台湾・十分のランタン上げ ”減肥成功””希望課業能順順”
台北市の東20km、「十分 シーフェン」
は ’天燈・ランタン上げ ’ で有名だ。
01. 本来は旧正月の行事なのだが、今や
観光の目玉として 季節・昼夜 を問わず
十分駅で天燈が上げられるようになった。
02. 天燈に願い事を書いて飛ばすのだが、
乙女の願いは万国共通!? ”減肥成功”
03. 単線の平渓線は、日中約1時間毎に
上下線1本の列車がこの駅で交差する。
列車が来ない時間帯は 沿線約300mに
観光客が入ることが許されている。
04. 構内・沿線には140軒もの店が
ズラリと並ぶが、 中には 店と台所
山積みの天燈と自分の食事、 が
混沌と溶け合う個人商店もあった。
05. 洋服の陳列パイプが丁度いい高さ!
天燈に 願い事を書きましょう。
06. 天燈は 色によって願い事の種類が
違うらしい。 真っ赤なこの天燈、
愛する二人のハートを代弁するかのようだ。
07. 天燈の真ん中に点燈するのだが、
真っすぐ天に上るよう 見知らぬ人も
手伝って、 平衡に枠を持ち合い
一 二 三 の掛け声と共に手を放す。
08.漢字の意味が分かると嬉しいものだ。
09. 線路をまたぐ陸橋にも
青や赤の照明が チカチカと輝く。
10. ” 美麗人になれますよう! ”
11. 台湾ランタンの店。
12. 旅行は 日程上自由がきかず
真昼間に天燈上げをする観光客も多い。
が、やっぱり天燈上げの醍醐味は夜だ!
8時半過ぎ いつの間にか
線路に人が集まり出した。 そんな中
” 飛ばしたランタン何処に行ってんやろ? ”
という大阪弁が聞こえて来た・・
13. 台湾の旧暦・元宵節には ランタン
フェスティバルが大々的に行われ、
十分に数万人の観光客がやって来ると言う。
よく目にする 夜空に満艦飾のランタンが
飛ぶ写真は その折のものだ。
年間で何枚飛ぶのか分からないが、
ようやく台湾でも 自然環境への影響を
考えるようになって来たらしい。
ランタンは紙でなく 燃え尽きもしない。
薄いプラスティックのランタンは
台湾の観光局の写真によれば
森林に 多数 残骸が引っかかったり
生き物が絡まったりすることがある。
観光による経済効果と環境破壊の問題は
どの国にとっても 大きな課題だ。
最早 私達観光客も 無邪気にランタンを
飛ばせる時代では無いのかも知れない。
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