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2021年1月22日 (金)

南仏・グラースが有名なのは ” その香水のせいだよ~♪ ”


南フランス 地中海沿岸の街 ・ カンヌ の北15kmに

「グラース Grasse」 はある。    この街が


有名なのは   ” その香水のせいだよ~ ♪ ”

 

 

 


01.  グラースではその昔 革なめし産業が盛んだった。

街には革の臭みが漂い、良い製品でも匂いが残念だった!


が、 試しに 革手袋に香水を沁み込ませてみると 

これが人気となり、    やがて  街は

革産業から香水産業へと 徐々にシフトして行った。

 

今日のいい匂いのグラースからは 想像できない昔話だ。

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02. グラースで有名なのは 「フリマール」「フラゴナール」

「モリナール」 といったメーカーだが、 特に フラゴナールは

この街出身の18世紀の画家の名 を冠した会社だ。

 

匂い発つような ロココ調の宮廷絵画を得意とした

画家フラゴナール、 その名は香水ブランドにピッタリだ!

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                                           ( フラゴナールの名作 ’ブランコ’ )

 

 

 

 

03. もともとグラースは雨が少なく、日当たりの良い

南斜面に 地中海から吹き上げる風も乾いており、


柑橘系のオレンジ ジャスミン センティフォーリア、 

そして ラベンダー ローズ ミモザ などの花々の

成育に適していた。

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04. ラベンダー香る 「オノレクレスプ広場」 から

 

街を眺めると、 山肌を段々になって駆け上がる

家々も樹木も 太陽の光をたっぷり平等に浴びている。 

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                                   ( 銅像は18世紀 街を戦争から守った提督の像 )

 

 

 

 

 

05.  一方 オールドタウンに踏み入ると

建物に挟まれた路地には影が宿り 雰囲気が一変。


それはそれで なかなか魅力的だった。

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06.  ’オーデコロン eau de cologne ケルンの水’

のように ’オーデグラース’ という呼び名もある。

 

マリーアントワネットやデュヴァリー夫人 マリリンモンロー、 

グラースの香水にまつわる歴史上の逸話は 山ほどある。


’グラースの水’ は 実に濃厚な不思議の水なのだ!

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   ( ここにも フランス人の好きなメリーゴーランドが。 )

 

 

 

 

 

07. 香水は 16世紀にフィレンツェからフランスに

嫁いで来たメディチ家の姫君が 

調香師2人を連れて グラースに立ち寄った際、 

技術を伝授したのが始まりとされる。

 

 

が、グラースで本格的に香水産業が発展したのは


とりわけ鼻の利く ’ Nez ネ (鼻という意味) ’ と

呼ばれる調香師が 150年くらい前 十数人

この街に出現したことが 発端だと言う。 

 


今も ’ネ’ 無しに 香水産業は成り立たない。

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08.  さて、 「ノートルダム大聖堂前広場」 に

何やら 大勢の人々が集まっていた。

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09.  聖堂では折しも 葬式が始まるところ 、、


聖堂の鐘楼からは 暗く この上なく荘厳な鐘の音

が 谷間じゅうに鳴り響く ・・

 

出産 結婚 葬式、 ” 谷間に三つの鐘が鳴る ” 

 

 

その物悲しい鐘の音に呼応するように 

ツバメが群れて舞う 6月の空は 美しかった。

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10.  さて、 広場で故人の見送りを待つ人々の前に 

観光列車・プチトランが 現れた。  


悲しむ者 楽しむ者 あり、 これこそ人生の広場?!

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11.  グラース訪問は 2回目だったこともあり

私は 香水も買わず 香水調合体験もせず、 


「オノレクレスプ広場」 に戻り、  一方主人は

広場の真下にある駐車場に 車を取りに行った。

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12.  しかし、 待てど暮らせど主人は戻らない。

30分 50分と過ぎて行く ・・・ 広場脇の道路に


救急車が止まった時は さすがに蒼くなった。

 


主人は 崖に作られた 何層かの駐車場の迷路に

嵌ったのだ。  どうやっても車が見つからなかった。  

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13.  やっと70分後再会を果たしたが、 その間

下校時 いつも広場で道草をする子供たちが 

主人を心配する私を 一緒に心配してくれた。

 

お陰で 彼らといろんな話が出来た。

 

大きくなったら彼女に香水を贈るの っと聞いたら

男の子  まさか~ と笑った。 

それに女の子も 香水には興味が無いと言った。

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因みに それ以降  見知らぬ駐車場では

 

止めた場所の番号を 必ず撮るようにしている。

 

 

 

 

*     *    *    *    *

 

 

 

 

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コメント

bellaさん、こんばんは(^o^)/!
南フランス・グラースの街ははじめて知りました(^_^;;ヘヘッ!
オーデコロンはもちろん知っていますが、オーデグラーセもあるのですか?!(。_。)/メモメモ!
香水産業が盛んになるきっかけが面白いですね。まさか、革製品の臭いを消すために香水を使ったのがきっかけだったとは?!
フランス人と聞きますと、やはり常に香水をつけているイメージがあります。今はどうなのでしょうか?

ノートルダム大聖堂前のプチトラン、かつてドイツの小さな町で似たような乗り物に乗って街を巡ったことを思い出しました。可愛らしくていいですよネェ (^_^)ニコッ!

駐車場、日本国内の駐車場でさえ、あまりに大きくて広いところだと迷うことあります。私もそれほど長くはないものの、駐車した階を間違えて探したことがありました。
でもそんな時間でも、子供たちに話しかけたりして旅を楽しむところは「さすが!」と思います。

今夜も楽しいバーチャル旅行、ありがとうございました。
次回も楽しみにしています (^_^)ニコッ!

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