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2017年9月 1日 (金)

「タ・プローム」 ガジュマルに絞め殺されんとする寺院遺跡


アンコール・ワットの北東数キロにある仏教寺院遺跡 「 タ・プローム 」


崩れようとする遺跡と 絡み付き浸食する巨木との闘いが圧巻!






01.      中央祠堂の回廊を押し潰そうとする巨木

熱帯植物 ・ ガジュマルの一種 ズボアン、 


右手は 人を呑み込んだ大蛇のようにも見える。

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02.      横から見ると より複雑に絡んでいる。


タ・プロームは 1186年に仏教寺院として建立されたが

後にヒンドゥー寺院に改修され 以後ヒンドゥー色が濃くなった。

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03.     1000mX600m 四方の 広い敷地を持つこの寺に

かつては数千人もの僧侶や踊り子、 諸般の行事や衣食住を支える人々等

1万人以上が暮らしていたとされる。


踊り子は 数々のレリーフにも登場するが、 祈りや儀式に際し

神聖な踊りを奉げるのに 欠くことの出来ない存在だったと思われる。

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  (  木々の浸食を免れた部分、 崩壊し放置された部分、 )






04.     中央祠堂の一部は 巨木に覆い尽くされ 息も絶え絶え?!

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05.    中央祠堂は美しい女神 ・ デバダーのレリーフに囲まれている。


百年、いや数十年後に 彼女らの姿は残るだろうか ・・

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06.    こちらは ズボアンの根の上に さらに別の植物の根が

からみ   まるで毛細血管のよう !

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07.      モダン・アート顔負けの 芸術的な出来栄え !? 

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08.     たくましい巨人の肩と二の腕 ? ( 東塔門そば )


” 彼 ” は可愛らしい女の子が居並ぶレリーフを守っている 、、

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09.    こちらも彼の腕 ?  それとも足で踏ん張っている ?

寺院の石の庇と建物そのものが潰されるのも 時間の問題だろう。


数年前までは この鉄棒の支えはなかったようだから

熱帯の樹木は 恐ろしいほどの速さと力で 襲いかかって来てるのだ。

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10.   さてこの写真、  樹根の束の間から そっと微笑みかける 

一人のデバダーが写っている。  ( 下の方 だいたい真ん中 )

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11.     呑み込まれんとする時の祈り 、、  悟り 、、、

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12.     回廊を鷲づかみにする 怪鳥の足 ( 左 )。   



別名 ’ 絞め殺しの木 ’ と言われるガジュマル。

地面に向かって伸びた気根は やがて幹とも根とも区別がつかなくなり、

コンクリートや石をも突き破ってしまう。



気根が伸びる方向通りに 石の割れ目が走っている ( 右 )。

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13.     ”  タ・プロームの修復を担当しているインド政府が 

修復計画を発表したものの、 熱帯の巨大な樹木が  今や

遺跡を破壊しているのか、それとも遺跡を支えているのかわからない

という議論が沸き起こっている  ”


と、情報筋が伝えている。

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確かに ここまで来たら 実際手の施しようがないかも知れない。


これほどまでの異形は もはやアートであり 人知を超えた

’ 面白がりの 邪気の業 ’ ではないだろうか。




多分 石積みはもっと破壊され 石片が地に積もり 、、

その傍ら 大きくなり過ぎたガジュマルが やがて自滅し 、、、


つづきを 次世代のどなたか 見て来ていただきたい。








★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★ 

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コメント

bella様、こんばんは(^^♪
大変、大変ご無沙汰してしまいました。
そしてコメントありがとうございました…気づくの遅くて本当にすみません。
相変わらず素敵な旅の数々。
しかし、このガシュマルなる植物怖いです…でも観てみたいです。
北アイルランドへも行ってみたくてなかなか実現できないでいます。

bellaさん、こんばんは happy01
この遺跡、熱帯雨林の真っただ中にあるのでしょうか?
自然の力、植物の力、成長のスピードが凄まじいですね。
遺跡を破壊しているのか守っているのか・・・議論しつくせないでしょう。
それにしても、世界には様座な遺跡があるものだと、感心しました。

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