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2018年4月 6日 (金)

「ギマランイス歴史地区」 奥ゆかしく清潔好きなポルトガル人


ポルトガル北部に位置する 「 ギマランイス Guimaraes 」 は


歴史的文化遺産を残す旧市街が 「 ギマランイスの歴史地区 」 として

2001年 ユネスコ世界遺産に登録された 趣きある古い街だ。






01.     夕食のため街に出ると、  赤いポストと焼き栗屋さん、、


ポルトガル映画の一場面のような 郷愁を誘う光景に出くわした。

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02.    「 聖グアルテル教会 Igreja de Sao Gualter 」 の背後

遥か 丘の上に 「 ギマランイス城 Castelo de Guimaraes 」 が見える。



ギマランイスは ポルトガル初代国王アフォンソ1世の生誕地であることから

ポルトガル発祥の地と呼ばれている。

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03.    「 オリベイラ広場 」 に面した 夜の 「 旧市庁舎 」 。

当夜は 旧市庁舎隣の国営ホテル (Pousada da Oliveira) に宿泊。

古い建物だが清潔で心地よかった。   



広場に面する 「 ノッサ・セニョーラ・ダ・オリベイラ教会 」 の前には

アーチがあり、 一本のオリーブの木が生えていた。

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04.     このアーチは ムーア軍を打ち破ったサラードの戦いの勝利を

記念して 1342年に造られたものだ。   アーチが完成した時、


教会前のオリーブの幹が 突然芽を吹いたという伝説から 教会は

「 オリーブの樹の聖母教会 Igreja N.Sra.da Oliveira 」 と

呼ばれるようになったと言う。

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05.     早朝 放水車が出て 広場は清々しく掃除される。  


ジーンズ姿も小ざっぱりと 足早に通学する学生達 何となく真面目そうだ ・・

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06.     南北に約850m 東西に約250mという狭い旧市街には

ポルトガル王国の建国後に建てられた歴史的建築物がそこここに並んでいる。  



向かって右側の数軒は14世紀に建てられた民家だ。

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07.    ポルトガル側からのサンチャゴ・デ・コンポステーラへの

巡礼の道にあるギマランイスには 伝統的に篤い信仰心が満ちている。



街角の身近な祈りの場として キリスト受難の場面を再現したお堂が 

あちこちに配され、 花が飾られ 時に応じて開閉出来る扉で守られている。

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               (  左手奥は アルベルト・サンパイオ美術館 )  






08.       聖母マリアを描いたアズレージョタイル画もあった。

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09.      「 サンタ・マリア通り Rua de Santa Maria 」

アーチが架かる狭い通りの両側に 14~15Cの建物が並んでいる。



八百屋さんが店開きの準備中。        この通りには

祝祭時 美しい花びらが一筋の帯となって敷き詰められる。

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10.    さて ギマランイスの街のショウウインドウは 祈りの街の優雅さを

物語る 想像以上にハイセンスで魅力的な品々が飾られていた。 



この 総柄の薬酒瓶には ポルトガル最大の詩人によって書かれた

雄大な叙事詩 「 ウズ・ルシアダス 」 の一連の物語が描かれている。



結構な値段だったので 私は この中の一本だけ買ったのだが

その時の 女主人の話しぶりが本当に奥ゆかしく、 昭和時代の

日本女性のような匂いを感じ取った ・・・

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11.     通りでは 若い母親が 写真の邪魔になってはいけないと、

身をかがめた。    やはり奥ゆかしい ・・    



英国の新聞社による調査で、ギマランイスはポルトガルで2番目に

住みよい環境の町であると評価されたそうだ。  経済や環境やいろんな

ファクターがあるだろうが、 穏やかな人々の幸福感は高いに違いない。

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12.    たまたま 後ろの教会を撮ろうとしていた時 一人の女性が転んだ。

旧市街の石畳は 歴史的ではあるが 歩きづらいし段差も危険だ。 

地元の人でも転ぶことがある ・・! 



通りがかりの男性が自然に手を差し伸べた。 犬だって心配気だ。


日本では 下町は別として、 ドライな都会人は一瞬傍観するかも知れない。

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13.     赤いポストと焼き栗屋、、  働き者のポルトガルおっ母さん、、



どんなに時代が進んでも ポルトガルの街角はこうでなくては ・・・!!

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次回は 丘の上のギマランイス城に向かいます。







・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

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コメント

bellaさん、こんばんは
ポルトガル・ギマランイス、初めて耳にする街です。
ライトアップされた夜の街、丘の上の城、丘の中腹にところどころ散らばる灯り・・・
灯りの下ではきっと暖かな暮らしがあるのでしょうね。
ポルトガルでは焼き栗はポピュラーなのですか?
日本の焼き甘栗とは味が違うのかなぁ・・・?
教会前のアーチは、さしずめ「凱旋門」といったところでしょうか?!
もう700年近く、この街の象徴として残っているのでしょうね。
14世紀に造られた民家まで残っているとは、驚くばかりです。
中はどんな造り・間取りなのでしょうね。
bellaさんが感じられたこの街の人々の奥ゆかしさは、
この街の歴史や環境から自然に身についたのだろうなぁ・・・と感じました。
今夜も楽しいバーチャル旅行、ありがとうございました。

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