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2021年10月29日 (金)

台湾・花蓮 血と汗と涙、大理石手掘りの山岳道 殉死者の慰霊堂

台湾の東海岸 花蓮・ホワリエン市の北

20kmに 台湾を代表する景勝地

「 太魯閣・タロコ国家公園 」 がある。

 

 


01. 台湾島の真ん中には 険しい山脈が

立ちはだかり、古来 東西の往来は不自由だった。


しかし最大の難所 中央山脈の太魯閣渓谷沿いに 

1960年 東西を横貫する国道が開通した。

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                                      ( 険しい 太魯閣・タロコ渓谷の風景 )

 

 

 

 

02.もともと 海底が隆起した硬い岩石の

層を 簡素な道具と手作業で掘り進めて 

道路を作ったのだ。 

 

想像を絶する難工事だったに違いない。

 

断崖に 水平に走る一本の道筋が見える。

所々トンネルが穿たれ 見るからに

危なっかしい崖路だ ・・

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03.台湾を東西に横断する山岳道路は 全長

192km。 そもそもは国防上 敵の襲来に

備え 国土を横断する時間を短縮するのが

第一の目的だった。   しかし現在は 


その美しさ故に 観光地としても

人気が一層高まっている。

 

 

対岸のお寺には 易々とは辿り着けない。

観光客は 手前側の台から見晴るかす。

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04.1959年に始まった工事には 主に

退役軍人等 一日当り5~6千人招集されたが


アナログな道具と手作業だけが頼りの難工事、 

3年10か月で 殉職者は226人にのぼった。

 


人々の ”血と汗と涙 ” で完成した道路だった。

旧トンネルは閉鎖され 祭壇なども設えてあった。

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05. 彼らの霊を慰めようと1957年に

建てられたのが 対岸に見えた 「長春祠」 だ。


寺の足元 岩の裂け目を這って 幾筋も流れ

落ちるのが 「長春滝」。

 

 

この寺は 台風や洪水・地滑りなどで 2度

破壊・再建され、現在のは1989年のもの。

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06. 200km弱の 山岳道路の中で 

険しい断崖絶壁の部分は 約20km続く、


谷の一番深い所は 壁の高さ600m。

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07.特に 岩壁の美しい縞模様の大理石が

観光の目玉だが、


やはり硬くて素掘りには向かなそう !

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08. 地域には 大理石や御影石の工場もある。

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09. 大理石を加工するとなると

機械も なかなか大仕掛けだ。

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10. 大理石工場には 土産物もあったが、 

石像の雰囲気を見て分かる通り 

お国柄の違いは明らかだ。

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11. さて次は 「花蓮駅」から特急列車で

首都の 「台北駅」 に向かう。


たまたまかも知れないが、プラットホーム

では 若い女性駅員が目に付いた。

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12. 旅行は12月だったが、電光掲示板

によれば 12月には どうやら 

’燃料使用費’ が課せられているようだ。

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13. さて、今年 2021年の4月

花蓮~台北間で、特急列車太魯閣・タロコ号が

トラックと衝突して脱線、乗客など49人が

死亡した事故があった。

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車体は日本の日立製だったが、 事故原因は

台湾現地側の 様々なファクターにあったようだ。


とりわけ急峻な崖を走る 山岳鉄道や山岳道路

の運航は どこの国でも慎重さが求められる。

 

 


同じ特急列車に乗った身としては 改めて 

日頃の旅の無事を祈らずにおられない。

 

 

 


次は 首都台北市 です

 

 

 

*   *   *   *   *

 

 

 

 

 

 

 

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コメント

bellaさん、こんばんは(^o^)/!
台湾の旅の続きですね。台湾って私はまだ一度も訪れたことがありませんので、何もかもが新鮮です。
火山大国・地震大国とも言われる日本列島の延長線上にある台湾、やはり地形も似ていますね。海に囲まれながらも島の中央は山岳地帯・・・。そして風光明媚な景色!
その国道が開通した当時の日本は、すでに本州と九州を結ぶ関門トンネルが開通していたはず!けど当時の台湾は”人海戦術”で道路を造っていたのでしょうね?!
駅の様子、日本では駅のプラットホームに立つ女性駅員を見かけることはほとんどないと思いますが、台湾ではこのような光景は普通なのでしょうね。中国でも女性駅員は何人もいるようですから!
あの衝突事故、4月でしたか?!私の記憶からは消えていましたがあらためて「アッ!そういえば・・・」と思い出しました。

今夜も楽しいバーチャル旅行、ありがとうございました。
続きは台北市ですね。楽しみにしています。

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