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2019年11月 1日 (金)

ツヴィンガー宮殿とアルテマイスター絵画館 あの有名な天使がいた!


ドレスデンにある 「 ツヴィンガー宮殿 1719年 」、 

もともとは レジデンツ城と濠の間にあった広い空き地だった。
 

そこが 庭園や果樹園、騎馬試合場となり やがて楕円形の庭を

囲むような形で 見事なドイツバロック様式の宮殿が作られた。

 



 


01.   ほぼ長方形の建物を縦割りしたような風景。

あと半分が左側にもあるので ツヴィンガー宮殿は結構広い。



一見フランス風の 宮殿・幾何学模様の4つの噴水池と庭園だが、 
 

実際 17C後半 建築家ペッペルマンとアウグストゥス強王自身が 

パリ・ローマ・フィレンツェ等を旅行、 見聞して得た知識や

感動を基に設計された宮殿なのだ。

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( 矢印のパビリオンには 

マイセン磁器製の鐘40個で構成されたカリヨンがある )

 



 


02.  マイセン焼きのカリヨン(上)と ニンフの浴場上部(左下)


黒い王冠と双頭のワシを頂く 「 クローネン門(右下) 」 は

アウグストゥス強王がポーランド王となった記念に建てられたもの。

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03.      「 ウォールパビリオン 」


アウグスト強王が構想をスケッチしたという 華やかで

魅力的なこの建物は ツヴィンガー宮殿の象徴的存在だ。

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04.    宮殿の西側は濠に面している。 


黒い王冠のクローネン門の足元に 橋が架けられている。  

敵の来襲など有事に備え 

簡単に落とすことが出来るよう 木製の橋となっている。 

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05.   四辺形の宮殿の東側の棟、王冠の門の向かい側の

建物が 「 アルテ・マイスター絵画館 」 となっている。



1945年2月のドレスデン爆撃で 宮殿は深刻な被害を受けたが、 

王たちが蒐集した作品群は 秘密の洞窟に移管されほぼ無傷だった。

 


しかし作品は 絵画を捜索・発見したソ連軍によって モスクワや

キエフに持ち去られ、 東独に返還されたのは10年後のことだった。


爆撃後5日間のストーリーが 「 ドレスデンの五日間 」

という1961年の映画に 描かれているそうだ。

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                               (  絵画館入り口  )



 


06.     世界で最も有名な ラファエロの天使たち 

この絵画館にいました !

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07.    1754年に ラファエロの 「 システィーナの聖母 」

が加えられ この絵画館コレクションの価値がぐっと増したと言う。

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08.   世界に数少ないフェルメールの絵もある。 


「 窓辺で手紙を読む女 」、  売春宿を描いた 「 取り持ち女 」

の方は フェルメールにしては珍しい風俗画だ。

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09.  ジャンエティエンヌ・リオタール 「 チョコレートガール 」

世界で最も有名なパステル画の一つ。



現代では 写真みたいな写実画は 決して珍しくはないが、

1745年当時 白磁やコップを本物のような質感で、しかも

パステルという エッジの立たない画材で描いたことは 

大変な技術だった ! メイドの清潔感もよく表現されている。

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10.    レンブラント 「 ガニメデの誘拐」 1635年 


両腕を食いちぎられ オシッコを垂らして苦痛に顔をゆがめる子、

連れ去るのは ゼウスの化身・巨大な爬虫類を身に宿らせた大鷲。


詳しいストーリーが知りたくなる 不思議な絵だ ・・

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11.    ジョルジョーネ 「 眠れるビーナス 」 をはじめ

ルーベンス ティツィアーノ プッサン ホルバイン 等

歴史的名画の枚挙にいとまがない。

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12.   名画の森から抜け出て 外気を吸って ホッと一息

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13.   夕方 オペラ座の前を通りかかると 

ソワレー(夜の部) の演目を待つ 大勢の人々がいた。 

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西洋音楽の鑑賞には 出演者 劇場という要素に加えて

観客も 意外と重要なファクターだ。



高価でなくとも それらしく胸を大きく開けたドレスのご婦人

普段着に 洒落たジャケットだけ羽織った年配の紳士 、、、

フランス語や英語 そしてドイツ語が飛び交う客席 、、

 


出演者・劇場・観客 三位一体が整った音楽観賞は一味違う。



 

私も このまま オペラ座に紛れ込みたいものと思ったけど ・・

 




 


*    *    *    *    *    *    *

 

 

 

 

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コメント

bellaさん、こんばんは(^o^)/!
今回もドレスデンの街、楽しく拝見させていただきました。
ツヴィンガー宮殿は初めて知りました。写真を拝見して、素晴らしく素敵なところだと、そしてもし私が訪れたとしたら、感動でいっぱいになりそうです。
絵画館も素敵な絵画であふれているようですね。
題材がちょっと痛々しいものもありますが、これも西洋文化の歴史の一つなのでしょうね。
そして最後に、お花(ノースポール?)とカラフルな麦わら帽子の自転車、ごく自然にその場にあることにちょっぴり感動です。
今夜も楽しいバーチャル旅行、ありがとうございました。

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