マカオは娯楽先進国 ” カジノは立派な国策デス !”
マカオでは ごくありふれた 中国的な庶民の生活が営まれているけれど
華やかで非日常的、 一見 ”虚構 ”とすら言えそうな世界が 確かに存在していました
01. マカオの ランドマーク、 ” ホテル・グランドリスボア ”のロビーには
巨大な翡翠の原石の彫り物や ジオラマ風 金の芸術品などが ずらりと並んでいます
02. ” グランド・エンペラー・ホテル ”は 何故か 英国風
玄関前では 衛兵の交代式が行われ、
ロビーの壁には エリザベス女王の肖像画、 床には ” 金の延べ棒 ”が びっしり嵌め込まれている
03. 一種の成金的な こうした華やかな世界は、
マカオの 特殊で表層的な一面に過ぎないと 見えるかもしれない
しかし、 こういうものが マカオの経済力を支え、 結果的に 庶民の喜びを生み出す力となっているのです~
04. ホテル・リスボアの 麺レストランで 「 刀削麺 」と「 一本麺 」をいただきました
調理場がガラス張りで 見事な腕裁きにしばし見とれました~~
( 右下 どんぶりの中の麺は 全部が一本につながっている ! )
05. 麺をいただいた同じフロアから ” カジノ ”を見下ろすことが出来ます
中では 写真は禁止ですが 遠目にも その熱気が伝わります
” カジノ ”は 1847年に 当時の統治者 ポルトガル政府から認可されて以来、160年の歴史があり
最近では アメリカ資本も入り、 ラスベガスの収益を越えてしまったらしい
06. ” カジノ ”は 入ってみて驚きました 金持ち風ばかりではなく、
極々 一般的な人々 それも 結構若い人たちであふれておりました
サイコロや ブラックジャック バカラやルーレット 石取りやスロットマシン などなど
そう、 いわば ” 賭け事付き ゲームセンター ” なのです
( 因みに 簡単にスッてしまうに決まっているので 私は手は出しませんでしたヨ )
( 現実のマカオの生活の写真を一枚! 街角の洗濯屋さん )
07. こちらは 街角の漢方薬局
08. さて マカオ市の南には 三本の巨大な大橋で つながっている
マカオの3倍くらいの大きさの島がある
巨大資本が投入された その超近代的 大開発プロジェクトは
ホテル群 公園などを含む あらゆる娯楽の施設からなる 新しいリゾート地、
いわば アジアン・ラスベガスを 目指している
運賃無料のバスが 夥しい人々を どんどん その地に運んで行く !
みんな わくわくしながら、 ディズニーランドに行くような気分で 出かけていくのですよ
私も なんとか そのバスに乗り込みました ” 遊びってヤツは 本当にエネルギーが要るのですね~~ ”
09. ヴェニスを 再現したホテルとか ショッピング・劇場やカジノを供えたホテルとか ・・・
バスのフロントガラスの向こうに 「 夢の街 City of Dreams 」 が現れました!
10. 当夜は そこで 「 The House of Dancing Water Show 」を見物
水をテーマとした 複合エンターテイメントなのですが、 あまりの出来栄えに こう思いました
” これは 絶対 アメリカの 資本とノウハウが 入っているに違いない ” と
因みに こちらも ラスベガス・ショウの水準を 越えておりました !
11. 水あり・水無し 場面展開の速さ 出し物の種類の多様さ 出演者の能力の高さ・・
口下手な私には とても 全容を解説できませんが とにかく 一度観覧をお勧めします~
因みに わたしは 14、000円ほどの席でした・・
12. さて マカオの旅を満喫したあかつきに 買ったお土産は ポルトガル菓子の
「 カスタードタルト 」と 月餅のような中国菓子 「 老婆餅 」
老婆 は お婆さんという意味ではなく 奥さんという意味らしいのですが
なんだか 共食いにならないといいのだけど! と思いながら いただきました ~
お味は とっても美味しかったのですけどネ !!
古い中国の伝統と エキゾチックなポルトガルの臭いを持つ マカオはとても魅力的でしたが
他方、 カジノや ショウなどを楽しむ ” アメリカ的 マカオ ” にも 目を見張らずにおられず、
結局のところ 最近のマカオは 世界に冠たる 娯楽先進国なのだと、 思い知った旅となりました ・・・
実際 マカオにやって来るお客は 中国本土からの観光客が ほとんどのように見受けられましたが
職の創出や 経済収益という観点からは ” アメリカ的 マカオ ”が
マカオの人たちに 測り知れない利益を もたらしているに違いありません !