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2017年8月11日 (金)

「ロリュオス遺跡群」 必見!アンコールワットの原形



カンボジアのアンコール遺跡群から15km程離れたところに

アンコール王朝より 300年以上も前に栄えた

「 ロリュオス遺跡群 」 がある。


遺跡群のうち 今回は 代表的な3つの遺跡を訪ねた。






01.      その1つめ、  「 ロレイ遺跡 」  893年建立 


かつては巨大貯水池の中央の小島に建っていた寺だが、

今はすっかり水が干上がり 煉瓦造りの遺跡も今にも崩れそうだ。


修復保護の足場が組まれていた。

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02.    4基の塔の祠堂が交差する中心に 「 リンガ 」 が立っている。

リンガから 砂岩製の樋伝いに聖水を四方に流す儀式が行われたという。



八ヶ岳山麓の武田信玄の分水嶺と意味は異なるが 

クメールの農業を支える 王都の優れた治水技術をアピールすべく 

そのまま宗教儀式に採り入れたのかも知れない。

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03.      くびれた胴と丸い胸を持つ ほほえみの女神デバター、

反対側には 半ズボン姿の逞しい金剛力士像もあった。 


漆喰が剥がれた煉瓦部分と比べて 像の白い漆喰の保存状態が良い。

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04.      「 アンコール ・ レガシー ・ アカデミィ 」

世界的な援助の団体によって運営されている小学校


ロレイ村では 内戦後も貧しい暮らしが続き、

人々の就業率は低く 文盲率は高い。


子供たちはといえば 両親のどちらかがいない子、

特に軍に召集された父親を失った子が多いという。



こうして 学校で学ぶ機会が得られた子供たちの背中を

傍目から見るだけで 幸せが感じられる ・・

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05.    ロレイでは 一部の人は 建設土木か観光の仕事に

就いてはいるが 多くは 零細農業に細々と携わるだけだという。


彼の才能が 
アーティストの職業として成り立てばいいと思うが ・・

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( 牛の皮に 影絵芝居(スバエク) の 人型を彫っている )








06.     その2つめ、  「 プリヤ ・ コー遺跡 」  879年 

レンガ造りの6基の祠堂の色と装飾が見事、 ロリュオス遺跡で最古の寺院。


プリヤ ・ コーとは ’ 聖なる牛 ’ という意味だ。

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07.    名の通り 祠堂に向かって3体のナンディ (聖牛) が並んでいた。

さすが 特別な牛だけあって 首輪というかネックレスがお洒落だ。


シンハ (獅子) も強そうな形相で 寺院を守っている。

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08.     その3つめ、  「 バコン遺跡 」 881年


ロリュオス遺跡群の中でも中心的な存在で、 最初のピラミッド型寺院

として知られている。   南国の花の向うで雄姿が待ち構えていた。

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09.     参道の両側の濠沿いに 奇妙な形の欄干があった。

巨大なナーガ (蛇神) のお出迎えだ。


7頭を持つこの蛇は もともとはコブラをイメージしており

強力な毒と共に 脱皮する不死・回生の象徴として崇拝されていた。

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10.     バコンは アンコールワットの原形として知られている。


境内は東西900m、南北700mと、初期クメール王朝の権力を物語る

大きさだ。 階段の両側では シンハ (獅子) が睨みを利かせている。

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11.      レンガ造りの8基の祠堂と共に 
寺院の四方には 飾りを付けた象が配されている。 


象は神聖な動物として扱われる一方、  神々や貴人の乗り物としても 

戦さの戦力としても 重要な存在だった。

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12.     5層の基壇からなるピラミッド型寺院の階段は少々きつい。

途中で 一休み ・・

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13.     様々な 勇猛で力強い動物たちの石像が寺院を守る様子を

見て回った直後に出会った

生身の牛たちは 意外なほど痩せていた ! 



村々では この種の牛が しっかり働いていたので

もともとスリムな体型の、この地方に独特な牛かもしれないが 、、、

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 アンコールワットと周辺の旅、  つづきます。  






゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。

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カンボジア アンコール遺跡群の旅」カテゴリの記事

コメント

こんばんは happy01
アンコールワットだけでなく、まだまだこんなにたくさんの歴史ある遺跡が残っていたのですね。
いずれも初めて聞きました。
シンハは日本の神社にある狛犬のようなものでしょうか?
同じような文化があり、興味深いです。
このような貴重な遺跡、未来永劫に残していきたいものですね。

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