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2018年11月 9日 (金)

最古の大学都市「サラマンカ」、美しきマヨル広場・話題の宝庫

 
    スペイン北西部のサラマンカ Salamanca には ヨーロッパ最古の大学が

ある。  気品漂う由緒ある都市だが、  マドリッドから少々遠いこともあり

スペインらしい華やかなツアーのコースには含まれないことが多い。







01.     私も ポルトガルからの帰り道、 通りすがりの観光客だった。


夕食に立ち寄ったマヨル広場の レストラン・アサドール、  

壁一面を飾るアズレージョタイルの芸術的な絵柄に感心させられた。 

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02.    ほぼ地元の人たちばかり。  夜9時頃だが まだ立ち飲みタイム。

座ってちゃんと食べ始める気配がない。

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03.    美しい黄金色の石造りのファサードに囲まれたマヨル広場に

面したホテルにチェックイン。   世界一美しい広場の一つとされるが

生憎の雨だった。  しかし 濡れた敷石に反射する光がまばゆい ・・

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04.     翌朝のカフェテリアの風景、  そしてショウウインドウ、

文化的で知的な大学都市のムードが 人々からもはっきり伝わる。

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05.    「 旧カテドラル Catedral vieja (12C) 」    内部に 


13Cのフレスコ画 53面に区切られたレターブル宗教画 大司教の墓など

見るべきものが多々あった。

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06.      「 貝の家 Casa de las Conchas (15C) 」 

約400個のホタテ貝の装飾をまとっている。   ホタテ貝は聖ヤコブを


象徴しており、 当然ながら サンチャゴ・デ・コンポステラ巡礼への

敬意をあらわした建物だ。   ( サンチャゴ=サント・ヤーゴ=聖ヤコブ )

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               ( 内部 : 透かし模様の入った欄干を持つ繊細なアーケード )







07.     「 新カテドラル Catedral Nueva (16~18C) 」

旧カテドラルの隣に増築された。 内部はスラリと天に伸びる列柱が見事。

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08.    さて、サラマンカの真髄は 「 サラマンカ大学 Universidad 」。

12~13Cの創設で 天文学・神学・哲学・法学研究のメッカだった。


今日でも 学生数約32,000の総合大学として 知の都の礎となっている。

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09.     講堂(上) には ブリュッセル製のタピストリー ゴヤによる

王の肖像画が飾られ、  礼拝堂(右下) には神学者・教授だった

ルイス・デ・レオン ( 08.の銅像 ) の遺灰が収められている。


音楽教授サリナス師の教えた講義室(左下) には荒削りのベンチが

並んでいる。 学生が直接床に座っていた当時にしては贅沢な設えだった。

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10.     「 マヨル広場 Plaza Mayor 」 の中心となる建物の

左翼部が今はホテルとなっている。  宿泊した部屋は3階だった。

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                        ( 右翼部に 後出のカフェ・ノヴェルティがある )







11.     宿泊日10月31日は たまたま ’ エル・マリケロ祭 ’ だった。


太鼓や笛を鳴らして人々が広場に集まる。  そして白馬にまたがった

’ エル・マリケロ El Mariquelo ’ が 私の部屋の下までやって来た。  


彼は07.の新カテドラルの塔のてっぺんまで 外壁梯子を登るんだとか ・・  

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  ( 写真左下は オフィシャルサイトから )







12.     1755年のリスボン大地震の惨憺たる有様が サラマンカまで

伝わると、 人々は恐れおののくと同時に サラマンカが無事であったことは

神のご加護と感謝、  エル・マリケロなる勇者が 塔をよじ登り、

太鼓をたたき人々を勇気づけたのだとか ・・



この朝は 雨どいから雨水がこぼれるほど 強い雨が降っていた。

神経質な日本人と違い、滅多に傘をささない彼らが 雨傘の花の下で

ダンスをして 笛太鼓をかき鳴らす。  テレビカメラマンも必死だ。

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13.    この後 この ’エル・マリケロ’ が 塔に登ったかどうかは

わからないが、 英雄が雨なんぞに負けるはずもないだろう  !



さておまけだが、 スペイン北部の街では一緒に写真を撮れるような

こんな像にしばしば遭遇する。

左は小説家ゴンサロ・トレンテ・バリェステル、  右は姓名不詳、、 

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バリェステル像があるのは マヨル広場に面したカフェ・ノヴェルティ。


Cafe Novelty は 1905年の創業以来 街の名士 政治家 作家

芸術家 ジャーナリストなど 文化的インテリ達の寄合場だった。  しかし



スペイン内戦当時 フランコ側の軍事的重要拠点となったサラマンカ、

このカフェも Cafe National と呼ばれるなど 歴史の生き証人として

激動の時代の真っ只中にいた時もあった。       






           




通りすがりの旅行者として 今回のブログ記事は きっとあっさり

仕上がるだろうと思ったのに  結構なボリュームになってしまった ・・



サラマンカ自体が 結局は見所の多い街だったのだ ・・





お付き合いいただいてありがとうございました。








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コメント

bellaさん、こんばんは
スペイン・サマランカ、聞いたことがあるような・・・ないような・・?
レストランやカフェテリアの様子、日本にはないような雰囲気ですね。人々の活気やエネルギーが感じられます。
ホタテが聖ヤコブを象徴しているとは初めて知りました。サンチャゴ=サント・ヤーゴ=聖ヤコブということも初めて知りました。勉強になります (^_^;;ヘヘッ!
宮殿のような建物の一部がホテルなのですか?!お部屋の中もさぞ豪華だったのでは?夢の中だけでもいいので私も泊まってみたい・・・
お祭り、あいにくの雨のようですが、びっしょり濡れた白いお馬さんが気の毒・・・
今夜も楽しいバーチャル旅行、ありがとうございました。

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