« ラサ・ジョカン寺  五体投地・深い信仰心と体力がカギ | トップページ | 今日の絵画 「 耳鼻科の待合室 」 イラスト »

2020年12月11日 (金)

ライオンみたいなチベット犬。 肉体をハゲタカに喰わせる鳥葬。


チベットの首府・ラサから 往復4~5時間の行程で

「ヤムドク湖」 観光に出かけた。


ラサの南方の高山地帯 標高5000mの展望台

から  眺望を楽しむ予定だった。

 

 

 

 


01.  途中  「雅江河谷展望台 4280m」 に

立ち寄った。 なんとライオンと見まがう たてがみ、

ふさふさのチベット犬が ”展示されて” いた。

01_20201209150301

 

 

 


02. 客に チベット犬と一緒に写真を撮らせたり 

ヤクの背に跨らせたりして お金を稼ぐ商売だ。

 


階段上は 展望台になっているが   残念、

あいにくの天気で眺望は利かなかった。

02_20201209150301

 

 

 

 

03.  可愛い羊は まるで欄干の飾り物みたい。


霧で覆われ肌寒かったが、  いずれにせよ

ぶ厚い毛皮の動物たちには どうってことはない。 

03_20201209150301

 

 

 

 

04. バスの中で酸素を吸いながら さらに30分、

「カムパ峠」 に着いた。

あと2mで大台、 4998mという高さだ!

04_20201209150301

 

 

 

 

05. チベット仏教の聖地 「ヤムドク湖 羊卓雍惜湖」 

が眼下に広がった。  経文が書かれた 雪混じりの

タルチョに  一層の宗教的凄味を感じた。

05_20201209150301

 

 

 

 

06.  さて、標高4~5000mに建つ家は 石造りで、

北風を避け、 隅々にタルチョの束をはためかせていた。

06_20201209150301

 

 

 

 

07. 沢山の羊を飼うこの家は 裕福かも知れない。


冬を前に 羊たちは乏しい緑を 一心に食んでいた。

07_20201209150301

 

 

 

 

08.  牛はさらに高価な家畜だろう。フンも役立つ。

肥沃とは言えない農地も 高山では大変な財産だ。 

 

レストランでの昼食は野菜中心だが 鶏肉・鶏卵も

出た。   いずれも貴重な食材だろう。

08_20201209150301

 

 

 

 

 

09.   マニ車を備えた田舎のお寺。


タルチョ飾りの5色は  物質の5元素、 

地 水 火 風 空 を表している。

09_20201209150301

 

 

 

 


10.  拉薩のような都会と違い 田舎のトイレは

こんな感じだ。  ”背に腹は代えられない” とは

こういう時に使う言葉だろう。   でも我慢!!

 

お金を取る門番がいなくなってからの撮影。

10_20201209150301

 

 

 

 


11. チベットの高地には未だに 「鳥葬」 がある。


ハゲ鷹に死者の肉体を食べさせ、 迅速で衛生的な

処理を行うと同時に    死者は 自然に対し

己の肉体を施すことで 功徳が積めるという思想だ。

 


肉体を鳥に喰わせるのは  魂が既に仏師の祈りで

分離・浄化され、 天空の頂に登って行った後、

という考え方だ。

 


祭壇に見立てられた山肌には、 高みへ 空へ

向けた梯子が 死者の数の分 描かれていた。

11_20201209150301

 

 

 

 

12.  鳥葬に際しては 出来るだけ早く事が済むよう

事前に肉体を切り刻み、 途中で骨をハンマーで砕く 

専門の解体師がいる。     その音を聞き付けた

ハゲ鷹の群れが 傍で待ち詫びると言う。

 

 

ネットにはえげつない写真も沢山出ているし、 

実際に鳥葬見学ツアーなどもあったらしい。 が、


近年は 死者を冒涜するようなことは避けようと 

ある程度の配慮がなされているようだ。

12_20201209150301
  ( 写真は Wikipedia から。 )

 

 

 

 

 


13.  チベットでは 階層に応じて 土葬 水葬

火葬 塔葬など 他のやり方もあるけれど、

 

4~5000mの高地では 埋葬用の土地がない、

火葬用の薪がない、 気温が低く腐敗も進まない、


高地に住む人々に 今日 鳥葬の習慣が続くのも

当たり前のことだろう ・・

13_20201209150301

 

 

” 2018年8月28日 果る ” というしるし、

チベット語での経文が書かれた岩肌もあった。

 

 


ただしこの山は 幹線道路に近いところにあるので

鳥葬そのものは 今や も少し山の奥まった所か

別の場所で行われるのではないだろうか。

 

 

 

 


さて以上、 どれ一つを取っても 印象的な、  


感慨深い チベットの旅でありました ・・・

 

 

 

*    *    *    *    *

 

« ラサ・ジョカン寺  五体投地・深い信仰心と体力がカギ | トップページ | 今日の絵画 「 耳鼻科の待合室 」 イラスト »

チベット自治区・ラサ ダライ・ラマの宮殿」カテゴリの記事

コメント

bellaさん、こんばんは(^o^)/!
かつての私の夢の旅先・チベット!1週間続きを楽しみにしていました w(^o^)w!
今回はラサを離れヤムドク湖へ行かれたのですね。ヤムドク湖の名は初めて聞きました。もしかしたら河口慧海氏の『チベット旅行記』の中に出ていたかも・・・?ですが、もう記憶にありません (^_^;;ヘヘッ!

はてさて・・・、まずはチベット犬。中国原産のチャウチャウを大きく毛深くなった感じですね。このような高地ですからヤク同様に毛深くなったのでしょうね。見た目は確かに「ライオン?」かも・・・
ヤクの姿、なんだか懐かしいです。ヒマラヤ・トレッキング中では何度も見ましたし、ヤクの肉のステーキを食べたこともありますし・・・。
5色のタルチョー、私の部屋にもありますヨ (^_^)ニコッ!洗濯するたびに色褪せてしまいましたけど、それぞれの色の持つ意味も知っていました。
チベットの民家、かつてネパール奥地で見た民家と似ていて、これまたとても懐かしく感じます。干してある糞はたぶんヤクの糞でしょうが、燃料に使えるのですよネェ!
有料トイレ、2元って日本円でいくらぐらいですか?しかし、あれで有料とは?(゚o゚)ナニッ!
鳥葬はずいぶん前、ドキュメンタリー番組などで数回見たことがあります。見たことはありませんが『鳥葬の国』と言う映画もあったそうですね。「死者の魂は天に帰る」思想があるそうで、これも一つの文化であり風習なのでしょう。しかし「鳥葬見学ツアー」なるものがあったとは・・・?鳥葬は決して見せ物ではない!と、唖然としたものです。

今夜も楽しいバーチャル旅行、ありがとうございました。
次はどこでしょうか?(^_^)ニコッ!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« ラサ・ジョカン寺  五体投地・深い信仰心と体力がカギ | トップページ | 今日の絵画 「 耳鼻科の待合室 」 イラスト »

2022年8月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

カテゴリー

リンク先

フォト
無料ブログはココログ

最近のトラックバック

ココログフレンド