「レマン湖で遊覧船に乗る」 「シヨン城は横顔が美しい」
天気にも恵まれ、スイスアルプスで 数々の素晴らしいトレッキングを満喫したあと
ちょうど帰国経路にある 有名な保養地 「 レマン湖 Lac Leman 」 に寄ってみた。
01. ジュネーブとイタリアの保養地・ロカルノとの間を 東西に走る鉄道に乗って
スイスアルプスの麓からレマン湖方面に向かった。 可愛い子供たちは夏休みの林間学校だろう。
02. やがて 三日月形をしたレマン湖の東端にある スイス有数のリゾート地
「 モントルー Montreux 」 に到着
03. モントルーからは レマン湖を巡る観光船が出ている。 遊覧船は観光クルーズに
欠かせないものではあるが、 同時に地元民にとっても 対岸の街々に渡る重要な渡し舟となっている。
ちょうど 首長恐竜のような形をしたレマン湖、 船がなかったら 向こう岸に見える街へ行くにも
相当な回り道が強いられるでしょう。
04. レマン湖は スイスとフランスの国境上に存在し、 その5分の3がスイスに
5分の2がフランスに属している。 いずれにせよフランス語圏だ。
05. スイスや北イタリアの湖水地方は 気候が温暖で 地中海沿いとも見まがう
風光明媚なリゾート基地となっている。 山肌に居並ぶ高級別荘や日光浴する人々を見る楽しさは
湖面の向こうににそびえるアルプスを見る歓びにも負けない。
06. そうこうするうち 「 シヨン城 Chateau de Chillon 」 に着いた。
シヨン城は12世紀からの記録があるが、 湖に突き出た城が建っている岩には
原始時代から人が住んでいたとされる。
城は見る方向で 随分と顔が違う。 城の正面は山側を向いていて 湖側がいわば背中にあたる。
07. 石壁の内側に 木製の城壁が巡らされている。
08. 歴史を物語る数々の調度品の他、 地下にはワイン樽が貯蔵されていて
別室には昔のトイレ穴が並んでいた。 穴からは湖面が見える。
09. ところで、シヨン城と言えば イギリスの詩人バイロンが書いた詩、
「 シヨンの囚人 」「 シヨン城詩 」 の舞台として知られている。 昔の地下牢の石柱に
バイロンによる詩が刻まれていた。 写真はボケてしまい失敗でしたが ・・
10. さて シヨン城から また別の船でモントルーに引き返すことに。
ここでも子供たちと一緒になった。 レマン湖周辺には 別荘や保養所・ホテルなどの他、
沢山の ’ コロニー施設 ( 長いバカンスのあいだ 子供たちが親元を離れ 団体生活を送る
林間学校みたいなところ ) ’ があるのかも知れない。
11. ところで レマン湖には モントルーの他 ミネラルウオーターで有名なエビアン、
国際オリンピック委員会IOC、国際柔道連盟、国際スケート連盟などがあり 国際バレエコンクールでも
有名なローザンヌ、 そして湖の西端にはかのジュネーブがある。
12. シヨン城の西側 美人さんは横顔がさらに美しく見えるらしいけど
シヨン城も ’ 横顔 ’ が美しい !?
13. モントルーに帰ってから 市内を散策。 丘からレマン湖を見晴らす。
このあと ジュネーブまで電車で移動。 そして帰国の途に着きました。
昔は 日本人の好きな国、憧れの国と言ったら 必ずスイスが一番でしたが
グローバリゼーションが進み、情報も広く厚く瞬時に拡散する便利な時代となり、
人々の趣味趣向も多種多様になりました。
それでも アルプスの美しさ 素晴らしさ もの凄さ、、、
スイスが一番だナアと言う人は きっと沢山いるでしょう。
穏やかな湖水風景を前に トレッキングが無事終了したことに感謝、感謝でした ・・・
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