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今日の絵画 「 赤毛のアンを読む 」 油彩F8

時代がどんなに新しくなっても 多くの少女たちが
相変わらず 「赤毛のアン」 を読んでいる。
そして 我が身をアンになぞらえては
楽しい空想にふける ・・
名作は人生の宝もの
そして そんな少女たちの
つつがない成長を願ってこの絵を描きました ~

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北アイルランドの首都 ベルファスト Belfast では かつて、
プロテスタント系住民とカトリック系住民との対立抗争による
激しいテロが
長く続いた時代があった。
今日 抗争が完全に終息した訳ではないが 一応 街の平安は保たれている。
01. まず ベルファストと言えば タイタニック号だろう。
ヴィクトリア統治時代に発展した造船工業、 当時世界最大を誇ったその客船は
ベルファスト湾に注ぐ河口の 「 タイタニック・ドック Titanik's Dock 」 で造られた。
02. タイタニック号とその姉妹船オリンピック号を収容できるよう造られた
当時世界最大の乾ドック。
1912年4月15日に 氷山に衝突して沈んだタイタニック号は
サザンプトン港から 正式に出航するまで ここに停泊していた。
( 左側は ドックの水の出し入れ ・ 注排水を司った バンプ・ハウス )
03. 最近は 6階建て、超モダンな 「 タイタニック・ベルファスト博物館 」 が
敷地に建設され、 当時の豪華な船内装飾も再現、 CGも駆使して
タイタニックの建設から沈没まで 全てが詳しく展示されているそうだ。
オープン前で 残念ながら 私は訪ねることは出来なかったが、
こんな 赤煉瓦倉庫風の レトロな雰囲気の建物群が
100年前の時代背景を直に伝えて来たのも事実でした。
04. さて街の文教地区には 「 クィーンズ大学ベルファスト Queen's University Belfast
1810年~ 」 や 博物館や植物園がある。
大学の優雅な外観は いかにも英国的だ。
05. 人口40万都市ベルファストの中心街には シティホールや
オペラハウス 銀行 マーケットなど 個性的な建物が点在し 賑わいを見せている。
06. しかし 普通の都市と比べて ちょっと目立つのが 大きな酒の広告と
大・小取り混ぜた ビールパブやワインバー スピリッツバーの数の多さだろう。
07. 北アイルランド人も含め アイルランド人は 取りあえず
桁外れな大酒豪として有名だ。
家計に占めるアルコール支出の割合や 一人当たりアルコールの消費量など
統計上の数字はもとより、
’ フーリガン ’ の起源も一説にアイルランド人から という話など
酒癖にまつわるは悪評は世に知られている。
( ビル全体が酒場 飲んで 歌って 踊って サッカー中継を見て、、、、 )
08. ところで 何の変哲もない住宅街の一角に 面白い看板が立っていた。
「 アルコールフリーエリア
この地域のパブリックスペースでアルコールを飲むことは 禁止されています。
最高罰金額500ポンド 」
09. 北アイルランドの保健省も アル中という国民病に
手を
こまねいているばかりではなく 草の根的な禁酒・減酒政策を打ってはいるようだ。
しかし、 これだけ大酒飲みの国民・国家に 真向勝負が挑めるはずもなく
まず こうした健全なエリアから、、 特に 学生などの若年層に向けて、、
毎日でなく 聖パトリックデーなどの特定期間に、、 などと
ささやかな脱アルコールキャンペーンを展開しているらしい。
( パトロール中と思われる二人 )
10. さて 海沿いの とある田舎ホテルに泊まったその日、 壁に貼られた
大酒飲みのアイリッシュジョークに 目が釘付けとなった !
11. 「 私が死んだら 私をパブの下に埋めてね。
そうすれば 夫が私のもとに 週に7回来てくれるから ! 」
「 天国と言ったって ビールが出ないのなら そんなとこには行かないワイ 」
12. 「 正真正銘のアイリッシュマン
話が上手くて 歌えて 踊れて 少々のことではへこたれず
24時間 いつでもOKな ドリンク・コンパニオン経験者
雇います 」
「 馬やラバは ワインもビールも知らずに 30年生きて行く
山羊や羊は スコッチもライムギ焼酎の味も知らずに 20年生きて行く
牛は何トンも水を飲んだあげく たいていは18歳で死んで行く
犬たちは ラムやジンの助けも借りずに 15年で人生の幕を引く
猫たちは ミルクや水をすすって 12年でくたばる
にわとりは 僅かなエサで 真面目に玉子を産まされ 10歳であの世行き
あらゆる動物は 一滴も酒を飲まず 罪を犯さず さっさと死ぬけど
罪深き ジン浸り ビール漬け人間は 60と10年も生き延びる! 」
13. 「 しらふでやって来て、 わきまえて注文し、 快く支払って、
楽しそうに飲んで、 サッサと立ち去る、 そして 再びやって来る、 べし 」
「 ビールは 生きるべきか死ぬべきか っていう問題ではない。
それより ず~っと重大なものだ ! 」
保健省が 少々努力したところで
こんな筋金入りの酒豪アイリッシュ、、、
なかなか太刀打ちできまいぞ、、 !?
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