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2021年5月21日 (金)

房総半島・館山 地層が面白い・太平洋戦争地下塹壕編


房総半島館山湾の 少し奥まった海沿いに

「館山海軍航空隊赤山地下壕跡」 がある。

 

館山のお寺の崖などで見かけた美しい地層模様、

 

 

 

01. なんと 地下豪の暗闇の中でも 見事な

断層が浮かんで見えた。   しかし、戦争と

暗闇という要素が相まって 何故か物悲しい。

01_20210520144201

 

 

 

02. 館山海軍航空隊基地は 真珠湾攻撃の為の

最終訓練が行われた場所だった。  そのような


太平洋に突き出た房総半島南端に位置する館山に 

突撃基地という重要な役割を果たす

’ 秘密地下壕 ’ が造られていたのだ !

02_20210520144201

 

 

 

03. 標高60mの赤山あかやま に掘られた地下壕

は全長1.6kmの巨大迷路だが、  見学できるのは

往復250m (黄色いライン) のみ。

03_20210520144201

 

 

 


04. 使い捨ての紙キャップ付きヘルメットを渡され

いざ中へ。  灯りにぼんやり現れる隧道は不気味で


心細い。  しかし 灯りの届かない 闇に沈んだ

幾つもの閉鎖区域は もっと恐ろしかった。

04_20210520144201

 

 

 


05. 終戦間際1944年頃建設された と言う説も

あるが、 素掘りのツルハシ 一打一打がくっきり残る

壁肌と総距離からみれば、 素人目にも ある程度の

年月を費やした労作ではないか と感じられた。  

05_20210520144201

 

 

 


06.  当時地下壕には 自力発電所 応急

治療所 天井の高い豪には格納庫、 そして

木のベッドが並ぶ居住区などがあった。

 

因みに終戦後は 1960年から40年間、 

この地下壕に 種菌研究所が作られ、 一人の

’きのこおじさん’ が研究に勤しんでいたそうだ。

06_20210520144201

 

 

 


07. 壁に掘られた窪み、右下はトイレらしい。

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08.   ここには 通信機器があった。

右側が 電話の受話器を掛ける窪みだ。

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09. しばらく行くと 暗闇の先に明かりが見え 

ほっとしたが、 出口ではないので  暗がりの

中を折り返えすことになる。

 


暗闇の地下壕内で任務に就いていた兵隊さん達

閉鎖的空間で 生きた心地はしなかっただろう・・


戦争とは 

かくも非日常を 皆が耐えた日々だったのだ ・・

09_20210520144201

 

 

 


10. さて 暗い地下壕を出て 館山湾の西端

晴れ晴れとした 「 洲崎灯台 」 へ。 


房総半島の西端の灯台で  東京湾に出入りする

船舶の 重要な目印だ !

10_20210520144201

 

 

 

 

11. さらに 引き続き フラワーラインを通って 

房総半島南端の 野島崎へ。 


荒々しい海岸風景

首をもたげているのは カミツキガメ !?

 11_20210520144201

 

 

 

 

12.  房総半島最南端にある 「 野島崎灯台 」 


有名な ’逆さ地図’ で見ると、 房総半島が 

日本列島の中でも 

先陣を切って 太平洋に突出しているのが分かる。

 


平和な時代 野島崎灯台は 船舶を導く重要な

役割を果たしているが、      戦時中の


房総半島 館山海軍航空隊基地は 太平洋の

矢面に立って 敵を迎え撃つ重要な使命の一端を

担っていたのだろう ・・  

12_20210520144201

 

 

 


13.   日向ぼっこをする セイウチ君達、

13_20210520144201

 

ところで、 逆さ地図で  中国大陸側の視点で

日本列島を見てみると、 太平洋の荒波を吸収する

 

緩衝材の様にも見えるし、 大陸から外洋に出る

道筋に 連なって邪魔をする屏風の様にも見える。

 

 


ついでながら、 欧米の先進国が普通に使う

世界地図と言えば ’大西洋’ が真ん中にある

 

のが当たり前。  日本は 正にファーイースト 

地図の一番外れにある 極東の小国だ。

 

 

 

たまには 逆さ地図や 欧米の世界地図を

日本の子供に見せておくのも必要なことだろう ・・

 

 

 

 

 

 

*     *     *   *    *

 

 

 

 

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コメント

bellaさん、こんばんは(^o^)/!
房総半島はほんの入り口しか行ったことがない慕辺未行です (^_^;;!
房総半島最南端の館山、今までは”温暖なリゾート地”のイメージでしたが、そのような歴史があったのですね。戦時中に造られた地下壕、これを造ったのはきっと兵隊さんたち、そしてここで「お国のために」と訓練に勤しんだ若き兵隊さんたちがいたのでしょう!けど、そのうちの多くの兵隊さんはきっと然るべき任地に赴き命を落としたのでは・・・と思います。悲しい過去の戦争遺産ですね。
だからこそ後世まで残すべきところです。「こんなものを造ってまで戦争なんてするものではない」と!

写真、面白いです! w(^o^)w
カミツキガメに確かに見えます。そしてセイウチも!
いやはや、自然とはとんでもない”芸術家”ですネ!
そして世界地図!逆さ地図は全く見たことはありません (>_<)!大きいものを見てみたいです。
欧米の世界地図は見たことがあります。あれを見ると日本が「極東」と呼ばれるのがすごく理解できますよね。

今夜も楽しいバーチャル旅行、ありがとうございました。

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