「アメリカ国立公園」は雄大なり!

2013年11月29日 (金)

「 グランドキャニオン 」 歩いてみよう絶壁を!

グランドキャニオン Grand Canyon と言えば アメリカで、いえ 世界中で 最も有名な観光地の一つ

この大渓谷は 東西446km にもわたるが、  観光地として ごく普通の人々が訪れるのは 

「 ウエストリム 」と 「 イーストリム 」という地域に分けられた 直線で約十数キロの部分  

大自然を相手に 国やレンジャーが 観光客の安全を保障出来る範囲は これしかないと言うことでしょう ・・








01.    まずは「 イーストリム East Rim 」の 東口ゲート付近の「 デザートヴュー Desert View 」から 

遥かに コロラド川を望み、    このあと 車で西へ30分 グランドキャニオン観光の中心部へと 移動しました 

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02.     以前 グランドキャニオンの谷を 遊覧飛行したことがあり、 スリル満点ではあったのですが 

今回は ” 地に足が付いた ” 直接的な感動を味わいたいと、 夫は トレイルを歩くことにしました     



それが 下の写真の真ん中あたり、 山腹を巻くように続く 「 サウスカイバブ トレイル SouthKaibab Trail 」 

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03.     グランドキャニオンは 東・西の地域に分けられるが 同時に 南岸と北岸という分け方もある



コロラド川の南岸には ロッジやホテル 昔の鉄道の駅 案内所などが 点在している観光拠点の地区があり 

「 サウスリム ビレッジ South Rim Village(標高は2100m)」と呼ばれる


グランドキャニオンの観光客は 年間450万人にもなり、 サウスリムで 時間帯によっては 駐車場を探すのに

苦労したとしても、  いったん トレイルに出れば こんな風に のんびり風に当たることも出来るのです !

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04.     よく整備されたトレイルでも 結構な難所つづき ・・   トレイルヘッド 2213mから

急峻な崖道を ジグザグに降りて行くのですが  道幅の狭いところもあり 足を滑らせたりしたら大変です  

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05.     「 ミュールツアー Mule Tour 」 ロバと馬のあいのこ ミュールに乗って行きたい所ですが

日頃馬なぞに乗ったことのない人には 大変な試練かも知れません。  崖っぷちを歩く目線は相当な高さになるでしょうし

いったん跨ったら お尻が痛くても モノを落としても 勝手に降りられず、  馬とガイドの言うことをよく聞いて 

終着まで 完遂する覚悟が 多分必要でしょう !

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06.     やっぱり 自分の足で 歩いて行ったほうがよさそうですが、  勾配もきつく 標高差もあり

日陰がなく 強烈な日差しに見舞われるから 帽子は手放せない。  途中 水場もトイレもないので 準備万端が肝要 !



トレイルヘッドから谷底まで往復するコースでは 年間何人かの死者を出しているそうなので 

( 富士山同様 )自分の体力を過信したり 有名だからと、コースを甘く見てはいけないのでしょう ・・・

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07.     谷底にも 一軒だがホテル(ファントムランチ)があり、 荷物の上げ下ろしにも ミュールが活躍している



一行とすれ違う時は 必ず ” 山側 ” に退避しなければならない    

苦役に耐え ただ黙々と前進するミュールに 人がいるから 避けてちょうだいね、と期待できるはずもありません 

実際 夫は このショットのあと 馬の腹に押されて 谷側によろめいて危なかったとか !!

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08.     ウチワサボテンなどを見ながら 「 スケルトンポイント Skelton Point 」までやって来た

下の方に コロラド川に架かる2つの吊り橋のうち 「 ブラックブリッジ Black Bridge 」が見える


トレイルの全行程(1500m余)のうち 半分あたりだが 残念ながらここで 夫は引き返すことに ・・ 

往復で5時間のトレッキングとなりました ( ガイドブックでは6~9時間となっています  )

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09.     「 マーサーポイント Mather Point 」  キャニオンに突き出た 天然の岩の展望台

パンフレットやスクリーンセーバーなどの写真は  ここからの景色が大半だとか

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10.      マーサーポイントから見えるのは 16km先に対峙する「 北岸 ノースリム 」

ノースリムは サウスリムより はるかに訪れる人が少なく また違った雰囲気らしいが 

青く霞む稜線が まるで何かで切り取られたように平らで とても神秘的 !   



目の前に見えるけれど  あちら側に渡るには 車で340kmも 迂回しなければならないそうですよ ・・

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11.      サウスリムビレッジには 6軒のロッジがあり、 いずれもシーズン中は 12~23か月前からの

予約が必要だが、   宿泊したのは 最も有名な 「 ブライトエンジェル ロッジ Bright Angel Lodge 」


もちろん 国立公園の外側や 近隣の町には 多くのホテルがあることは言うまでもありません



夕日は 別のポイントに出かけたものの、 朝日は ロッジ付近 朝霧がたなびく中で 待ち受け、 

愛嬌ある ” カルフォルニアジリス ” も  日の出と共に現れました 

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12.      グランドキャニオンには 分かっている限りでも 4000年前から 人が住んでおり、そこに

ヨーロッパから 探検隊 伝道師 毛皮商人が、 アメリカ本国からも陸軍の探検隊などが 次々やって来たが

いずれも ” 不毛の土地だ ” ということで 打ち捨てられて来ました



金鉱でも見つかっていたら  今頃 開発が進み 大きな町が出来ていたかもしれない

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” 不毛 ” のお蔭で こうして 今日 世界遺産に登録されるような 手つかずの大自然が残り

世界中から 引きも切らず観光客がやって来る  



まさに ” グランドキャニオンは アメリカにとって 枯れることのない金鉱だ ” と言えるでしょう







お断り :  グランドキャニオンを歩いた夫の写真を掲載させていただきました  

2013年11月22日 (金)

「ロウワー・アンテロープキャニオン」 自然は偉大な芸術家!

 「 グレンキャニオンダム 」によって作られた 「 レイクパウエル湖 」に流れ込む  川の流れが刻んだ

美しくも不思議な渓谷 「 アンテロープキャニオン Antelope Canyon  」 ( アリゾナ州 )




そこには アッパーキャニオンと  ロウワーキャニオンという 2つの渓谷があるのですが

今回は 「 ロウワー・アンテロープキャニオン Lower Antelope Canyon 」を訪ねます









01.      地表の割れ目の下に、 このような 稀にみる幻想的な造形が待っていようとは ・・・

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02.      火力発電の煙突を背にした レイクパウエル湖の縁に 「 ロウワー・アンテロープキャニオン 」の

受付があります      入場料は 26ドル、  ガイドツアーが 30分毎に出発する

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03.     この渓谷も ” ナバホ族居留地内 ” にあり、  ナバホ族が運営管理している 

東日本大震災のあった年の秋、  日本に対する募金活動が行われていました

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04.     前方にあるのは 単なる地表の皴にしか見えない、、 呆然と、若しくは いぶかしげに見つめる観光客 

ここが 渓谷への入口だと 誰が想像出来るでしょうか ・・・

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05.     この美しくも不思議な空間を造ったのは 鉄砲水、   モンスーン時期 砂漠に降るスコールが 

一気に低い所に集まり  強力なうねりの鉄砲水となって、 柔らかく 赤いナバホ・サンドストーンを 削り取ってゆく

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06.     ナバホ名で ” 螺旋状のロックアーチ ” と呼ばれる「 ロウワー・アンテロープキャニオン 」、

螺旋状に刻まれた壁の形から、  恐ろしく強力な水流が 渦を巻くように疾走した様が 想像されます

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07.     人ひとりが やっと通れるだけの箇所もあり、 誰かとすれ違うことなど出来ないワンウエイコース



かがんだり 1~5mの高さの梯子を昇り降りしたり やや難コースとも言えるので、 心臓に問題があったり 

息切れしやすい人、 足腰の弱い人には あまりお勧めできないと  HPではアドバイスしています~ 

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08.     確かに 「 アッパーキャニオン 」の方が ずっと有名だし 歩きやすいし 観光客も断然多いらしい




しかし 多くのアメリカ人が 口コミで、   「 ロウワーキャニオン 」の方が  光に満ちていて 人が少なく 

その上 距離はアッパーより長いのに 入場料は14ドルも安い ・・  どうして 「 アッパーキャニオン 」に 

行く必要があるだろうか!? と つぶやいている


「 ロウワーキャニオン 」は  そういう意味では 冒険心と 美意識を満たす 穴場だったかもしれません ・・  

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(  太陽の光が 真上から差す時間帯、 つまりお昼頃が シャッターチャンス  )








09.      恋人たちも ・・  赤ちゃんも ・・  今日はお天気がよくて幸いでした 

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10.     さて 道順が難しいことはもとより、 ガイドなしで この谷を歩くことは まことに危険なこと !

いったん鉄砲水が流れて来たら逃げ場がない    はるか上流で 雷が鳴っただけでも 神経を尖らすらしい



実際  1997年、10km上流で降った雨が この谷に流れ込み 11名が亡くなったということです

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11.      約1時間余の行程を終え 地上に戻る出口には 梯子がある   1990年の開業時には

縄梯子だったということですから  それだけでも かなり観光客が来易くなった訳ですね

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12.     地上に出て ホッと一息ですが 、、、  ナバホのガイドによると  地上を歩いて戻る時も 

結構危ないのだとか 、、、   斜面に足を滑らせて 今歩いた空洞の隙間に 落ちた人がいたという



” 高名の木登り ” ではありませんが   安全地帯に戻るまで 気を付けないといけません ・・

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アメリカの国立公園などで  本当に驚くような 数多くのダイナミックな造形を 目の当りにしましたが




ここ 「 ロウワー ・ アンテロープキャニオン 」の 創造者は、 つまり

”   自然は、 偉大な芸術家  ” と 言わざるを得ないでしょう !

2013年11月15日 (金)

「コロラド川の大彎曲と巨大ダム」そして「ナバホネイション」

アメリカの原風景と言われる 「 モニュメントバレー Monument Valley 」、


ナバホ族ガイドのバンに乗って  サンライズツアーに出かけます 








01.    まだ 真っ暗な中   " ザ ヴューホテル The View Hotel (周囲と同化するデザインです)” を出発  

やがて バレーの奥の ” スピアー ” と呼ばれる 尖った岩の群から  太陽が顔を出す

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02.    左側の岩は 「 トーテムポール Totempole 」 と呼ばれている

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03.     朝日が差し込む中、さらに 南に下がると ナバホ族よりずっと前に暮らしていたという 古代先住民の

居住遺跡がある。   変わったアーチや洞窟が 幾つもあり、 岩肌には動物などの絵も残っている

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04.    ナバホのガイドが 洞窟や水辺で笛を吹くと 音が反響して結構な趣を醸し出す・・


夏は40度、冬は零下30度にもなり 人が住めそうもない 過酷な自然条件のモニュメントバレーですが

約200年前この地にやって来た 流浪の民ナバホ族は、 古代人の住居址を発見して 人が住めることを確信したらしい

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05.     砂と岩だけの 乾いた大地ではあるけれど ちゃんと花も咲く、、、  馬たちも放牧され

川の水は夏場も枯れない。    地球には これよりもっと厳しい住環境は いくらでもあるかもしれませんね

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06.    さて、  モニュメントバレーから 西へ直線で150km付近に、 コロラド川 Colorado が 

馬蹄形に急カーブを描く場所 「 ホースシューベント Horseshoe Bent 」がある


遠くから見ると ただの大平原なのだが 近づくと ドスンっと 大地が落ちている

コロラド川によって 岩肌が 削られたのだ !

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07.      ”  正しい断崖の 覗き方 ”  

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08.     赤い岩肌に 深いグリーンの水が映えて美しい・・  この大河は  発見したスペイン人が

 
” (赤く)色のついた川 ” と呼んだことから 「 コロラド 」と名が付いたのだが 


実は この上流にダムがあり、 川が削った赤い岩石や砂は そのダム湖に沈殿し 

ダム以降は 緑の川となって流れている

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09.     そのダムが 巨大な「 グレンキャニオン ダム Glen Canyon Dam 」 高さ216m 幅475m


そして せき止められ 出来た湖が「 レイクパウエル湖 」、 グランドキャニオンより美しいと称えられた 

「 グレンキャニオン 」が すっかり湖底に沈むまで 17年間もかかったということですから 

そのダム湖の容量の大きさ、 谷の深さが忍ばれます

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( ダムの降り口から 船で3時間ほど行った所に アーチの高さでは一番の「 レインボーブリッジ 75m 」が

ありますが  船からボートに乗り換え くねった水路を進むなど 結構な道のりで 今回はパス ! ) 









10.    そもそも このダムは この下流の「 グランドキャニオン 」の そのまた下流にある「 フーバーダム 」

に付随する「 レイクミード湖 」が 土砂で埋まりかかり、 ラスベガスや ロスアンゼルスなどの大都市の水源を 

確保するため  あえて ” 環境破壊 ” を押して 建設されたという経緯がある


したがって 一部の環境保護団体が未だに 抗議してはいるが、 昔から居留していたナバホ族は

また違った観点から 迷惑をこうむったかもしれない 

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(    ダムと向かい合うように 国道89の 鉄橋が架かっている   )









11.    こんな独特の雰囲気を持つ ナバホ族、今は 合衆国公認 「 自治権のある ナバホネイション Navajo Nation

( 高知県くらいの広さ )」を形成している。   真ん中の男性が ” 大統領 ” だそうですよ


因みに  上で触れた 「 レインボーブリッジ 」は ナバホ族が発見し 守ってきたもの ・・

” 聖なる場所を汚さないで欲しい ” という ナバホ族の訴えを容れ、  2002年 

レインボーブリッジの真下に近づくことを 禁じる決定が 裁判所で下された 

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12.    このような 原住民・ナバホネイションとの関わりや  雄大な大自然の成り立ち、動植物の保護 等

子供たちに興味を抱かせ 勉強を促すプログラムがある。  それが 「 ジュニアレンジャー Junior Ranger 」




ジュニアレンジャーになれる資格は 7才から12才まで。  国立公園内のビジターセンターに行き

渡されたテキストブックを勉強して 完成させ提出すると、 本物のパークレンジャーが 丁寧に中身をチェック

時には 詳しい解説を受けて ようやく ” 宣誓式 ” となる


そして  バッジを受け取って 立派な 「 ジュニアレンジャー Junior Ranger 」が誕生する !

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日本でも 北海道や鳥取、千葉などの海辺・干潟で 特に野鳥観察の 「 ジュニアレンジャー 」があるようですが



たとえ一時でも  子供たちに カッコいいレンジャーとなって 自然を守るぞ、という気概を持たせるのは

悪くないシステムですね ~~ 

2013年11月 8日 (金)

モニュメントバレー「駅馬車」など 映画のロケ地になったのももっともデス

グランドキャニオンの北東、 ユタ州とアリゾナ州の 州境に 

アメリカの原風景と言われる「 モニュメントバレー Monument Valley 」があります


01.    国道163号を南下すると 丘の上に 雄大なその姿が現れる   

日本でも、  この光景を背にした 男性化粧品やウイスキーのコマーシャルが 何度か流れました

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02.    青い空に映える赤い大地、そこから突き出るビュート( Butte 残丘)、、、 何とも印象的なこの荒野は


 

あまたの映画の舞台となり、  古くは ジョン・フォード監督の西部劇、  近年は インディジョーンズ

フォレストガンプ、イージーライダー、バックトゥザフューチャー、2001年宇宙の旅 等々に登場しました 

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(  写真 上の残丘は「 ビッグ インディアン Big Indian 」 下は ’ウ~ン マンダム’ と バックトゥザフューチャー3 )










03.     際限なく広い公園でも ’入場ゲート’ があり 一人5ドル払って 入園する   

他の国立公園共々、 どこからでも勝手に入れそうですが  道に迷って困り果てるのがオチでしょう・・・  




入口から7km程先に ビジターセンターと ホテルがある 

ラスベガスやグランドキャニオンから ’ツアー’で回るのならいいけれど、  個人旅行の場合 

2008年に  公園内のベストポジションに建てられた  " ザ ヴューホテル The View Hotel  "  の予約は

ベストシーズンについては   約一年前からやっておかないといけない

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( ホテル横の荒野、左手が 「 センチネル メサ Sentinel Mesa 」、  メサとは テーブルのように平たい丘のこと )









04.     モニュメントバレーの最大の魅力は 太陽が沈み行く時と 日の出を迎える時間帯

10月のある日 夕方6時ごろ、   大勢の人々が カメラを 夕日に輝く荒野に向けています

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05.     視線の先にあるのが、 パソコンのスクリーンセーバーなどで よく見かける このビュートの ” 三つ揃え ”

” ザ ヴューホテル ”からは 部屋に居ながらにして この景色が見えるので   人気の程も納得です・・・ 

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06.      「 レフト ミトン Left Mitten 」 左手のミトン 

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07.     「 ライト ミトン Right Mitten 」 右手のミトン  「 レフト 」からは2.5km離れている

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08.     さて、 モニュメントバレーを 初めて映画のロケ地として使ったのが ジョン フォード監督



初めての作品が  ジョン ウエインの出世作となった 西部劇「 駅馬車 」1938年、     その後 

「 荒野の決闘 」「 黄色いリボン 」「 アパッチ砦 」「 幌馬車 」「 探索者 」など 名作が生み出されました

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09.     ジョン フォードが 好んで 撮影した場所があり、 ” ジョン フォード ポイント ”と呼ばれている



ビュートの三つ揃えのうち 右側にあったのが  この「 メリック ビュート Merrick Butte 300m 」ですが、 

見る角度 ・ 遠近によって それぞれの ビュートの姿が変わるのが 面白い !

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10.     日がだいぶ傾き 東からは 月も登りました 

実はこの公園 正式名称は 「 モニュメントバレー ナヴァホ トライバル パーク M. V.  Navajo  Tribal  Park 」と言い


ナバホ族が居留・運営する 合衆国公認の 独立国なのです。   昔ながらのライフスタイルを守っているナバホ族、

人口は全域で30万人と言われるが、 この公園内に住んでいるナバホ族に限っては(約300人) 

収入の殆どを 観光資源に頼っていることは間違いありません

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11.     舗装のない谷間の道を揺られて進む「 バレーツアー 」なるものがあるが、 ガイドは当然ナバホ族の人たち

ナバホネイションの道路の80%近くは 未舗装、  それは 貧しさゆえとも 自然を大切にするからとも言われるが

きっと その両方なのでしょう ・・ 



モニュメントバレーでは 絶対 個人の車で入ってはいけないという決まりはないが、 泥にタイヤを取られたり 道に迷ったり

土埃まみれになったり、せっかくの名所を見逃したり、散々でしょう ・・  ” ナバホに入ってはナバホに従え! ” ですね

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12.     日没後は 満月の輝きが 主役となりました 

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翌朝は 早起きして、 ナバホガイドの車で 日の出ポイントに向かいます ~

2013年11月 1日 (金)

「だんごッ鼻にメガネアーチ」「風前の灯火 今にも折れそうなアーチ」 

アメリカ西部の「 アーチーズ国立公園 」には 個性的なアーチが たくさんありますが


「 ウインドウ セクション Window Section 」の このアーチ、 思わずくすりと笑ってしまいます!







01.        ” 眼鏡をかけた だんごっ鼻 ” に見えませんか ~

別名 「 メガネ Spectacles 」  と言うあだ名が付いている アーチです

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02.       ちょうどメガネの枠のように見えるアーチは

「 北の窓 North Window (幅27m)」と 「 南の窓 South Window (幅35m) 」と 呼ばれています

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( 下段左のアーチは  ” メガネ ” の 向かい側にある 「 タレット アーチ Turret Arch 」 )









03.     「ノースウインドウ」の 日差しが当たる側、  人物と比べると 結構な大きさです !

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04.     「 ダブル アーチ Double Arch (高さ30m)」  こちらも 人影がケシ粒のよう ~

一か所から 2本のアーチが V字型に伸び、 青空が三角形に切り取られる 大人気のアーチです 

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05.     数々のアーチと奇岩が連なる 「 デヴィルス ガーデン Devils Garden 」 


” 悪魔の庭 ”という名が付いたのも頷けますが、  浅間山の噴火の溶岩で出来た ” 鬼押し出し ” も 

そう言えば そんなネーミングのお仲間でしょうか・・

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06.    ここのハイライトが 「 ランドスケープ アーチ Landscape Arch 」、  アーチの大きさは

幅や高さなどによって 一概にナンバーワンは決められないが、 ランドスケープアーチは 差し渡しが89mで 世界最大級



今にも折れそうな 繊細なアーチが 青空に透けている・・   最も細いところが1.8mしかないという

実際 1991年に一部が崩落したそうで   当然 アーチの真下に行くトレイルは 閉鎖されています

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07.     さて アーチーズ国立公園のアーチの数、 1970年には90だったが、 今では2000個以上になりました

それは 風化が早まったから、ではなく、 ” アーチハンター ” と言われる人たちが 真剣にアーチを探しまくったから !



幅や奥行など 1m以上穴が開いているものを アーチと認定するそうだが、 発見者には ネーミングの権利が与えられる

その名誉心と アーチを愛する心が アーチの数を増やした と言えそうですね

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(  デヴィルズ ガーデン から望むパノラマ  )

 








08.      「 サンドデューンズ Sanddunes アーチ 」には 

人ひとり通れるかどうかという 切り立った岩壁の隙間を 歩いて行かねばならない



アーチの崩落で、 落ちた岩が砂となり 風化して足元に何も残っていない所ほど アーチが古い証拠だと言われます・・

それにしても 頭上から この丸い岩が転げ落ちるのは いつの日になるでしょうか 

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09.     「 キャニオンランズ 国立公園 Canyonlands National Park 」 の中で

この地域は 「 アイランド インザ スカイ Island in the Sky 」という雄大な名前がつけられています



「 グリーン リバー Green River 」という 緑の川が削った 深い谷が蛇行する様は 如何にもアメリカ的

この谷底を覗くには 腹這いになって 少しづつ崖っぷちに にじり寄るのですが、 スリル満点だそうですよ !

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10.     「 ナチュラル ブリッジ 国定公園 Natural Bridge National Monument 」にある

「 シパブ ブリッジ Sipabu Bridge 」 は 長さ81.7m 高さ67m   真下から見上げると まるでキリンの首!

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11.     「 オワチョモ ブリッジ Owachomo Bridge 」   表と裏で、 色模様が全く違います  

ここも アーチの厚みが2.7mしかないので、 やがては 崩落するのでしょうか ・・ 

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12.     赤茶色のコロラド川と 緑褐色のグリーン川 色合いの異なる2つの川が この先で出会うのだが、 


「 デッド ホース ポイント州立公園 Dead Horse Point State Park 」 にある「 デッド ホース ポイント 」からは

「 コロラド川 Colorad River 」の 見事な蛇行が見られます 

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ガチョウの首 Goose Neck と呼ばれる 中央の半島で、 昔 カウボーイが 野生の馬の 追い込み捕獲をしていた時

馬が断崖から滑り落ちたことをきっかけに この地名が付いたという






次回は パソコンの 待ち受け画面などでも お馴染みの 「 モニュメントバレー」 です








お断り : アメリカ国立公園巡りは 夫の旅写真を掲載しています 
話を聞くうち ” 留守番妻 ” も アメリカの大自然の魅力にとり付かれました~ 
 

2013年10月25日 (金)

「アーチーズ国立公園」 ユタ州のシンボルアーチは断崖絶壁にあった!

アメリカ ユタ州南部 「 アーチーズ国立公園 Arches National Park 」は

世界で一番 岩のアーチが多いところ  一説で2000近いアーチがあると言う



そのアーチ群、どれも個性的で面白い     国立公園の中でも 最近は特に人気が高いそうです



  rvcar                                             
rvcar


01.   国道US-191沿いの モアブ Moabと言う町が拠点になる  そこから10km付近に

マンハッタンの目抜き通りにも似て トレイルの両側にフィンと呼ばれる 衝立状の岩が ビル群のように並ぶ

「 パーク アヴェニュー Park Avenue 」というトレイルがある

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02.    近くから見ると 結構な大きさ !   様々な形の岩が 立ち並ぶ


右側が 「 シープロック 羊型岩 」、  中央が 「 スリーゴシップス 噂話をしている三人 」

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03.   右端が 「 オルガン The Organ 」、  中央が 「 バベルの塔 Tower of Babel 」

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04.    「 スリーゴシップス 」  別角度から

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05.    2億5000万年前 海水に浸かっていたこの地域  幾多の塩の層の その後の地殻変動を経て

さらに 数千万年の風化により  今日の姿が出来た訳ですが、 その変化は 今なお進行形と言えるでしょう  



地球の歴史からしたら 人間の一生は ほんの瞬きぐらいかも知れませんね ・・

ちなみに 「 バランスロック (左側)」 も  いつ何時 崩れ落ちるかも知れない ! 

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実際 隣にあった小ぶりなバランスロック、  1976年の冬 嵐のために崩れてしまったらしい sweat01

さらに 最近 このあたりの公園で 岩の上に辛うじて乗っていた 1.5mくらいの丸い岩を 故意に投げ落とす様を 

YouーTubeにアップした ” 愚か者 ”もいた angry    敵は風だけではなかったのです!








06.    大男のグローブが 地面から生えている? ようですね

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  sagittarius                    sagittarius




07.    さて 次は ユタ州の シンボル的な存在 「 デリケートアーチ Delicate Arch 」

赤茶色の岩肌が作る ’円形劇場の舞台の突端に ’ 奇跡のように このアーチが立っている

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08.    数あるアーチの中でも ずば抜けた存在感を放つ 美しいアーチですが その背後は断崖絶壁

このアーチの一部も今にも 崩れそうです!    当然 登ることは禁止されています

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09.    駐車スペースからこのアーチまでは、 距離は左程でないが 勾配のきつい岩の道を

約1時間 歩かねばならない sweat02   それでも このハイライトを見逃すと 後悔するという・・

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10.    太陽が 西の空に落ちようとしている この時間帯が 一番人気!  多くの人々が集まって来るsun

と言っても 日本の夕焼けのように 茜色から群青に染まる空の色の変化を楽しむ訳ではありません



円型舞台の縁に座って、 「 デリケートアーチ 」と あたりの赤い岩壁が 真っ赤に染まり、

やがて アーチとその舞台を 黒い影が呑み込んで行く、 その変化を楽しむのです ( 6時頃 )

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11.    夕日に染まった 「 デリケートアーチ 」の向こうには 雪をかぶったラサール山脈が控える

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12.    大自然の真っただ中、 いっとき 大勢の観光客で賑わった 「 デリケートアーチ 」の舞台が

静けさを取り戻す頃、、、   隣の山に 月が静かに輝いておりました ( 7時頃 )

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次は さらに 別の 数々のアーチを 訪ねます

2013年10月18日 (金)

「プライスキャニオン国立公園」 必見です! 千本の赤い岩柱群

                アメリカ西部の 国立・国定公園を巡るコース 「 グランド・サークル 」の中で、 


                今回は  
「 ブライスキャニオン国立公園 Bryce Canyon NationalPark 」 と


                「 キャピトルリーフ 国立公園 Capitol Reef National Park 」を訪ねます




                      shine                                                            shine





               01.     草原の中に 突然現れる 一面の赤い断崖、 
これが 「 ブライスキャニオン国立公園 」 

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               02. そこに立ち並ぶのが  オレンジ、ピンク、白、ラベンダーと 色も形も様々な 

               小尖塔群  「 フドゥー Hoodoo 」!


               フドゥーは 朝・昼・夕と 光によって 刻々とその表情を変えていく

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               03.     「 サンセット・ポイント Sunset Point」から見る フドゥーは1000本にものぼるが


               中には 尖塔やチェスの駒 神殿のように見えるものもあり、 個性的で 想像   力が刺激されます

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               04.    遠くに 雪を抱く岩壁が連なり、  

              手前には タイタニックを思わせる 「 沈みゆく船 sinking Ship 」が見える


               ダイナミックな 地殻変動があったことが窺われます

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              05.    「 サンセット・ポイント 」を降りて 「 ナヴァホ・ループ・トレイル  Navajo Loop Trail 」を歩くと


               頭上から フドゥーの大柱が迫り、  上から俯瞰するのとは 全く違う趣きがあります

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               06.      今にも折れそうな 細長い尖塔は 赤子を抱くマリア像にも見えますね

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          07.     南北に長い 「 ブライスキャニオン国立公園 」は  総面積が133km2 

               その北の端にある 標高2778mの最高地点 「 レインボウ・ポイント Rainbow Point 」からは
 
               雪景色も見られます ( 9月末 )

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             08.     さて、次は 「 キャピトルリーフ 国立公園 Capitol Reef National Park 」(長さ160km)

               この地域の独特な風景は 今から6500万年前の地殻変動と 水の力で誕生したと言うことです


               両側から そそり立つ岸壁に挟まれた この「 キャピトル・ゴージ Capitol Gorge トレイル 」は
 
               1.6kmほどの道のり・・

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               09.       岩肌には 穴がたくさん空いている 

                大雨などで 洪水が起こる度、 石と水流にもまれ 岩肌が削られて行ったのでしょう


               ただし 中の石が ボールのように すっかりまん丸になっている訳ではないので、 

               穴ぼこ自体も まだまだ若いものかも知れない 

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               10.     上のような穴もそうだが、 このあたり一帯の砂岩には 


               「 ウオーターポケット Waterpocket 」と呼ばれる 
何千もの大小の水たまりが出来ている

                
           ここは 「 The Tank 」と呼ばれる小さな池、、、    
普段は干上がっているけれど

               このトレイル自体が 川底なので、 雨が降りそうな時は 決して入ってはいけないコースです

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               11.       北アメリカに生息する哺乳類 「 ビッグホーン Big Horn 」を 急斜面に発見

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               12.       「 シーニック ドライブ Scenic Drive 」という ルートから

               「 キャピトルリーフ 国立公園 」特有の ナハボ砂岩の白いドームが 幾つか見える

    
 
               ” おっぱいドーム ” かと思いきや、 ワシントンDCの 国会議事堂 ” Capitol ”という 

               あだ名が付いているそうですよ!

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               次回は 見事な岩のアーチがかかる 「 アーチーズ 国立公園 」に向かいます



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                 お断り :  「 アメリカ 国立公園巡り 」は 夫の旅写真を掲載させていただいております

2013年10月11日 (金)

「ザイオン・キャニオン」さすがアメリカ 圧倒的な岩の存在感!

アメリカ西部、 ラスベガス Las Vegas を発着点として グランドキャニオンなど 二十数か所の

国立公園・国定公園を巡るルートを 「 グランド・サークル Grand Circle 」と呼びます


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今回は まず そのうちの1つ  ユタ州南部「 ザイオン国立公園 Zion National Park 」




岩の芸術の宝庫と言われ 迫力あるスケールで 人々を圧倒する   

10月初旬、冬が来る前の 程よい気候です





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01.    国立公園の中に ロッジがあり その便利さと環境のよさで大人気 sign01 

一年前からの予約が必要です !
 

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02.    ロッジの背後、 「 タワーズ・オブ・ザ・バージン Towers of the Virgin 」の一角 

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03.    「 ノース・フォーク・ヴァージン川 North Fork virgin River 」を前にして
 

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04.        大岸壁

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05.    「 ロウワー・エメラルド・プールの滝 Lower Emerald Pool’s Fall 」

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06.     可愛いリスや タランチュラ 珍しい動植物の宝庫でもある

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07.      「 エンジェルス・ランディング Angels Landing 」


この 赤い巨岩山  天使が舞い降りるところ、という ロマンチックなネーミング

でも クライマーが たまに 滑り落ち 命を落とすこともあるそう ・・

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08.     階段状の岩 「 オルガン The Organ 」


その右側が 「 グレート・ホワイト・スローン Great White Throne 」 周囲の赤い岩に対して

この岩だけが白い、 世界最大級の一枚岩で バージン川からの高さは 732mある

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09.    大岸壁の一部が アーチ状に崩れ 水が流れ落ちている岩 「 ウイーピング・ロック Weeping Rock 」

レースのように滴る その水のカーテンを裏側から見る

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10.    ザイオンの  様々な 美しい模様の地層は 2億5000万年前頃 出来たものもある

カイパブ・ライムストーン層、 モエンコビ層、 チンリー層などと それぞれ名前がついている



特に 右下の 「 チェッカーボードメサ 」 と呼ばれる岩は 横縞ばかりでなく 縦縞が交差しています !

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11.    「 ザイオン・キャニオン Zion Canyon 」の 一番奥まった駐車場から

「 リヴァーサイド・ウオーク Riverside Walk 」というトレイルが始まるが

30分ほど歩くと突き当りになる

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12.    その谷の奥に 「 ナローズ The Narrows 」という 文字通り、狭い峡谷があり

そこからは 川の中を歩いて 奥に分け入るのだ

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川の一部に深みもあるし、 突然の豪雨が来たりすると 谷川の嵩が急激に増え 一大事も起こりかねない



夫は 河原の石の上を 2~30m進んで 行く先を ただ眺めただけだった  

当たり前ながら、  水に備えた装備もないし それで正解 ・・・ !

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お断り : 「 アメリカ国立公園  グランド・サークルの旅 」は

夫 Bella-Danna の 旅写真を 掲載させていただいています 
    

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