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2021年7月 2日 (金)

南仏 サクランボジャム パスツールの低温殺菌法

サクランボジャムには 長期保存できるタイプと 

数週間のうちに食べきるタイプとがある。


今回は さらに 少しタイプの異なる作り方を 

友人に教えてもらった。

 

 

 


01. サクランボは種を付けたまま 少々の水・

砂糖と共に 密閉ガラス瓶に入れる。

M1

 

 


02. 圧力鍋に、 それぞれぶつかり合って

壊れないよう 瓶を綿の布巾でくるんで並べ、 

鍋の底に水を少々入れたあと 20分弱煮る。

M2

 

 

 

03.  出来上がった状態。 

このまま 平温で 一年弱保存できる。

 

冷蔵庫も冷凍庫も無かった時代 こうして

人々は 殺菌を施した

M3

 

 

 

04. これが世に言う ’低温殺菌法’ だ。


瓶の中のサクランボは 百度に達しない状態で

殺菌され、美味しく保存される。  仏語では

 


Pasteurisation パスタリザシヨンと言い、

1866年に これを発明したルイ・パスツール 

Pasteur の名に由来している。

M4

 

 

 

05. 当時 ワインが腐敗することが度々起こり

パスツールは、 アルコールを飛ばさず、風味も

損なわず、 微生物も完全には死滅させずに

ワインを殺菌する方法はないものかと 

研究を重ね 発明に至ったのだ。

 


今日日本でも 低温殺菌牛乳でお馴染みだが、


日本酒の酒蔵では パスツールより300年も前に

この方法を考案していたそうだから

日本人の知恵は 本当にすごい !

M5

 

 


06. サクランボジャムの この作り方を

教えてくれたミレイユは  サクランボが

たくさん採れる南フランスに住んでいる。

 

彼女の年季が入ったデノワイヨター、

サクランボの種抜き器。

 


ミレイユは このあと サクランボ焼き菓子・

クラフティを作ったそうだが、 美味しすぎて

写真を撮るよりケーキが胃袋に入る方が速かった、

まことにごめんなさい、と言って来た。

M6

 

 


パスツールは コレラ菌の発見者コッホと共に

「近代細菌学の開祖」 とされるが、 彼は

 

ニワトリコレラワクチン、狂犬病ワクチン等

ワクチンの予防接種を考案開発した学者でもある。

 


今日の 新型コロナワクチンも 様々な系譜の

元を辿れば パスツールたちの研究に行き着く。

 

 

パスツールの名言  ” 科学に国境はないが 

科学に祖国はある ” に従えば、 今や国境を

越えて必要とされるワクチンにも フランス

という研究の祖国がある、 と言えそうだ。

 

 

 


*   *   *   *   *

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コメント

bellaさん、こんばんは(^o^)/!
サクランボ、大好きです (*^o^*)!でも最近はとても高価なフルーツになってしまって・・・(。_。)ショボーン!
そういえば食べたことはありませんが、キルシュトルテというスイーツがドイツにありますネ!ローテンブルクの街でもサクランボが安く売っていたことを覚えています。サクランボのジャム、トーストに塗って食べてみたいなぁ・・・!

コロナワクチン、先人たちの研究を基にできたものもあるでしょうね。しかし、中国製のワクチンは効果がないとの情報も?!まぁ、かの国のことですから…。
日本製の優れたワクチンの開発を私は待ち望んでいます。

今夜も楽しいバーチャル旅行、ありがとうございました。

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