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2017年9月15日 (金)

 「ベン・メリア」 密林に眠る崩壊寺院 ロケ地になった程ドラマチック!


カンボジア アンコール・ワットの約50km東に、 崩壊したまま放置され 


森の中に眠る巨大寺院 「 ベン ・ メリア 」 がある。






01.    この寺院遺跡は アンコールワット建造前の 11~12世紀頃に

造られたとされる。         ガジュマルの一種 スポアンが絡みつく様は

異様ではあるが  逆に 惚れ惚れするほど芸術的だ !

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02.       ベンメリア正門付近 見事に石積みが崩壊している。

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03.       周囲の塀も崩れ去り 来る人を拒むかのようだ。


事実 ベン・メリアは 19Cにフランス人探検家に発見されたものの、 その後

内戦を経て、 地雷などを撤去し、 観光バスのアプローチ用に道路を整備し

一般に公開したのが やっと2001年のこと。

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04.      当初中を歩くのは 一種の冒険のように難しいことだったらしいが、 


2004年に フランス映画 ” 二人の兄弟  Deux freres ”  のロケ地となり

撮影用に木道が組まれ、 それがそのまま 観光用に残されたということだ。

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     (  僧侶も 自撮り棒を持ってます ~ )






05.      題名は不明だが ベン・メリアでは 中国映画も撮られている。



日本の さほど有名でない街でも 人気映画やドラマのロケ地になると

大勢の中国人がやって来るが、  ここでも 中国人が非常に多かった。 



他のアンコール遺跡群と比べ  日本人と中国人の数が傑出し、 

一種異様なバランスだった。

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06.     日本人には ジブリ映画の 「 天空の城ラピュタ 」 のモデルだった、

ということで有名らしいが、 映画の制作年代とベン・メリアの観光地化の年代に

かなりずれがあり、 根拠のない話らしい。



ところで 英語による観光ガイドキャッチコピーは、  これも 成程と思わせる  

” かのインディ ジョーンズの世界 ! ” だ。



イメージ流用であれ何であれ、  例えうたい文句に釣られたとしても 

心配無用、  深い感動が待っている名跡であることに違いない ・・・

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07.       廃墟の中、 細々とレリーフが生き残っている。



神々と阿修羅の綱引き、乳海撹拌の様子 ( 写真上 )

ラーマーヤナの一節 身の潔白を証明するため火に飛び込むシータ姫 ( 写真下左 )

入口近くの破風にある インドラ神 ( 写真下右 )

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08.      ベン・メリアは もし完全に修復されれば アンコールワットを凌ぐ

規模の寺院になると言われている。       しかし アンコールワットは



一大観光地だが、  こちらの方は 地雷の撤去が完全に済んだ訳ではない。 

どくろマークの看板も立ち、  勝手に  藪などを歩き回るのは大変危険だ。

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09.       ところで、  僅かながらフランス人も来ていた。 



フランス人は 例え映画が大ヒットしても  そのロケ地を崇めたり 

興味津々で そこにどっと押し寄せたりすることは まずない。

イライラするほど!??  冷静だ。      



フランス映画自体のこと、 木道を敷いたのがフランス人だと、 

仏人観光客が  知ってか知らずか 、、、

このドラマチックな奇観に惹かれやって来ただけか 、、  不明だけれど。

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10.         この指 生きている !! 

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11.       ベン・メリアを出て プノンペン方面に向かう道すがら

50kmほどの間に 10余りの古橋が残っている。


特に 「 スピアン・コンポンクディ橋 」 は規模が大きく 

建築文化遺産として価値が高い。



古橋の上は 歩行者 自転車 オートバイのみが通り、 他の大型車両には

う回路を設け、  古橋を保護する政策がとられている。



ナーガ (蛇神) の欄干といい 舗装のない土煙りといい 風情がある。

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12.          さて 古橋付近   田舎の風景。  


あばら骨の見えるスリムな牛たちと  藁と  お父ちゃん 、、、

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13.        馬力百倍 たくましいお母ちゃんライダーと  子供たち 、、

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たまたまの出会いで 全部がこうではないけれど




’ 鄙びた昔ながら ’ と  ’ 新しい文明の利器 ’ が入り混じり、  


内戦で消耗しきった男たちと  耐えつつ逞しさを身に着けた女たちが行き交い、





名も無い庶民の まぶしい光景でした。







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コメント

bellaさん、こんばんは
海外旅行どころか国内の日帰り旅行さえできなくなってしまった慕辺未行です (笑)!
最近はブロ友様方のブログで、日々バーチャル旅行を楽しんでいます

カンボジアはアンコールワット以外全く未知の国なのですが、色んな遺跡があるのですねぇ!
崩れたまま忘れ去られた寺院が脚光を浴び、少しはかつての賑わいを取り戻したのでしょうか?!
修復せずこのままにしておくのも、一つの保存法なのかもしれませんね。
僧侶が自撮り棒を持ってるって・・・いかにも現代的ですねぇ
ママチャリならぬ「お母ちゃんライダー」・・・きっと「お父ちゃん」専用のバイクもあるでしょうし、この方たちは一家にバイク2台所有していそうですね。それだけ経済的に豊かになってきている証明ですね

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