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2018年3月23日 (金)

今日の絵画 ポルトガル 「 赤肌のコルクの木 」 

 
   
今日の絵画 「赤肌のコルクの木」 油彩


Photo




コルクは ポルトガル・スペイン・南フランス・イタリアなど地中海沿岸に 

群生しているが、 ポルトガルが 世界の70%のコルクを生産している。

しかも 収穫や伐採は勝手に行えず、 公有地・私有地を問わず

国の管理下にある。 




コルクは まず植えてから25年間はじっと生育を待ち、

25年たって初めて樹皮を剥ぐことが出来る。

しかも やっと採取した ’ バージンコルク ’ は ゴツゴツと目が粗く、

よい製品を作ることが出来ない。




初収穫後は 9~10年周期で樹皮が剥がされ 収穫されるが、

ワインの栓になるような良いコルクは  植えてから最低でも34年を

待たねばなければならない。

( 収穫年次の末尾が 樹皮にマークされる。




木の寿命は200年~150年といわれているから、

その間に、一体 何回収穫できるだろうか ・・・




ところで、皮を剥がれたコルクの木は 美しい赤を呈している。

痛々しいとも 若々しいともとれるが、 現地では 恥ずかしがって

頬を染める ’ 恥ずかしの木 ’ と呼ばれているそうだ。




しかし 最初の25年、 その後10年おきにしか収穫できないなんて

気の長い話だ ・・

それでも このコルク樫のドングリをエサとして 樹下で

豚や羊、牛などの放牧を兼ねれば 何とか効率が得られる。







そういう訳で 赤裸のコルクの木と羊の群れ、そして 無口な羊飼い


私が出会った ちょっと心に沁みたポルトガルを絵にしてみました ~









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コメント

bellaさん、こんばんは
一枚の絵。しかし、この絵の裏側に bellaさんの深い感性が文章から感じます。
ポルトガルがコルクの名産地であることは、かつての”愛知万博”で知ったのですが、
良質のコルクができるまで、それほど長い年月がかかるとは
羊たちの表情・動作、向こうにいる羊飼い・・・とてもリアルに感じます。
右下のユリのような花、何ていうお花かなぁ・・・?
素晴らしい絵画、ありがとうございました

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