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2022年11月25日 (金)

横須賀湾 日露戦争で大活躍・軍艦三笠の「三笠記念艦」

01. 横須賀湾の三笠公園には 軍艦三笠を

港に復元設置した 「三笠記念艦」 がある。 

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( 銅像は 司令長官東郷平八郎 )

 

 

 


02. 日清戦争に勝利したあと、東洋への進出を

窺うロシアを警戒して 日英同盟を結んだ日本は 


1905年までに 多くの軍艦を

造船技術に優れたイギリスで建造した。

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    ( 三笠船首の菊の紋章が印象的 )

 

 

 


03. その軍艦は、 30cmの主砲を4門備えた 

当時世界最大級の ’戦艦三笠’ を含む 


6艘の戦艦艦隊と 6隻の装甲巡洋艦艦隊

から成る 計12隻の 対ロシア艦隊だった。

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04. ところで 歴史上 語り継がれて

来た 世界三大記念艦と言うのがある。


一つが日本の 「三笠」 上、  と


トラファルガーの海戦(1805)で戦った  

英国の「ヴィクトリー」 左下 と

米英戦争(1815)で活躍した 米国の

「コンスティチューション」 右下 だ。

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05. さて 日露戦争の勃発前 戦いに備え

 

ロシアは 旅順に 「旅順艦隊」、

ロシア本国に 「バルチック艦隊」という

 

二つの強力な艦隊組織を構築していた。

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06. 1904年の黄海海戦 (日露戦争)で 

連合艦隊の旗艦として出港した三笠は 


20か所以上被弾しながらも、  まずは 

ロシア 「旅順艦隊」 の方を 辛くも退ける。

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07. 続いて 艦艇の修復を終えた連合艦隊は

1905年対馬海峡で ロシア 「バルチック艦隊」

の大半を撃沈・拿捕することに成功し、 

 

「日本海海戦」に於ける 大勝利を収めた。

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( 海上に浮かぶのは 古来より様々な軍事勢力

の基地となった 「猿島」 )

 

 

 

 

08. この時 司令長官東郷平八郎は 仲間の艦隊に 

”皇国の荒廃この一戦にあり。各員一層奮闘努力せよ”

という有名な文章を送った。

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09. また 東郷平八郎は艦隊の指揮を執るため、

 

吹きさらしの 敵の砲弾が集中する旗艦指揮司令塔に

立ち続け 全艦を鼓舞したと言われている。

09_20221125144301

( 羅針盤はレプリカだが 立ち位置はこの辺り。

羅針盤は 鉄類が近づき誤差が生ずるのを防ぐため

実際は 釣床で覆われていた。)

 

 

 


10. 甲板には 強大なロシアのバルチック艦隊を

迎え撃つべく 長剣 (一文字吉房) を突いて立つ

東郷の姿を描いた ”三笠艦橋の図 ” があった。
 


人形などによる展示もあり 当時のアナログ的な

人海戦術の苦労が偲ばれた。

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11. 日露戦争で大役を果たした三笠だったが 

終戦直後1905年9月 国内 佐世保港内で

皮肉にも 爆発事故により沈没してしまう。

 

後に 引き上げられ 修復を経て 旗艦として

復帰したものの、 やがて廃艦・解体へと

向かう運命が待っていた。

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12. が、日本海海戦の旗艦として栄光に輝いた

三笠の保存を望む声は大きく、  結局 


港にコンクリートで固定される形で復活、

1961年 日本海海戦に勝利した日に

「三笠記念艦」 の復元記念式が行われた。

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13. 因みに敗戦後 連合国の占領下に入ると、

娯楽施設が少ない横須賀で、三笠に 将兵向けの

キャバレーや水族館が作られたこともあった。右下


左上と右上は ロシアの 「旅順艦隊」 と

「バルチック艦隊」 に属していた旗艦戦艦。

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左下は 日露戦争後 さらに大きな船が必要だと

痛感したイギリスが 英知を傾けて建造した

戦艦 「ドレッドノート」。

 

従来の戦艦の2倍の砲力があり、 私たちが

たまに使う ”超ド級 ” という表現のド、

は 識者によれば 戦艦ドレッドノートが 

由来だそうだ。 

 

 

 

 

*    *    *    *    *

 

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コメント

bellaさん、こんばんは(^o^)/!
今回も横須賀巡りの旅ですね。
恥ずかしながら”軍艦三笠”は知りませんでした (^_^;;ハズイ!
日露戦争で東郷元帥が指揮した軍艦でしたか?!
東郷元帥は歴史で習っただけでなく、亡き祖父が残したアルバムにも写真があります。
それだけに感慨深いものがあります。

しかし鎖国していた江戸時代から開国し、明治の時代へ遷ってまだ数十年で大国である清(中国)やロシアを相手に勝ってしまうのですから・・・今思えば「信じられない」ほどの奇跡ですよね。
でもこれこそが日本人の神髄なのかも・・・と思ったりする私です。

今夜も楽しいバーチャル旅行、ありがとうございました。
次はどこかなぁ・・・?

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