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2021年6月

2021年6月25日 (金)

今日の写真 「ネジバナ」  人には誕生花がある!

花は どれでも美しい。 それぞれの良さがある。

中でも 私が大好きなのが 「ネジバナ」 だ。

 


小さな背丈なのに 大地からすっくと立ち上がり

ねじれて咲く可愛い花の列は   愛らしくも 

 

全方位を司る 知恵ある賢者のようでもある。

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ネジバナは ラン科の多年草、 種を飛ばして

増えていく。     ところで、ネジバナは 

7月4日の誕生花なんだそうだ・・

 

 

今回 ネットを見て 驚いたことに

365日 それぞれに誕生花があると言う。

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ネジバナは 日当たりの良い野原 どこにでも

咲いているとは言え、 いざ見つけようと思うと

そう簡単ではない。

 

 

お出かけした先で こんな群生地を見つけた。

これから 毎年 梅雨入り前に訪ねてみよう。

C

 

 

因みに 私の誕生花は あの鶏のとさか、

燃えるような朱赤の 「ケイトウ」 だった。

 

ご冗談でしょ、   私は小さくて楚々とした

色も上品な 「ミヤコワスレ」 みたいな花の

化身でありたい と願っているのに !

 

 

 

でも 天の神には 見抜かれているのかしら・・

 

 

 


*   *   *   *   *

 

2021年6月18日 (金)

南仏 名産サクランボは ジャムとケーキになる 

今回の南仏旅行は 機中泊も入れて 13泊15日

くらいだったと思う。  旅には いわゆる観光の他 

私だけの ちっちゃな楽しみがあった。 

 

それはサクランボジャム!

 


フランスのサクランボは プロヴァンスからバスク

あたりの フランス南西部で 多く収穫される。

 

 

 

 


01. 日本で 梅や桜が 庭に一本はあるように、

サクランボ農家でなくても  その地域の家には 

だいたいサクランボの木 Cerisier が生えている。

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02. こちらは 日本の公園にある普通の桜の木、

種類によっては ちゃんとサクランボが実る。


小さいけど甘くて美味しい。 ただし手が汚れるし

野鳥と競合するので ばい菌に気を付けねば ・・

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03. さて フランス人はいろんな形で サクランボ

を食べるが、  その一つが サクランボジャム。

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04.  サクランボの種を取る器具 デノワイヨター

の変遷は 日本での調理器具の工夫と同じことだ。


なるべく手を汚さずに済ませたい 狙いだが、

どうしたって 少しは ’血に染まる!’ って

フランスの友人は言っていた。

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05. 保存するためのジャムは サクランボと

砂糖が同量、 水分が飛ぶまでよく煮詰め

瓶詰する。     一方  最近 家庭では

 

ダイエットの観点から 砂糖を控え 煮詰める

時間も10~15分、 それを瓶詰して 蓋を良く

締めてから 上下逆さにして保存する いわゆる

’コンフィチュール’ タイプのジャムが流行りだ。

 

日持ちはしないが 砂糖が少ない分

罪悪感も少なくて済むと言うわけ。

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06. さて、こちらは フランスのホテルの朝食。


サクランボジャムが 大好物の私、 美味しい

フランスパンとバターと  ’サクランボジャム

Confiture de Cerises’  があれば 満足だ。

 

 

日本で 輸入品を買えばいい訳だけど、 毎朝

南仏のホテルで 色んな種類のジャムから

サクランボを見つけ出すのは とても楽しかった!

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07. とは言え フランスの朝食は本当にシンプル! 

ハム類 野菜 スープなど 何もない。

ドイツや スペイン イタリア等と比べたら 

質素この上ない。  

 

昼食・夕食が 大きく正式な食事で 朝食はプチ

なんだ、 というフランスの食文化、 

頑固な誇りが垣間見える。 でも 情報化の時代、

いつまで その主義が通用して行くか見ものだ。

 

 

隣りのテーブルのドイツ人が 文句を言っていた

こともありました・・・

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08. 本来 大きな食事のはずの 昼食だが、旅人は

貴重な昼の2時間を 浪費する訳にはいかない! 

 

ランチ用に フランスパンにバターとサクランボジャム

をべったり塗って バッグに忍ばせて出かけた日々

 

でした ・・    スーパーで ハムやフルーツを

買えば 最高のアウトドア・ランチとなるのです。

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09.  さて もう一つのサクランボの食べ方は

サクランボの焼き菓子だ。 様々な お洒落な

レシピがあるけれど、

 

’ クラフティ Clafoutis ’ という素朴なケーキ

こそ おふくろの味だ。

小麦粉 砂糖 バター 玉子 ミルクなど 

よくある材料で 30分程で焼き上げる。

 


サクランボは 種抜きも 種ありもある。

ブランデーやキルシュで漬け込んだものもある。

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昔のこと、  料理がそれ程得意でないマダムが

( フランス人 全てが料理が上手い訳ではない ・・ )

 

 

クラフティだけは さっさと焼いて 出してくれたもの

でした。   彼女のは 種ありタイプだったが

 

種をしゃぶるのも 悪くなかった ・・

 

 

 

 

そうだ、 クラフティを焼こう !!

 

 

 


*   *   *   *   *

 

2021年6月11日 (金)

大渓谷 ミヨーの大橋 ゲーセンもコンビニも無いとしたら?


南仏にある 絶景の大渓谷

ゴルジュ デュ タルン ’Gorges du Tarn’ 、

谷幅と川幅が徐々に広がり 風景も変化していった。

 

 

 

 

01. タルン川 La Tarn は セヴェンヌ山脈中の

水源から アルビ方面まで 全長381kmある。

 


そのうち 

観光名所となる 絶景のゴルジュデュタルン大渓谷

は 80kmほどの区間だ。   フランス観光に 

こんな選択肢があったのか、と驚かされた。

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02.    雄大な風景

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03. アメリカのグランドキャニオンのスケール感は

ないが、 緑に覆われ 文化と人々の生活感がある

大渓谷は いかにもフランスらしい。
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04.  谷間の集落は いかにも不便そうだが、

それなりの 発祥の理由と物語がありそうな舞台だ・・

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05.  岩壁も後退し 集落も現代的で 

渓谷の風景が明るい。   あの岩塊には

きっとニックネームがあるに違いない!

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06.  村道わきで サクランボを売っていた。

休憩も兼ねて 覗いてみる。

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07.  大安売り 1kgで5ユーロ (660円)、 


品種 産地 粒の大きさ・直径20~22mm、 

と 書かれていた。    1kg買ったが  


2~3日にわたって ドライブの良き友となった。

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08.    絵葉書より綺麗 !?

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09. やがてタルン川は 「ミヨー Millau」という街を

通過した。   そこに架けられた ”ミヨーの大鉄橋”

が凄かった!        この橋が出来るまでは 


タルン川を渡るのに 車は 300mの高原の山道を

上り下りしなければならなかったが、


2004年の開通以来 パリからのバカンス客等の

数珠繋ぎの渋滞の列が無くなった と言う。

 

 

 

橋の主塔は エッフェル塔や東京タワーより高い343m。

橋の長さは2460m、タルン川の川面からの高さ270m。


エッフェル社を始め 欧州各国の会社の知恵と技術を

結集した傑作だ。

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10. さて その日の宿は アルビの手前30km

Albanという 街道筋の町で見つくろい、

夕飯は 町に出て 良さそうなレストランに入った。

 


そこでは 仏領諸島出身の女性が仕切っていた。 

室内とテーブルセッティング、

黄色と青のコーディネートは 彼女のアイディアだ。

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11. 壁の売り絵 ’Jackie Bardy・22ユーロ’。 

お安めなので 多分リトグラフだったかも知れない。


これも彼女の企画で バカンス時期には

結構 作品の入れ替えもある、そうだ。

 

 

レストラン内は閑散としていて 拍子抜けしたが、 

実は 入店する時 前室のディスコバー部分は

驚く程 若い人達でごった返していた! 

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12.  外のテーブルでいっぷく。 仕事の疲れを

癒すのは 肉屋さんと美容師。  お疲れ様です!


卓に重要アイテムが並ぶ。 車の鍵 部屋の鍵

たばことサムスン製の携帯 少々のアルコール。

グラス一杯までは 取り締まり OK・・

 

夕方のバーが どれほど 楽しみなことか!

 

 

若者文化が横溢する日本と違い フランスの若者が

たむろする場所は本当に限られている。 田舎町、


ゲーセンも コンビニも 遊べるスーパーも 

ドンキもガストも カラオケも 自販機コーナーも

ツタヤもゲオも 無いとしたら 、、 どうします、、
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13. 泊まったホテルは Hotel Bardyでした。

売り絵のBardyさんとの関係は 今や聞く術はない。

 


宿の主人の黒い衣装は 隣り街アルビの画家・

ロートレックの作品を 想起させてならなかった。


17歳だという犬は 足を通風で病んでいたが 

その黒さが 主人によく似ていた。  

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                       ( ↑ ロートレックのポスター )

 

 

 


帰る時 ミヨーの大橋を 是非渡って行ってくれ、と

言われた。  前日渡って来ましたよ、と言ったが


大橋の自慢話が どんどんつい口を突いて出て来る。 

土地の人々にどれ程のインパクトがあったことか!

 

 

さすが、  フランスの人流やら物流やらに 

革命を起した橋だ。 古いものを愛するフランス人

ではあっても  一方で 時代時代の新しいもの、

革命を 起こして来た人々だ。

 

高さだけで言えば エッフェル塔が8基も並ぶと

想像したら、 やっぱりすごいと認めざるを得ない! 

 

 

 


この後の 旅のつづきは  

2017年11月の記事  カテゴリー

「南フランス ツールーズ アルビ カルカソンヌ」

につながります。 

 

 

 


*     *    *   *    *

 

2021年6月 4日 (金)

南仏・ ゴルジュデュタルン大渓谷 美しすぎる風景

南仏・ニームNimes の東側はプロヴァンス地方だが

一歩西側に出ると 「 セヴェンヌ Cevenne地方 」

という 美しい山岳地帯のある県域となる。

 

 

 

 

01. 前夜 ’セヴェンヌ地方への入口’ という名の

ホテルに泊まった。   夜中に激しい雷雨があって

何度か目が覚めたのだが、   翌朝 朝食の時

 

夜来の嵐の話を端緒に、 客同士で話が弾んだ。

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02.  ニースの別荘から来たオランダ人夫婦

妻がメディカルカウンセラーのベルギー人 

 

杖をつく イスラエル人のモダンアート画家  

そして 仕事の手を休め メイドさんも加わった。

 

 

画家フェルメールの話になったが 発音が違う。


ヴェルメルとか ヴォルミエールとか 

それぞれ みんな自分の慣れた呼び方がある。


残念にもオランダ人は 早 部屋に引き上げていた・・

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03. さて、 この日の行程は (1) コルニシュ 

デ セヴェンヌ ’Corniches des Cevennes’ と


(2) ゴルジュ デュ タルン ’Gorges du Tarn’ 

という二つの 絶景の渓谷を巡るものだ。 

 

 


タルヌ川の渓谷の底に眠れる廃墟 

「 カステルブー Castelbouc 村 」 は 

セヴェンヌ渓谷の珠玉の風景 !

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04. 所々 岩をくり抜いたトンネルをくぐったり  

犬に挨拶したりしつつ、 フランスの最も美しい村登録


中世の町 「 サンテニミ Ste.Enimie 」 

(写真 ローマンブリッジのある町) を目指した。 

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05. 渓谷沿いの 「プラド城 Chateau de Prades」 

も 絵になる風景だ。

 


このあと セヴェンヌ渓谷に別れを告げ

(2) のタルン渓谷 へと入って行った。

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06. さて、サンテニミに着いた。 Ste. は 

女性形の聖人で、 この地に沸く清らかな水源で 

ハンセン病患者を癒した修道女の名前だ。


彼女の遺体が発見されたあと 彼女を聖人として

祀る村となり 多くの巡礼者が来たと言う。   

 

しかし今は村人250人という 極小の村だが・・

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07. 小さなアーチを抜けると 古い石畳の小路

15~6世紀のハーフティンバーの家々、

12世紀のロマネスク教会が 静かに佇んでいた。

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08.南北の両岸に およそ1000mの崖が続く。


セヴェンヌ渓谷では上から下を見下ろしたが、


タルン渓谷では 主に川沿いレベルを走るので、

谷から見上げることが多くなる。

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09.    タルン川沿いの村。  

この静けさを 何と表現したら良いのだろう・・ 

 

ここは廃墟でなく、 人々が住む現役の村だ。

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10.  谷間に三つの鐘が鳴る  ♫ ♫ ♫

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11. ここは 中世の町 「ラ マレーネ La Malene 」


覆いかぶさる崖の 圧倒的な力強さ !

 


岩と一体となった建物は 15C建造の

「モンテスキューの館 La manoir de Montesquiou」


20世紀になって ホテルへ改築された。

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12.  かの有名な 三権分立を唱え 「法の精神」

を著したモンテスキューとは 別系統だが、


こちらのモンテスキュー家も なかなかの名家らしい。

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13.   横から見ても 見事な 四角い岩礁!

 

タルン渓谷は トレッキングは元より カヌーやボート

滝滑り、  そして 地下洞窟 鍾乳洞探検など

様々なレジャー・スポーツのメッカだ。

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タルン渓谷は このあと 徐々に川幅を広げ

 

より壮大な景観を 呈して来る。

 

 

 

フランスには 有名な観光地、名だたる世界遺産

が多々あるけれど、  こんな大自然 大渓谷

 

コロナ禍、 見るだけでも 楽しんでみませんか ・・・

 

 

 

大渓谷 後半部 つづきます。

 

 

 

 

*     *    *   *    *

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