とてつもない規模「大王わさび農場」と 泣けるように清らかな川
わさびの育成には 淀むことのない 低温の清らかな水流が不可欠です
長野県安曇野にある わさび農場は 北アルプスからの ひんやりした 豊かな湧水を利用している
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01. ” 清らか ” という以外 言葉が見つかりません ・・
02. ここ 「 大王わさび農場 」は 日本最大の わさび園
私の想像を 遥かに超える とてつもない規模の わさび田でした
このような 幾筋もの 縦縞模様が 延々と続き 、、、
03. ”中の島 ” を越えて行くと、 また 次から次へ 別な 縦縞わさび田が 現れます!
04. わさび田に引かれる湧水は 一日12万トン、 水温は常に12度、
この水路を 長靴を履いた職員が行き来しながら 作業を行うが
水温も一定であるし、 わさびは 年間を通して 収穫できるそうだ
( まるで 川の流れそのものを イメージさせる わさび田の連なり )
05. そばで見ると 結構な流水量です !
わさびは 直射日光に弱いので、4~9月は 黒い寒冷紗で覆われる
この日は 10月末、 布は黒い棒状に巻き取ってあり、 わさびが見えてラッキーでした!
06. ところで、 「大王」とは 敷地内にある 「大王神社」に 由来し、
伝承によれば この洞穴の奥に その八面大王の胴体部分が 埋葬されていると言うことです
1917年 小規模なわさび田の開墾から 今日を築いた 創業者の家族の銅像もありました
07. わさび田の 東側には 「犀川」が、 西側には この「蓼川」が 流れている
蓼川には 水車小屋が3つ、 さらに 川下にはいくつもの道祖神が並び、
この上ない情緒を 醸し出している ・・・
08. 素人カメラマンでも 泣けてくるような美しいシチュエーションですが、
NHKの朝ドラも、 また有名な黒沢明監督も 映画 「夢」で、 この場所を使ったそうですよ
方丈記の 鴨長明さんは、 人生にも似た もっと 濁った流れを思い描いたとは思いますが ・・・
09. 「 ゆく川の流れは絶えずして、しかも 元の水に非ず 」
10. 安曇野北部、 青き山々に対峙する斜面では 収穫の済んだ ワイン用のぶどう畑が
なお 赤き葉を輝かせておりました
11. ドイツや フランスのぶどう畑とは 面積で 比べものにならないが、
この日差しと乾燥具合からすれば、 きっと美味しい日本製ワインが出来ることでしょう !
12. お土産コーナーでは 数々の試食品が 惜しげもなく振る舞われていました
お菓子から 漬物や佃煮まで、 端から端までトライしたことは言うまでもありません ^&^
山々が雪の帽子をかぶる頃は また一際魅力的だと、
安曇野を得意とする 画家さんもおっしゃっていました
またその頃、別な顔の安曇野に 再び出会ってみたいものです!