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2021年3月12日 (金)

南仏・絶景のゴルド ロマンチックで静謐なセナンク修道院

01.  これから訪れるのは プロヴァンス地方

ヴォ―クリューズ高原で 最も有名な城塞村、

 

「 ゴルド Gordes 」。

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02.  イメルク渓谷を見下ろす丘にその村がある。


東側から見た村の風景は やや平凡だが、 逆に

この角度から撮られた写真は 意外と珍しい。

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03. こちらが 典型的なゴルドの風景だからだ。


ゴルドは 村を出て外から見た時  如何に

個性的な地形に作られた城塞村かよく分かる。

 

D15を1km程走った地点から  このような、 

家々が 階段状に岩にへばりつく絶景が見られる。

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04.  教会や城塞が密集するゴルドの頂上付近では

周囲の道が まるでスキー場のように ダーッと 

急角度に落ちて行くので ハラハラだ !
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05. 中世の趣きそのままの路地、アーケードを散策。

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06. ルネッサンス様式の城塞は13世紀のもの。

時代の汚れをまとった教会は きっと もっと古い。

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07. さて ゴルドには 新石器時代から人が

住んでいたが、 道路や仕切り 塀などに見られる

石の壁には 独特の様式がある。

 


ヴォ―クリューズ高原の斜面に建つ石造りの小屋は

特に ’ボリー Les bories’ と呼ばれ、

鉄器時代から18世紀まで 実際に使われて来た。

 

 

ボリーは 近くの山で採られた ローズ lausesと

呼ばれる板石を 水やモルタルを使わず 空積み

するのが特徴で、 非常に素朴な趣きがある。

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08.  最後に ゴルドをやや西寄りから眺めてみる。


女優は 自分が一番美しく見える角度からしか

写真を撮らせないと言うが、

 

ゴルドは自分の横顔をどう思っているだろうか ・・  

08_20210310165601

 

 

 

 

 

09.次の訪問先は 「 セナンク大修道院 Abbaye de Senanque 」

1148年創建 シトー会の修道院だ。


シトー会の理念は 禁欲 孤独 清貧 質素を旨とし

修道士たちは 極めて厳格な修行生活を送った。

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10. 見るからに静謐な 山あいの修道院風景は

ラヴェンダーと共に ロマンチックそのものだが、

 

修道士達は 勤行 祈り 聖書の読書等の合間に

手仕事をこなし、 質素な食事を沈黙のうちにとり、

僧服のまま 寝心地の良くない共同の寝室で寝た

と言う。

10_20210310165601

 

 

 


11. 13世紀初頭の最盛期までには 他にも系列の

修道院を幾つも持ち、 寄進された農園・別院などを

運営、 やがて 当然のように 清貧とは相容れない

富が付きまとうに至った。        その後、

 

 

異端の蜂起 混乱 凋落 閉院 売却 再建 など

歴史の変遷を経て、   修道士の数も激減、

現在では 約10人の修道士がここで暮らしている。 

 


この日 ラヴェンダーの花期には少し早かったが、 

ラヴェンダーのハチミツ・精油が 観覧料などと

共に 彼らの生活の糧となっている。

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12.  修道院内はガイドツアーで 時間が合わず

見学を断念。     いずれにせよ、  内部は 


祈りの妨げとなるような装飾、  ステンドグラス 

絵画 彫刻 立像 鐘楼等一切排除されたので、 

相当地味で 厳かだったことだろう。 

 

 

サイクリング好きのフランス人、 休暇の時期には 

子供を乗せたリア・カーに 旗を立てて 山道を

立ち漕ぎする自転車を 見かけることがある。


黄色い小旗の家族が 出発した。

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13.  私も 彼らの少し後から セナンク修道院を

出たが、 道端の待避所で たまたま追い付いた。 

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パパさん すごい脚力ですね~ と声をかけた。

 

僕より ちゃんと付いて来る長女の体力が基準だよ、

との答え。

 

 

Bonjournee! ボンジュルネー 良い一日を ! 

 

百発百中 フランス人が笑顔になる挨拶を交わして

お先に失礼した ・・

 

 

 

 

*    *    *    *    *

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コメント

bellaさん、こんばんは(^o^)/!
南フランスの旅、続きを楽しみにやって来ました w(^o^)w!
ゴルドも初めて聞く街、そしてどこもかしこも魅力的な街ばかりですネ (^_^)ニコッ!
ゴルドの街、”段々畑”ならぬ”段々住宅街”ですね。第三者から見るととても素敵ですが、住んでいる方たち、とくに上のほうの方たちは日用品の買い出しなどに大変なのでは?と思ってしまいます。
そしてもう一つ、ふと思ったのが”石の文化”です。日本は石よりも”木”の文化。それゆえ、時代の流れとともに起こりうる戦争で焼け尽くされ失ったものも多いはず。石でも造ることができたものならば、なくなることはなかったかも・・・?と感じずにいられませんでした。 (話がそれました ^^;;)

サイクリングの親子、かつてドイツでツェルへのドライブ途中でこのような光景を見た記憶があります。なんだか羨ましいですネ!

今夜も楽しいバーチャル旅行、ありがとうございました。
また続きを楽しみにしています (^_^)ニコッ!

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