マカオ ”エキゾチックタウン”

2013年6月22日 (土)

マカオは娯楽先進国 ” カジノは立派な国策デス !”

マカオでは ごくありふれた 中国的な庶民の生活が営まれているけれど

華やかで非日常的、 一見 ”虚構 ”とすら言えそうな世界が 確かに存在していました




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01.   マカオの ランドマーク、 ” ホテル・グランドリスボア ”のロビーには

巨大な翡翠の原石の彫り物や ジオラマ風 金の芸術品などが ずらりと並んでいます

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02.    ” グランド・エンペラー・ホテル ”は 何故か 英国風


玄関前では 衛兵の交代式が行われ、  

ロビーの壁には エリザベス女王の肖像画、 床には ” 金の延べ棒 ”が びっしり嵌め込まれている

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03.    一種の成金的な こうした華やかな世界は、 

マカオの 特殊で表層的な一面に過ぎないと 見えるかもしれない 


しかし、 こういうものが マカオの経済力を支え、 結果的に 庶民の喜びを生み出す力となっているのです~

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04.    ホテル・リスボアの 麺レストランで 「 刀削麺 」と「 一本麺 」をいただきました

調理場がガラス張りで 見事な腕裁きにしばし見とれました~~

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               ( 右下  どんぶりの中の麺は 全部が一本につながっている !   )






05.    麺をいただいた同じフロアから  ” カジノ ”を見下ろすことが出来ます

中では 写真は禁止ですが 遠目にも その熱気が伝わります



” カジノ ”は 1847年に 当時の統治者 ポルトガル政府から認可されて以来、160年の歴史があり

最近では アメリカ資本も入り、 ラスベガスの収益を越えてしまったらしい

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06.    ” カジノ ”は 入ってみて驚きました   金持ち風ばかりではなく、 

極々 一般的な人々 それも 結構若い人たちであふれておりました


サイコロや ブラックジャック バカラやルーレット 石取りやスロットマシン などなど

そう、 いわば  ” 賭け事付き ゲームセンター ”  なのです 

(  因みに 簡単にスッてしまうに決まっているので 私は手は出しませんでしたヨ sweat01 )

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 (   現実のマカオの生活の写真を一枚!  街角の洗濯屋さん  )





07.    こちらは 街角の漢方薬局  

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08.    さて マカオ市の南には 三本の巨大な大橋で つながっている 

マカオの3倍くらいの大きさの島がある
 



巨大資本が投入された その超近代的 大開発プロジェクトは

ホテル群 公園などを含む あらゆる娯楽の施設からなる 新しいリゾート地、

いわば アジアン・ラスベガスを 目指している




運賃無料のバスが 夥しい人々を どんどん その地に運んで行く !

みんな わくわくしながら、 ディズニーランドに行くような気分で 出かけていくのですよ

私も なんとか そのバスに乗り込みました  ” 遊びってヤツは 本当にエネルギーが要るのですね~~ ” 

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09.    ヴェニスを 再現したホテルとか  ショッピング・劇場やカジノを供えたホテルとか ・・・

バスのフロントガラスの向こうに  「 夢の街 City of Dreams 」 が現れました!

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10.    当夜は そこで 「 The House of Dancing Water Show 」を見物

水をテーマとした 複合エンターテイメントなのですが、  あまりの出来栄えに こう思いました

” これは 絶対 アメリカの 資本とノウハウが 入っているに違いない ” と

因みに こちらも ラスベガス・ショウの水準を 越えておりました !

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11.    水あり・水無し  場面展開の速さ 出し物の種類の多様さ 出演者の能力の高さ・・

口下手な私には とても 全容を解説できませんが   とにかく 一度観覧をお勧めします~

因みに わたしは 14、000円ほどの席でした・・

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12.    さて マカオの旅を満喫したあかつきに 買ったお土産は ポルトガル菓子の

「 カスタードタルト 」と 月餅のような中国菓子 「 老婆餅 」

老婆 は お婆さんという意味ではなく 奥さんという意味らしいのですが 

なんだか 共食いにならないといいのだけど! と思いながら いただきました ~



お味は とっても美味しかったのですけどネ !! 

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古い中国の伝統と エキゾチックなポルトガルの臭いを持つ マカオはとても魅力的でしたが

他方、 カジノや ショウなどを楽しむ ” アメリカ的 マカオ ” にも 目を見張らずにおられず、

結局のところ 最近のマカオは 世界に冠たる 娯楽先進国なのだと、 思い知った旅となりました ・・・

 

実際 マカオにやって来るお客は 中国本土からの観光客が ほとんどのように見受けられましたが

職の創出や 経済収益という観点からは ” アメリカ的 マカオ ”が

マカオの人たちに 測り知れない利益を もたらしているに違いありません !

2013年6月15日 (土)

マカオのお寺は中国風 ご本尊のストーリーは奇想天外

マカオ市内の あちこちにある寺院は  歴史上の人物や 伝説上の人物の逸話を元に 

道教の流れを受けた 民間信仰を基礎としています



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01.    「 媽閣廟 マーコッミウ Templo de A-ma 」は、 14Cに福建省から

やって来た漁民によって建てられた マカオ最古の寺院で、 ” マカオ ”の地名の由来となったお寺です

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02.      このお寺の由来とは・・・
 

 


福建の港で、ある貧しい身なりの少女(阿媽)を 立派な船々は どれも乗せようとしなかったが

一隻のみすぼらしい漁船が 彼女を乗せ 海に出たwave      途中 大嵐で海が荒れ狂い 全ての船が難破した中

彼女が乗った船だけが 無事マカオに辿り着いた !
 


彼女が 実は女神だったと知り、 漁師たちは この地に 彼女を祀る寺を建てたという

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03.    境内の 大きな岩には 極彩色の ” ジャンク船 ”が描かれていて 人々は皆それを撫でていく 

院内にも  船舶関係の奉納物が 所狭しと飾られている

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04.    さて、 ここは  「 福隆新街 フォツロンサンガーイ 」

白い壁と 赤い格子戸、 透かし彫りの細工が施された格子窓、 この通りは 昔 ”遊郭街 ”だった


2階の格子から垣間見える 遊女の顔を  男たちが見定めをしたかも知れない・・

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05.    今では レストランや 伝統菓子屋が並び、 人気の観光スポットとなっている

”ポルトガル料理店 ” ” 日式猪骨湯粒麺 (日本式豚骨ラーメン)” の看板も 見えますね

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06.    お昼ご飯は、  地元の人に大人気で ” 行列が出来る 麺家さん ”で食べました

背もたれが直角で 小さなテーブル、 典型的なローカル食堂だ    当然 ”相席 ”となりましたが

向いは視線を逸らし、目を合わせない ・・  お互い様、 これが アジアンチックな心情なんですよね・・

二組目のお兄さんたちは  話してみれば いかにも人の良さそうな 大学生でした!

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07.    ここは 竹の棒で打つ ”竹昇麺 を極めて50年 ”の 麺専門店だが

お兄さんたちが食べるのと 同じものを 後から追加して試してみました

焼きそばに エビの卵がかかったものや  ワンタン、魚のすり身団子、魚の皮 などなど   


”美味しかった! ”と 言いたいところですが  

残念ながら どこか違うんですヨネ ・・   日本人が好む旨みとは ・・

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08.    「 康公廟 Pagoda Hong Kong 」  

海辺に流れ着いた 南宋時代の名将康公の木像を祀るため 1860年に建立された 有名な 道教の寺

天井から 渦巻き三角錐の線香が下がり、 もうもうたる煙で 視界が霞む・・

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09.    屋根に並ぶ彫刻群のひとつひとつが モダンアートのようでした

中国三国志に登場する関帝 (関羽)も 美しい衣装をまとい 祀られています

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10.    天井から吊るされているのは 線香ではありませんが ・・・  smile

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11.    中国の暴れ神 ナーチャを祀った二つの廟

「 柿山ナーチャ廟 (チーサーンナーチャーミウ)」(左) と 「 ナーチャ廟 (ナーチャミウ)」(右)



もともとは 腹掛けを付けた捨て子だった 神童ナーチャは  

後年には 人々に救いの手を差しのべる英雄となり  武道の神様ともなった ・・


 

わんぱくなナーチャが 孫悟空相手に 大暴れする様子が 「西遊記」に登場するそうです

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12.    日本の寺院と違い、見た目にも華やか、 ご本尊の素性も生い立ちも様々なマカオの寺院、

むしろ 英雄信仰に近い 素朴な大らかさが感じられます



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中国風の屋根の反り具合や カラフルな装飾、そして むせ返る様な線香の臭い

それだけで 充分 アジアを旅しているという満足感が得られましたよ !

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寺を回ったあと、 ふと目にした 路地裏の風景 、、、



メス犬のお乳が やけに 哀愁を帯びておりました 、、、 

2013年6月 8日 (土)

「 マカオの中のポルトガル 」 エキゾチックなオアシスです!

ポルトガル人が マカオにやって来たのが 16世紀初頭、  交易と布教を目的として駐留するうち

マカオに居住権を得、 やがては マカオを支配するに至りました




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さて、 マカオの中のポルトガル、  その最も有名なランドマークは

「 聖ポール天主堂跡 Ruinas de S.Paulo 」だと言えるでしょう



01.   1640年に建てられた 聖母教会は 東洋一 美しく壮大な教会と言われていましたが

1835年 火災に見舞われ 建物正面のファサードと階段だけが 残されました


朝10時前は まだ 人出は ボチボチでしたが、、、

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02.   午後2時頃は 押すな押すなの 人混みとなりました

天主堂跡へ通じる 急坂の参道では  前の人のかかとを 踏んでしまいそう ・・

” アジアの熱気 ”を 感じましたよ~~

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03.   この教会の建築には ポルトガル人ばかりでなく 長崎を追われた日本人キリシタンも加わり

”漢字 ”を含む ファサードの彫刻の一部は 日本人が施したものだと言う

1614年のキリシタン国外追放時に 多数の日本人画工や 職人がマカオに逃れたことから

彼らの技術が 珍重されたのではないかと 考えられている

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04.   「 聖ポール天主堂 」の隣の 小高い丘に「 モンテの砦 Fortaleza do Monte 」がある

外敵から街を守る 22の大砲が 海の方向に向けられていて、 実際 1622年には

この大砲で オランダ艦隊を撃退したことがある

そこから 天主堂を見下ろすと 確かに 一枚の壁状となったファサードが 確認できる

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                      (  漢字の文字は 「 鬼 是 誘 人 為 悪 」  )




ところで、 天主堂地下には 納骨堂の他に 「 天主堂芸術博物館 」があり

日本人キリシタン26名が 秀吉の命により 1597年2月5日に 磔に処された様子を描いた 

” 二十六聖人殉教図 ( 1996年複製  元絵は1640年 ) ” が収められている


殉教者については フランシスコ会、イエズス会など 内訳も詳しくわかっているが

絵の中で 十字架に架けられているのは23人、しかも 顔立ちは西洋人、執行人側は 中国人の服装をしている

奇妙な点も多いが、 日本に関する知識や情報の乏しい時代だったし、描いた画家が 中国人だったという説もある 


いずれにせよ、 茨の道を歩んだ キリシタンたちの苦悶が偲ばれます




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05.   「 モンテの砦 」からは 街が一望出来るが     左側の 奇妙な形の建物が 

夜間 ド派手なイルミネーションで 人々を驚かす 「 グランド・リスボア・マカオ ホテル 」

こちらは 現代版 マカオのランドマークと言えるでしょう

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06.    「 セナド広場 Largo do Senado 」は いつも 人でいっぱい


パステルカラーの異国情緒豊かな コロニアル的建物に囲まれ、

ポルトガルの熟練工の手による 白とグレーの波模様の石畳が 敷き詰められている

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07.    開店祝い、 南国的色調の生花です !     パジャマ屋さん ・・・

来る人 行く人、みんな 同じメーカーの 同じ菓子袋を持っていたのが とても面白かった

多分 何かにつけて お祝いやお土産に重宝される ” 国民的お菓子 ”なのでしょう

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08.    さて、街のあちこちに ポルトガルの面影を偲ばせる建物がある 


    

これは  「 民政総署 Edifico do Leal Senedo 」1784年

ポルトガル植民地時代、統治の中枢だった建物ですが 

特に ” アズレージョ( 模様が描かれたタイル )”が まさに ポルトガル !

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09.   カテドラルや教会、 総督屋敷や病院・孤児院、 議事堂や図書館、 庭園や公園、 貿易商の館など

ポルトガルの統治によって 今日に残された施設の数々ですが  雑然としたマカオの市内の

いわば ” エキゾチックなオアシス ”となっている


コロニアル( 植民地風 colonial : 統治国の様式を 植民地の気候風土に合わせた )建築が

まさに マカオの魅力の発信源だと言えるでしょう

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10.    結婚式に参列 カナ・・

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11.    店先、 路上、 路地裏、、  テーブルを囲んで 熱心に麻雀などを楽しむ人々

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12.    ” お客は 寝て待て ! ”  ”  品物は年代物  お婆さん、あなたもネ happy01     ”

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因みに ポルトガルが マカオに司教区を開いたのが 1576年、 

正式にマカオを 中国に返還したのが 実に 1999年、 400年以上の長きにわたる 支配でした

その割には マカオは 自分らしさを失わず 大らかな発展を遂げてきたように 見受けられます

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今回の旅行でも

雑然としたマカオの街では いろいろ 怖いこともあるのではないかと 実は 心配したのですが、 

人々は みんなとても親切で 素朴、 それに アジア特有の活気が 街に満ち溢れていました



 
ポルトガル的なもの、もそうですが   何と言っても 中国的なもの、 それこそ 

マカオの活気の 大きな原動力 と 言えるかも知れません

次回は  その中国的なもを 見てみましょう ~~

2013年6月 1日 (土)

「マカオ」 見てください アパート群、苦心の窓辺

香港が英領だったのに対し、 マカオはポルトガル領だった

そして、  住んでいる人の 9割が 漢民族だという


道教の寺院と カトリックの教会が 混在している

エキゾチック ・ タウン     興味津々で マカオに出かけました




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01.   朝 日本を出て香港着  そのあと すぐに ” 高速ジェット船 ”で マカオに向ったが

結局 到着したのは日没後、  繁華街のまばゆい電飾がお出迎え・・  その派手さに度肝を抜かれた!

生き物のように 色・形がどんどん変化する、、、 まるで ビル自体が発光体のようだ

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(  グランド・リスボア・マカオ ホテル  )







02.   成田からマカオまで 飛行機・船と 荷物はベルトコンベアでお任せ、、 のはずだったが

結局、 国境の出入国手続きなど、一部 荷物は自分で運ぶことになり 想像よりかなり手間と時間がかかってしまった

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(  赤いのが  高速ジェット船  )






03.   翌朝 自然光!の中で 街に目をやると  高層ビルと古いアパートが共存している

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04.    ” 貧しい ” という言葉は 当たらない ・・・  

苦心惨憺 狭い住居の隅々まで使い尽くそうという 情熱と知恵とエネルギーが 満ち溢れていた !

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05.    土地・財産の安泰、 商売繁盛などを祈るのだろうか 

街のあちこちに 小さな廟があり  お線香を絶やすことがない

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06.     花も添えられて・・

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07.    とにかく 窓辺を ギリギリまで部屋の延長として 使っているのかも知れませんね

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08.   束ねられた電線、  こればかりは 漏電しないかと 流石にハラハラします~
 

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09.    さて、 マカオの街で目立つのが  食堂とお菓子屋 漢方薬局と干し肉屋  そしてこの「 金行 」 

日本で言えば いわゆる  ジュエリー店だが、    マカオのそれには

” 真珠や翡翠 ” などを扱う店と  ” 金 ” を扱う店がある

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10.     これらの宝飾は お洒落のためというより ” 蓄財目的 ”

店の中 ずらりと並んだ椅子で  真剣な商談が行われる ・・・ 
  

ベビーカーを押してきた 若い人たちも 蓄えを ” 金 ”に替えておこうと 真剣そのもの !


「 金行 」は 巷の「 銀行 」に違いない

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11.     頽れそうな木造の向こうに ポルトガル様式の 美しい建物がそびえている

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12.    この路地の向こうに どんな混沌と どんな文化の競演が 待っているだろうか

ワクワクしながら 街の雑踏に 呑み込まれた ・・・

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(   マカオ  続きます   )

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