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2022年3月

2022年3月25日 (金)

今日の絵画 「 Lonely sunset 」 夕方はやっぱり寂しいね

スコットランドでの ある日の夕景

 


都会に出れば別だけど、 とにかく

人に会わない スコットランドの荒野、

 

日没の早い季節の旅路は 寂しくて

しかも 気持ちが焦りがち・・

 

 

Lonely-sunset

2022年3月18日 (金)

三保の松原・羽衣の松 70年も昔パリで能を演じたフランス女性がいた!

01. 2013年に 富士山と共に世界遺産に 

登録された 静岡市にある 「三保の松原」 

 

江戸時代から有名なこの風景を 私は一度見て

おきたいと お伊勢参りのあと立ち寄った。 

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02. まず鎮守の杜である 「御穂神社」 に

お参りして、 神社と羽衣の松を結ぶ 「神の道」 

を500mほど歩くと 松林に着いた。

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03. 樹齢2~300年の老松の並木の下

木道を歩くのは 最高に気分が良い。

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04. ビジターセンター付近から 松林に入ると

根っ子かと思うような 暴れ松もいた 、、

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05. 松林の向こうに 砂浜と太平洋が

透けて見える。 現在3万本余の松が生えて

 

いるが、 伐採 海岸浸食や 松枯れなどで 

その数は 昔より大幅に減ったと言う。

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06. 天女が羽衣をかけたとされる 「羽衣の松」

現在のものは 三代目だ。

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07. 初代は1707年の宝永大噴火の際

海に沈み、 樹齢650年の二代目クロマツは 

2013年に 立ち枯れのため伐採され、

この様な姿で保存されている。

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08. 幹曲がりの木は 子供が登ったり

アベックが座ったりするので 保護のため

柵を付けると言う。 


作業員がピンクや黄色の印しを付けていた。

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09. 御穂神社の離宮 「羽車神社」

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10. 「 羽衣の碑 (エレーヌの碑)」


この碑は 何のことやら意味が分からず

当日はスルーしてしまったが

後日調べてみてビックリ!

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       ( Helene Giuglaris 1916~1951 )

 

 

 

 

11.20世紀パリに 日本の能に生涯を捧げた

仏人女性 エレーヌ・ジュグラリス がいた。


彼女は能に深く興味を抱き、 羽衣伝説の

ストーリー 衣装 舞台などを独自で研究し、

東洋美術で有名なパリ・ギメ美術館で能を上演。

 

彼女は来日して 三保の松原を訪れる事を熱望

していたが 白血病で35歳で他界してしまう。

 


エレーヌの遺志に沿い 死の翌年1952年に

夫のマルセルが 彼女の遺髪と能衣装を携え来日、

それらを収めたのがこのエレーヌの碑だった!

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12. ところで エレーヌと この6歳年下の夫

マルセルの能楽研究は ギメー美術館の日本文化の

専門家・ルノンドーに負うところが大きかった。 


また能上演に当たって 歴代駐日フランス大使

6人の支援もあったようだ。

 

 


52日間の船旅で マルセルは妻の遺髪を携え

日本にやって来たが、 その後ジャーナリスト

 

となった彼は 2010年の死まで 

日本・アジアとの交流の懸け橋となり、 

日仏両国から勲章をもらっている。

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13. 因みに 2008年に専門家により

”エレーヌ” という新品種の薔薇が作られている。 

 


ところで フランス語ではエレーヌのことを

La Ballerina バレリーナと表現し、


羽衣は La celeste robe de plumes

つまり 羽製の天使の服 と表現される。


まずは バレエ・白鳥の湖しか頭に浮かばない。

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フランス語では表現しきれないような、

 

日本人にも難解な、 お能の世界を

理解し愛した フランス人がいたとは、、、

 

 


三保の松原を無邪気に訪れた私には

思いがけない ご褒美情報となったのでした!

 

 

 


*   *   *   *   *

 

2022年3月11日 (金)

豊川稲荷 千体のきつね塚 びっくり!高校生の一団が祈る風景

01. 「豊川稲荷」 は 愛知県豊川市にある

曹洞宗のお寺。  仏教寺院ではあるが

守り神がきつねというお稲荷さんで、

 


’霊狐塚 れいこづか’ には1000体以上 

の狐の石像が安置されている。

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02.豊川稲荷は 写真の赤い提灯に記されて

いるように、 荼枳尼天(だきにてん) を

鎮守としている。

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03.荼枳尼天は 稲束を担ぎ宝珠を持って 

白狐の背に乗り 岩の上を飛ぶ仏教の女神だが


その天女が乗るきつねの方が 

分かりやすい お寺のシンボルとなっている。

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04. お寺とお稲荷さんは 別物なのではと

私は思っていたが、 神仏分離令に基づいて

厳しく神仏を分離した 明治の一時期を除いて、


日本人は古来より ゆるやかに 上手に

神仏を混在させ 信仰してきたのだなあと

改めて 感じさせられた。

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05. 境内には 本殿のほか 各所に

鎮守堂 鐘楼堂 宝雲殿 万燈堂 三重塔等が

 

配され、 幾筋の小路に 紅白の千本のぼりが

居並び、 別世界に入り込んだ気分となる。

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06. さて 本殿の階段を上がり お祈りを

していると、 何やら 静かなるざわめきを

感じて 振り向いた。

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07. 高校生の一団がお祈りを捧げる、

想像を遥かに超えた 不思議な光景だった!

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08. 豊川稲荷で信者が 7回唱える真言は

” おんしらばった にりうんそわか ” だが、

 

こちらの生徒さん達が唱えるのは 全文暗記する

よう 学校で指導される ”寒巌禅師発願文・

かんがんぜんじほつがんもん” かも知れない。

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09. 彼らは豊川高校の生徒さん。


もともと曹洞宗寺院・豊川稲荷を母体とした 

僧侶の教育機関として創立された学校で、


現在も仏教精神に基づく教育が行われており

学生専用の座禅堂もあると言う。

 

お祈りのあと 彼らは並んで堂内に入った。

週一の仏教授業の一環だろう。

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10. さて境内には 何やら柱が建っていた。

丁度翌日から 秋季大祭・別名ちょうちん祭り

が開かれるところだ。

 


大屋根を設置して 直径5m高さ10mの

大提灯を2基 吊るすのだ。 吊り方は

毎年のことで 人力による合理的な組み立て

手順が決まっているらしい。

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11. 準備の様子はホームページから。

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12. 帰り道 今度はデジカメを持った

小学生の一団に遭遇した。  境内には

’ 映えスポット ’ が溢れてる。

 

お稲荷さんは こうして着々と 若人や

子供たちの心の故郷となっていく ・・

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13. お祭りは 残念ながら一日違いで

見られなかったので、

 

せめてもと 名物の稲荷寿司を買って帰った。

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*   *   *   *   *

 

 



2022年3月 4日 (金)

今日の絵画 「 コッツウォルズの風景 」


今回は イングランド・コッツウォルズ

「Calcot」 村の遠景

 


コッツウォルズ地方独特の ”ハチミツ色” 

の家並みが 雪景色と相まって輝いている。

 

 

イングランド中央部・コッツウォルズの、 

領地を仕切る ヘッジで区切られた 

なだらかな丘の風景は 英国の代表的な

美しい風景だ。

Cotswolds

 

 

コッツウォルズは ロンドンからも近く

英国で最も人気のある観光地の一つ。


バイブリ― スロータース ブロードウェイ

チッピング・カムデン ボートン・オンザ・ヒル

など 有名な町や村が目白押し。

 

 

 

イギリスびいきの日本人は多いと思うが、


”  不愛想な人間性と文化 ” の中で 

英国のとりえの一端が

 

風景とイングリッシュガーデン だ、 と

私は密かに思っている ・・

 

 

 


*   *   *   *   *

 

 

 

 

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