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2019年6月

2019年6月28日 (金)

ウイーンと東京でクリムト・シーレを観る。ウイーンで菩提樹に遭う。


ウイーンの 「 ベルべデーレ宮殿 Schloss Belvedere 」 は

フランス人貴族によって1723年に建設された後 ハプスブルク家の

夏の離宮となり、 華やかな歴史を紡いで来たバロック様式の宮殿だ。 





 

01.    1903年に宮殿の一部が美術館となって以来、

国家買い上げの クリムトの 「 接吻 」 は 超目玉作品として 

ずっと同じ位置に君臨している。

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02.    近年のクリムト人気で 美術館はいつも長蛇の列

季節によっては 何十分も 順番待ちしなければならない。 



門扉からの景色が オーストリアの20セントユーロコインの

デザインとなっている。    ユーロは国毎に裏面のデザインが

違うので 気を付けて見てみたい。

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03.     折しも 2019年夏 日本とオーストリアの国交樹立

150年を記念して 東京都美術館と国立新美術館 両方で 

クリムト、シーレなどの展覧会があった。         実は肝心の



ウイーンで クリムト作品が手薄になっていたらどうしようと 心配も

したが 杞憂だった。  少々の作品放出で本家が貧するはずもなかった。

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                    (  フリッツア・リドラーの肖像 )





04.       館内は写真OK。 入場数制限のお陰で 

思いの外ゆっくり見られたが、  小学生や青年達の校外学習は 

欧州各国の例に似て  相変わらず盛況だった。

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05.     グスタフ・クリムト (1862~1918 ) の芸術と生涯

については 多くが語られているので ここでは遠慮するが、



このように 顔などは写実的に、 それ以外は装飾的なデザインで

描くのが 正にクリムト的と言える。

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                          「 花嫁 」






06.     「 アダムとエヴァ 」 (左)    美人さんもパチリ!  

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      🎨           🎨



07.   次は エゴン・シーレ (1890~1918)。  彼はクリムトを

師として、  魂をえぐる様な 錯綜的・独特な絵を描いた画家だ。

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                    「 エディス・シーレの肖像 」

 




08.     シーレは スペイン風邪によって28歳で早世するまで、

性病で亡くなった父 後年正気を失った母、 のようになるのでは

ないかという恐怖に 常に苛まれていた ・・

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      「 抱擁 」 (上)   「 編集者 Edua 」 (下左)

 




09.    ベルべデーレ美術館では クリムトへの期待が大きかったが

想像以上に エゴン・シーレの大作が充実していた !



因みに 小品はさらに魅力的なのだが 世界最大のエゴン・シーレ

コレクションを持つ レオポルド美術館は 残念ながら定休日だった ~

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                        「 死と乙女 」





10.      実に暗く汚れた色だが、 

それがまた とてつもない迫力を放っていた。

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              「 家族 」   「 二人の子と母」 

 




11.     さて 私は クリムトとシーレの熱狂的な!?ファンの一人

であるが、   実は 二人の風景画が ことのほか大好きだ。  



根暗なシーレの風景画 、  楽天的なクリムトの風景画 、、 

自分のスクリーンセーバーはクリムト版で 作ってある。

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                       「 シェーンブルン公園 」




 

12.     キラキラ輝く緑の木々、 細かい筆致で蒔き放たれる

色の点、    クリムトにとっての原風景は 一体何なのか、 

私は6月のウイーンを訪れて、 もしかしてこれ? っと気が付いた。

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                                  「 公園 」




 

13.      それは 街や公園のそこかしこに植えられていて 

6月に黄色い花を付ける ” 西洋菩提樹 ” だ。 



丸い葉っぱが 一粒ひとつぶの筆致で、 そこから漏れる幾千の

光の粒と影の集合体が クリムトの風景画の原点ではないだろうか。



お釈迦様のインド菩提樹とは違う  ” ウイーンの菩提樹 ” だ

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今回 あるオーストリア人が言っていた。

” 菩提樹は 我々オーストリア人の魂の樹です ”   と。

 




6月に 上野と六本木とウイーンを訪れ クリムトとシーレの絵を

存分に鑑賞出来て大変幸せだったが、  私にとって最高の歓びは 

 

黄色い花を咲かせた 光り輝く6月の菩提樹に巡り合ったことだった。






 

*    *    *    *    *    *    *

 

2019年6月21日 (金)

今日の絵画 「 Kazuma 」 人生で一番美しい時


先日 久しぶりで知り合いの男の子に会ったら

すっかり大きくなっていて


ピーピー泣きながら お姉ちゃんのあとを追いかけていた

面影はすっかり消えていた。




ミサンガなど巻いて 色気づいた彼に ほんのちょっと

ポーズを取ってもらった。

Kazuma

 

 

社会の荒波、 人生の不条理、 に もまれる前の

青春の一番美しい時だ  ・・・・・



 

*   *    *    *    *    *

 

2019年6月14日 (金)

今日の絵画 「 ラタトゥイユを作る 」


ラタトゥイユは 南部プロヴァンス地方の郷土料理だ。

玉ねぎ 赤や黄のパプリカ ズッキーニ 茄子 ニンニク トマトなどを

ひたすら 賽の目状に切る。


日本のカレーの下ごしらえに似て、 鍋ひとつで出来るものの

準備はひと仕事だ。





プロヴァンスに住む友人のミレイユが パリ近郊の実家に戻った際

たまたま私は彼女と再会した。  彼女が大学生の頃からの旧知の仲だ。

ミレイユが 弟の奥さんドミニクと一緒に ラタトゥイユを作ってくれた。

A






彼女の実家は 既に代替わりして 弟フィリップのものになっている。

彼は 昔の家を 自宅兼建築士事務所に改築し  同時に 

賃貸用の部屋も幾つか作り足した。


ミレイユは若くしてご主人を亡くしたが、 経済的にちゃんと自立している。

それでも 弟と折半する実家の貸し部屋の賃料は 彼女にとって

有難いに違いない。

B




ミレイユは 17年間 南方のフランス領諸島などを 

ヨットで巡った人生を本にして出版し、

その間身に着けたアクセサリー制作業でも成功している。 






ラタトゥイユは 彼女との思い出の一品でもある 。。。。。








*    *    *    *    *    *    *

 

 

 

2019年6月 7日 (金)

すずめの赤ちゃんは くちばしが黄色い !


毎年5月になると 庭に すずめが子供を連れてやって来る。

 


01.     20年以上 庭で餌やりをしているので

同じ ’家系’ のすずめが 代替わりしながら来ているに違いない。

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02.    人間でも 未熟な若造を 尻が青いとか、嘴が黄色いと

言うけれど すずめの赤ちゃんは嘴が黄色い。

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03.     すずめの赤ちゃんは 鳴き声ですぐわかる。 

親に届けと 鈴を振るような大声を空に響き渡らせ、 

木の枝に止まると 両の羽を震わせ 親に甘える。

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04.     昔は 子供を2~3羽連れて来たが 最近はほとんど

1羽しか連れて来ない。  いろいろ環境問題があるのだろうか。

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05.     すずめの餌場に キジバトの夫婦がやって来る。

すずめ用の小粒なエサを 一粒ひとつぶ ツンツン音を立てながら

根気よくつまんで行く。   あなたたちも子供を連れて来てね。

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06.     ハトが豆鉄砲をくらったような顔をして、、、 と言うけれど

近づいても逃げずに 丸くて可愛い ’ ハトメ ’ を見せてくれた。  

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住宅地ではあるけれど 毎年かなり多くの種類の野鳥が庭にやって来る。


それは とりもなおさず すずめのお陰、

平凡ではあるけれど すずめがいてこその健全な自然環境だと思う。




これからも すずめの赤ちゃん 待ってます !!







*    *    *    *    *    *    *


 

 

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