母さん に見えますか ・・
人とすれ違う瞬間に 右手の平を人に向けて ” お金を下さい ” と、 意思表示しています
海外旅行で よく聞く 深刻な被害の話は別として、 ’ 変わった人達 ’ は いくらでもいるものです
ライターや花束、 風船や小物を レストランのテーブルに売りに来る人
車が信号待ちで止まった瞬間 道路に飛び出し、フロントガラスにスプレーをシュッとひと吹き きれいにさせてとねだる人
史跡の入場ゲートの 一歩手前で 制服っぽいシャツ姿で現れ ” 車1台あたり20ユーロです ” とだまし取る人
エスカレータの非常ボタンを押し、急ストップの反動で転ぶ人を助けるふりをして ポケットをまさぐるスリグループ
・・・ etc ・・
旅慣れていれば、 写真のジプシーの母親のように 遠くから見ただけで すぐそれと見分けられる場合もあれば
気を抜いていた瞬間 まんまと騙される場合もある ・・
なんだかだ言っても 日本は平和です 異文化では ご用心! ご用心!