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2022年7月

2022年7月29日 (金)

ストラスブール ロマンチック市内見物 炎舞うタルト・フランベ

01.独仏国境に位置する古都、ストラスブール

 

イル川クルーズのあと、 大聖堂前広場から

プチトランに乗って市内見物に出かけた。

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02.  「 プティット フランス 」

中世の木組みの家々が残る イル川沿いの

最も美しい地区。 

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03. 川沿いに建つ 昔の皮なめし業者の家

(Maison des Tanneurs 1572年)


現在は雨戸が設けられているが かつては

皮を干すために窓が大きく開けられていた。

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04. 「ブレッツェル」  岩塩とクミンの種が

まぶされた塩味の硬いパン。 

 

今 ここに 皮なめし産業がある訳ではないけれど

皮ベルトを売る人がいた !

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05. クルーズ船で体験した 楽しい閘門通過。


木橋が渡されており 陸側からも水位の上げ下げ

を見物出来る。  素晴らしいアトラクションだ。

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06. 「ヴォーバン・ダム」 17世紀、 

ダムだが 屋根付きの建物の様にも見える。

 

これは 敵に襲われた時の防御拠点で、

水門を一挙に開けると 南側に洪水が起こり

敵を襲う仕組みとなっている。

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07. クルーズ船から街を、 街から船を見る。

 

どちらも最高の風景画 !

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08.   校外学習

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09. ロマンチックな風景画 !?

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10.  プチトランは 街の中心部に戻り ~

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11. やがて

ストラスブールは 宵闇をまとう

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12. レストランでは アルザス特有の料理を

アルザス特有の 白ワイングラスで楽しんだ。

 

’キャラフ壺’ は 意図的に ワインを空気に

触れさせる役割があるのだが、 

 

ボトル一本では多過ぎるが グラス一杯では

少な過ぎる、 という時に便利なアイテムだ。

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13. 当夜のデザートは 「タルト・フランベ」

Tarte Flambee は アルザス特有の焼き菓子だ。

 

チーズ 玉ねぎ サワークリームなどを乗せた

ピザ系のタルトもあるが、

 


何といっても アップル・フランベ が最高だ !

薄切りのりんごに シナモンをまぶし、

カルヴァドスを振り掛けたら 火を付ける。

 

薄紫の炎が 小さな妖精のように舞う。

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隣りのテーブルのフランス人たちと 親しくなり

一くさり レクチャーしてもらった。

 

私たちは この半分の大きさを注文して

” 炎の舞 ” を動画に収め、


ストラスブールの 実に佳き思い出となった。

 

 

 

*    *    *    *    *

 

 

 

 

2022年7月22日 (金)

ストラスブール・イル川クルーズ 楽しい閘門体験 EUの国際会議場も

ストラスブールは ライン川の支流のイル川や

運河に囲まれた 美しい街だ。


観光の目玉として大人気の

イル川クルーズに出かけた。

 

 

01. ロアン宮前の船乗り場から出発、

旧市街の周辺を巡る 約70分の船旅となる。

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02. 屋根の向こうに見えるのは

「 裁判所 Palais de Justice 」

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03.次の建物は 「旧税関 Ancienne Douane」。

 
14世紀 ストラスブールの商業の繁栄を支えた建物。

今は 大きなレストランとなっている。

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04. 世界のどこの橋にも 悲喜こもごもの

物語りがある。  ストラスブールの


この橋からは 親族や嬰児を殺した罪人が

檻に入れられ川に沈められたそうだ。

 

現代は プチトランと交差して 笑顔を交わす

平和な様相に ホッとさせられる。

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05.「プティット フランス La Petite France」

ストラスブールの華ともいえる美しい地区だが

 

中世、このあたりは大量の水を必要とする

皮なめし職人が集まる地区で、

皮革の独特の悪臭が漂う町だったと言う。

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06. さて、クルーズには 幾つかの閘門を

くぐり抜けるという 思いがけなくも楽しい

”アトラクション” があった。


木枠の向こう側と 水位が同じになるまで

ひたすら待つのだが、 イライラもせず

目を輝かせて その仕組みに見入った!

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07. さて、「プティット フランス地区」 には

かつては 天然痘、そしてその後 性病患者を

隔離する病院があった。

 

 

シャルル8世の時代、ナポリを包囲した傭兵達が

戦地から持ち帰った梅毒が この辺りに蔓延し、


彼らが持ち込んだ病気は ’フランス病’ と呼ばれ

地区の名も 「Petite France」 となった。

 

 

従ってこの辺りは ”場末” だった訳で

現在の繁栄からは とても想像がつかない !

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08.「ヴォーバン・ダム 1681年」(左下) 

水量調節や 要塞の役割があった。

 

「ポン・クヴェール 1200年」(右下) 

Pont couvert という名の通り かつては

橋は屋根で覆われていて、 橋には

多くの塔 (現在は4つ) が付随していた。

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09. また 別な閘門を通過。

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10. 閘門の隣りを並走する激しい流れ!


「サン・ポール教会 」19C末 (左下)

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11.「 アルテ Arte」 は独仏共同出資の放送局。


ここでは フランス語とドイツ語で番組が制作され、

両国ばかりでなく、スイス オランダ ベルギー

カナダ イタリア ルクセンブルク オーストリア

などでも放送されている。

 

1990年 独仏間で調印・発足したアルテ放送局

の形態は非常に珍しい。  日本の識者によれば

アルテでは 質の高い番組が作られているそうだ。

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12.そして 「 欧州議会 Parlement Europeen」


ヨーロッパの平和は まずは独仏の和解から、

という概念を元に 1949年に欧州評議会が

ストラスブールに置かれたが、 その後 現在


EUには28か国の加盟国 そして諸機関も増え、

この様に 立派な建物が続々増設されている。

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13. しかし、最近のEU関係の国際会議は 

ストラスブールよりブラッセルに 多く 移行

されがちだと言う。      そう言えば


ブラッセルには EUと NATOの本部があり、

いつの間にか

欧州そして欧米の政治の中心地となっていた!

 


大国間の力関係 言語上の問題 地理的便利さ

などから  ベルギーなら妥協できる、 

文句が出ずらい というのが理由らしい。 

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実際 ヨーロッパのやや内陸にある 地方都市・

ストラスブールより  国際ハブ空港がある

ブラッセルは 国際会議にはすごく便利だと思う。 

 

 


こうしてクルーズで 美しいストラスブールを

楽しんだ事を思い出すと、 


近頃 テレビで EU会議のニュースを見る度

それが ストラスブールか ブラッセルか

とても気になるわたしです ・・・

 

 

 


*    *    *    *    *

 

 

 

 

2022年7月15日 (金)

バラ色のストラスブール大聖堂 無表情・棒立ちは無し!驚きの彫像群

「ストラスブール Strasbourg」 は

ドイツとの国境近く、ライン川の左岸に 

フランス最大の河川港を持つ大都市だ。

 

 

01. 「ストラスブール大聖堂」 はそのシンボル。

( Cathedrale Notre Dame de Strasbourg)


高さ142mもあるその姿を 丸ごと 一気に

カメラで収めることは なかなか難しい。 

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02.創建は11世紀、尖塔は1439年の完成だ。


西欧の大聖堂は どんなに立派でも  滅多に

驚かない私だが、 レース飾りのような繊細な

美しさと色と 完成度に心を奪われた。

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03. 正面(西側)の 賑やかな門前通り

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04. 正面には見事な彫刻が施された

3つのファサードがあるが、 

 

中央のタンパンには 最後の晩餐 復活など

キリストの生涯が描かれている。 

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05. 左右のファサードにも 表現力豊かで 

エモーショナルな彫像群(14世紀)が立っている。

 

左壁の3体は 誘惑の象徴像 ’愚かな乙女たち’。

リンゴを持つ男の誘惑に負け堕落の運命を辿る。

 

右壁は イエスと ’賢き乙女たち’。 彼女らは

正しい道を照らすランプをしっかり掲げている。

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06. 大聖堂内外に散りばめられた数千の彫像群は

日本で言えば ’軍神’ のように 


棒立ちとはほど遠い 驚くほどダイナミックな

立ち姿と 豊かな表情で 語りかけてくる。

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07. 大聖堂前広場

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08. さて 聖堂内に入ると 高さ18mの

「天文時計」 が待っている。 毎日12時半に

からくり人形が動き出すが (見るのは有料)、


この装置は いわゆる天文時計 Horloge Astronomique 

であり、 太陽の動き 月の満ち欠け 季節 月 年 

黄道十二星座 いくつかの惑星の位置まで示す

大型精密機器なのだ。

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09. 正面右手から 332段の石段を登ると、

高さ66mの屋上展望台から 

ストラスブール市街を一望出来る。

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10. 校外学習

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11. 美人さんたち

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12. さて、カテドラルは 

ヴォージュ産の砂岩を建材としており

日中でも独特なバラ色をしているが、

 

夕日に染まるこの茜色の大聖堂を見た人が 

何人いるだろうか ・・

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13. そして 茶褐色の木立を 

見事な紅葉に染めたのも  

秋の夕日の ほんの一瞬の仕業だった。

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翌日は 船で運河を巡り、

プチトランで 街角を巡る予定だ 。。。

 

 


*   *   *   *   *

 

 

 

2022年7月 8日 (金)

今日の絵画 「  紫陽花 」 


猛烈な暑さが 一休みしたところだが、

 

今日は大きなニュースが国中を駆け巡っている。

 

ただただ 花を添えるばかりです ・・・

 

 

Hortensia

 

 

 

 

 


*   *   *   *   *

 

2022年7月 1日 (金)

コルマール ジブリ映画と自由の女神像と レストラン「シェ・アンシ」

01. 仏アルザス地方の 「コルマール Colmar」、

中世の木骨組の建物が 人々の目を惹きつける。

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02.「プフィスタの家 Maison Pfister」1537年


裕福な帽子商人のために建てられた館だが 今日は

19世紀末の所有者 Pfisterの名前で呼ばれている。

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03. 独特な雰囲気を持った 造りと絵だが、

16世紀 神聖ローマ帝国の皇帝や伝道者たち、

聖書の物語などが 描かれている。

 

スタジオジブリの映画 ”ハウルの動く城” の

街並みは アルザスにロケハンしたもので、 

特に このプフィスタの家はこのままの姿で

映画に登場している。

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04. アルザスワインなどのお土産、


ドイツ人観光客も沢山来ていた。

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05. さて、ロシュ川から水を引いた 街中を

巡る運河が コルマールの美しさを際立たせている。

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06. 運河と一体化したカフェやレストラン、

木立が垂れ込める緑のオアシス、 羨ましい風景だ。

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07. 街じゅうの運河全てを こうして花で飾る

のは並大抵の努力ではない。 季節や場所により


殺風景な!?風景に 出会うこともある。

この時は 運が良かったと思う!

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08. さて コルマールの各所にある銅像は

建築家であり彫刻家である 「バルトルディ」 

によって作られたものが多い。

 

彼の作品である アメリカに贈られた

「自由の女神像 1886年」 も

独仏間の領土争いの狭間で 犠牲となって来た

アルザスにも 平和が訪れるよう 祈りつつの

制作だったと言われる。

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上は ジュベンディの噴水

左下は パリ・リュクサンブール公園の自由の女神像

右下は コルマール市の入り口にある自由の女神像

 

 

 

 

09. もう一人コルマールが生んだ芸術家がいる。

「 Hansi アンシ 本名Jean-Jacques Waltz 」


彼は1873年コルマールに生まれ 画家となるが

第二次世界大戦中 反ドイツ的な活動で 

ゲシュタポに睨まれ、スイスに亡命した人だ。

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10, レストラン 「Chez Hansi シェ・アンシ」

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11. メニューは ソーセージ シュクルート

キルシュなど ご当地的なもので美味しかったが


特にお皿の アンシの描いた図柄が印象的だった。

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12. それに メットレス(フロア係) の衣装も

アルザス的で素敵だった。   私が彼女に


Tres belle robe! 綺麗な服ね、と褒めたら

Tres beau fransais! 綺麗なフランス語、と返された。

 

嬉しいのは嬉しかったが、  改めて 

男性形・女性形に使い分けられるフランス語に 

今さらながら へんに感動した。 

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13. アンシは イラストが今日有名だが

水彩画も多く描いている。

 

左下は 第一次大戦後 コルマールから

ドイツに帰還する人々。 

 

ドイツに敵対心を持つアンシの絵だったが、 

今や独仏の垣根を越えみんなに愛される芸術だ。

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ところで 上のフロア担当さんが 

” ハンシ ” と発音していたので

私もずっと ハンシと思っていた。


でも フランス語だから アンシが正解だ。

 

ドイツ語を話したり フランス語を話したり

アルザス語を話したりする地域ならではの

ことなのでしょう・・・

 

 

 

*   *   *   *   *

 

 

 

 

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