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2022年12月16日 (金)

観音崎から浦賀水道を・「城ヶ島」利休鼠の雨の色ではなかったけど

01. ここは 三浦半島の 「観音崎灯台」


三浦半島と房総半島に挟まれた 東京湾の

浦賀水道を 航行する船に 灯りを届ける。

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02. 1869・明治2年に建設された

日本初の洋式灯台だ。

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03. 地図で見ると 「観音崎」 の

立ち位置が よく分かる。

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04. 観音崎からは 東京湾の一番狭い海域を 

多くの船が航行する様がよく見える。

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05. 貨物船の北側が、 房総半島富津岬の


細長く突き出した砂州の最先端に建つ 展望台・

五葉松をかたどった 「明治百年記念展望塔」。


そのさらに北側に 神奈川と千葉を結ぶ

「アクアライン」 が見える。


望遠レンズと言うのは面白い光景を捉えるものだ。

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06. さて、次に私は 三浦半島最南端の

「城ヶ島」 にやって来た。


強風で 樹木が北側になびいて育っているものの

総じて 穏やかな島の風景に思えた。

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07. ところが、1kmほど歩き 島の断崖に

到達すると 何とも荒々しい風景が現れた! 


ここは 毎冬 千島列島から飛来する千羽の

ウミウが乱舞する断崖として 有名だ。

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08. この島を訪れる前は 北原白秋作詞の

有名な歌 「城ヶ島の雨」 のお陰で、 私は

うら寂しい叙情的な島の姿を想像していたのだが、


明快でダイナミック 荒削りな風景を目にして

大変驚いてしまった。

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09. 上から見た 「赤羽根崎・馬の背洞門」 ↓


ところで、「城ヶ島の雨」 の歌詞は次の通り。

 


” 雨はふるふる 城ヶ島の磯に 利休鼠の雨がふる

雨は眞珠か 夜明の霧か それともわたしの忍び泣き

*   *

舟はゆくゆく 通り矢のはなを 濡れて帆あげたぬしの舟

ええ 舟は櫓でやる 櫓は唄でやる 唄は船頭さんの心意気

雨はふるふる 日はうす曇る 舟はゆくゆく 帆がかすむ ”

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                     ( ウミウのモニュメント )

 

 

 

10. 横から見た 「馬の背洞門」


歌詞にある ” 利休鼠 ” とは 利休に因む

茶の色と ねずみ色が混ざった暗緑褐色のこと。


そぼ降る雨の 何とも侘しい情景が想像される・・

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11. 半島と島を繋ぐ 「城ヶ島大橋」 575m


歌詞中の ” 通り矢 ” は この瀬のこと。

 

橋の無い時代 狭い海峡を行き来した船に 

心を投げかけた様子が偲ばれる。

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12. ところで、白秋がこの詩を書いた時期は


隣家の人妻・松下俊子と恋愛関係に陥り、

その夫から姦通罪で訴えられ、 収監されるも 

2週間で釈放。 その翌年 27歳の白秋は

俊子と結婚し 東京から三崎へと逃避行。


その前年には 白秋の実家が焼失・破産。 

三崎では極貧のドン底新婚生活を送ったと言う。

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13. 実は 曲の後半、 舟はゆくゆく~ から 

は、 明るく力強い曲調に転じている。


その後 実績を重ね 名を上げていく白秋の人生を

暗示するかのようだ。

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もともと 城ヶ島自体に 日本的な哀愁の湿り気

を感じていた私だが、 この日を境に

 

人の人生に明暗があるように 城ヶ島にも

様々な季節と表情があるのだ、 と

改めて納得したのでした。

 

 

因みに You Tubeには 多くの有名歌手が

歌う 「城ヶ島の雨」 がアップされており


それぞれ趣きが異なり 大変興味深かった・・

 

 

 

 

*    *    *    *    *

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コメント

bellaさん、こんばんは(^o^)/!
このところ私の体(頚椎と前立腺)の調子が悪いせいか、PCも調子悪くて・・・(^_^;;アセッ!
城ヶ島の名は何度も聞いたことがあり、知ってはいるものの訪れたことはやはりありません (>_<)!
白秋がこの地にご縁があったとは知りませんでした。白秋と言えば、九州・柳川の出身ではなかったでしょうか?まだ10代の頃、九州を旅した際に白秋生家を訪れたことがあります。

今から30年以上前、バブルの時代に個人で”赤帽”をやっていました。時には首都圏へも行くことがあり、当時は途中で横浜ベイブリッジを走ったりドライブもかねて楽しく仕事をしていました。けど残念ながら、アクアラインはまだ未完成で、未だ走ったことはなく、いつかドライブしてみたいところです。
千葉県内にはヤマトタケルノミコトとお妃の弟橘姫を祀る神社も多くありますし、チャンスがあればもう一度行ってみたいです。

今夜も楽しいバーチャル旅行、ありがとうございました。
続きも楽しみにしています (^_^)ニコッ!

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