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2021年12月10日 (金)

台湾・台北故宮博物院 必見!角煮と白菜 宝物は何故台湾に来たか

台北には世界四大博物館の一つ 「故宮博物院」 

がある。   パリ・ルーブル美術館の38万点


に対し、 歴代中国皇帝のコレクションが

68万点も収蔵されているとは 驚きだ!

 

 

 


01.収蔵品は 陶磁器 書 絵画 玉器など

多岐にわたり、 全部見るには一生かかるので

ここでは ごく僅かな数点をかいつまんでみた。

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          (台北故宮博物院)

 

 

 


02. 「肉形石」6cm  豚の角煮!


天然石を元に 職人が細工・彩色して
 
角煮の毛穴や脂肪の質感を表現したもの。


柔らかい触感と 醤油と脂肪の匂いが漂う・・

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03. 「翠玉白菜」19cm  翡翠


清廉潔白の象徴の白菜に 子孫繁栄の象徴の

キリギリス イナゴ がたかっている。


原石の翡翠の色合いも 職人の技もすごい!

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04. 「蓮花型温椀」 磁器


繊細な薄さと 天の色と称される色合い、

手にしたら 羽のように軽いのでは ?!

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05. さて、 どうしてこれだけの宝物が 

台湾にあるのだろうか。   そもそも

 


中国4000年の宝物と共に 北京・紫禁城に

暮していたのが ラストエンペラー・溥儀。

溥儀の波乱の人生は 映画でも知られるが、 

 

結局のところ 孫文率いる新しい国・ 

中華民国が台頭すると 彼らが 清国から

紫禁城の宝物を受け継いだ。

 


けれど 1931年 日中戦争の勃発に伴い 

宝物は 南京の故宮博物院分館に避難させられ

さらに、  戦争の一層の激化に伴い、 


木箱に入れられた 計16,730箱もの

宝物は 山を越え川を渡り奥地へと運ばれ、 

 


成都近くの峨眉山、崖大仏で有名な重慶の楽山

などの疎開地に 戦争が終わるまで隠された。

05_20211210142001

 

 

 

06. しかし、日本が負けて敗走すると 

今度は 蒋介石率いる中華民国 (国民党) と

毛沢東率いる中国共産党との間に内戦が勃発する。

 

毛沢東に敗れた蒋介石は 中国大陸本土から撤退、

日本の植民地だった台湾に中華民国を樹立した。

 

 


撤退とは言え 台湾の中華民国こそ 正統な中国

であると考える蒋介石にとって、歴代皇帝の宝物

は この上なく重要な後ろ盾だったに違いない。

 

南京に集約されていた宝物は 

軍用船に乗せられて台湾へと運ばれた。 

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07. 「九層象牙球」 象牙の精緻な彫刻


装飾物それぞれ 1本の象牙を細工したもので

継ぎ目がないのだが、 特に球体に至っては 

内部が21層あり その一つひとつが回転する。

 

職人親子3代が百年がかりで彫り上げたそうだが

一体どうやって 内部まで彫り進めたのだろう!


今日 この技を受け継ぐものはいないと言う。

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08.  「木製多層套杯」


ロシアには 日本の ’入れ子’ がルーツと

されるマトリョーシカがあるが、 中国には

もっと昔から もっと精巧な入れ子があった。

 

木盃は 33個重ねられている。 一番外側の

盃の直径が十数cmだから 相当な超絶技巧

が無いと 33個も収まらないだろう !

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09. 「灰陶加彩仕女俑」 75.5cm

宮廷に使えた仕女の唐傭立女傭 (副葬品)

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10. 白磁器・像など 洗練された

白い宝物にも心惹かれる。

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11.日本では古来 人は梅や桜を愛でるが

中国では 桃に特別な思い入れがあると言う。


桃の花は 女性の美貌や恋を連想させ

桃の実は 長寿の象徴とされる。

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12.黄 緑 褐色の三色の釉薬を施した 唐三彩、

品のある青磁  水仙盆、 

白地にコバルトで染付された 青花皿・天球瓶、

 

テレビの鑑定団番組に出る前に こうした

本物をよく見て 目を養っておきましょう !? 

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13. 私は 台湾を周遊後、台北から

帰国の途に就いた。


バスで空港に向かう途中 目にしたのが

赤レンガ造りの 立派な 「総統府」。 

 

 

日本統治時代 1919年の完成だが 

第二次大戦中 米軍の爆撃で内部は全焼。


が、 取り壊されることなく 修復され

今日まで総統府として使われている。

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現在 中国4000年の皇帝の宝物は

蒋介石によって 台湾に運ばれて以来

台北と北京に分かれわかれとなっている。

 

 

どちらが より価値のあるものが多いかは

人によって判断が分かれるが



戦火に焼かれまいと 選び抜いて守り抜かれた

宝物が 結局台湾にやって来たが故に


台湾の宝物は 北京のに勝るかも 、、、

というのが 定説らしい。

 

 

 


台湾旅行編 終わりです

 

 

 


*   *   *   *   *

 

 

 

 

 

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コメント

bellaさん、こんばんは(^o^)/!
台湾旅行、今回は台北の故宮博物館の紹介、ありがとうございます。
中国4000年の歴史を誇るとよく言われますが、その長い歴史の中で生まれた数々の宝物・・・ほんのわずかでも拝見できて有難く思います。
しかし、近代の忌まわしい戦争によって、宝物たちが北京と台北に別れて展示されることになっていたとは・・・初めて知りました。
しかし逆にこれらの宝物が台湾にあるが故、中国が台湾を「一つの中国」として国家とみなさない理由なのかも・・・?と感じました。

今夜も楽しいバーチャル旅行、ありがとうございました。
次はどこかなぁ・・・?楽しみにしています (^_^)ニコッ!

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