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2020年6月 5日 (金)

プラハ カレル橋 聖人が橋から投げ落とされた場所はここです


プラハで 最も人気のあるスポットは カレル橋だ。

今回はその橋を歩いてみましょう !

 

 

 

01.カレル橋は 王宮のあるマラー・ストラナ地区と

旧市街広場がある古い街 との間に架かる橋で、

それぞれの端に 城門の塔が建っている。

 


こちらは マラー・ストラナ地区側の門。

行き来する人々のざわめきが聞こえる。

01_20200604150401

 

 

 

02. 門をくぐると いきなり 真っ青な空と太陽に

目が眩み、 橋の両側に計30体並ぶ 聖人の像が

黒いシルエットとなって見えた。

02_20200604150401

 

 

 

03. 振り返ると 順光の中に にぎやかな観光客、 

塔や聖人像、 幅10mもある橋の全体像がつかめた。


1402年建造 600年の歴史を持つカレル橋、

’520mの旅 ’ が始まった。

03_20200604150401

 

 

 

04. ムーア人に捕らえられた 檻の中の

キリスト教徒を 解放した聖人たちの像。


ここでは30体の説明は省くが、オリジナリティ・

ストーリー性が豊かで   橋の彫像としては

私が見た中では最も芸術性の高い作品群だった !

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05.   歩き始めてすぐ、  橋は 

カンパ島という 中の島をまたいで行く。

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06. 橋の真ん中付近 人々が我も我もと 

レリーフを撫でていく。 ある個所が金ぴかだ !


14世紀 ボヘミアの司祭ヤン・ネポムツキーは

時の王ヴァーツラフ4世に 司祭として知りえた

王妃の告解の内容を明かすことを拒んだことから 

拷問を受け、 1393年3月20日 

カレル橋からヴルタヴァ川に捨てられた。

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07. 1年後 川岸で彼の遺体が発見されたが、

彼の舌が腐らず残っていた為 奇跡と認定され、 

聖別され、「聖ヤン・ネポムツキー(ネポムクの聖ヨハネ)」 

となった。 彼の像には 必ず五つ星が添えられる。

 

左右のレリーフのうち 右は聖ヤン・ネポムツキー、

左は 彼を抹殺した王と 人をも噛み殺す王の猟犬。

 

撫でると幸せになるとかで 皆 撫でて行くのだが

憎っくき猟犬にまで祈り 金ぴかにするのが面白い。

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08.実は実際 彼が重りを付けられ投げ落とされた

のは  10mほど離れたこちらの場所だ。 


こちらのレリーフも 金ぴかになっている。

08_20200604150401

 

 


09.しかし、このレリーフは後世付けられたもので、

一番大切なのは 石の欄干に刻まれた十字架だ。


これを撫で忘れたら意味がない !

09_20200604150401

 

 

 

10.さて ヴルタヴァ川別名モルダウ川に 三角の

木組みが設置されている。 これは 洪水などの際 

歴史ある石橋の橋脚を 可能な限り守るためのものだ。


1872年の 大洪水の様子を見れば頷ける。

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11. 聖キュリロスと聖メトディウスという兄弟聖人像

から 降りられなくなった女性がいた。 聖像はどれも

背が高く 大作ぞろいですから 気を付けましょう。

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12.   晴れやかな表情で橋を歩く人々。

主人と共に物乞いする忠犬、水分補給もお忘れなく。

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13. 人生の全てを貧民の救済に捧げた守護聖人

イヴォの像を最後に 城門をくぐり、 引き続き

 

王の道を辿り 旧市街に足を踏み入れる。

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ところで ”カレル橋” のカレルはチェコ語だが

英語ならチャールズ  フランス語ならシャルル 

ドイツ語ならカール、と馴染みある名になってしまう。

 


ヤンというチェコ語の名前も 英語ならジョン 

フランス語ならジャン、 ドイツ語ならヨハン

 


どうも チェコ語のまま 聞いておく方が

エキゾチックでいい感じ!  

 

 

 


*    *    *    *    * 

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チェコ プラハ」カテゴリの記事

コメント

bellaさん、こんばんは(^o^)/!
プラハと言えばカレル橋。訪れたことはなくても、この名は何度も耳にしています。
旧市街と新市街を結ぶ橋だということも知っていました。けど・・・、長さ520m、橋の両側に30体もの聖人の像があることまでは知りませんでした。
さらに、過去にそのようなむごい歴史があったことも初めて知りました。

訪れる人々がレリーフの一部を撫でることで金ピカに?!初めてドイツを訪れた時、ケルンの街にあるレリーフもそうなっていたことを思い出しました。

今夜も楽しいバーチャル旅行、そしてあらためて勉強になりました。
ありがとうございました。

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