« 2017年4月 | トップページ | 2017年6月 »

2017年5月

2017年5月26日 (金)

今日の絵画 「 初夏そして晩秋 」

   

01.         「 初夏そして晩秋 」  油彩50号




六本木の国立新美術館での 「 第73回現展 」 に出品しています。            


Photo           
                                          ( 部分 )


モダンアートの超大作ばかりの中で いつもひっそり ’ 壁の花 ’ の小品です~

                                                                   
   (  5/31 ~ 6/12 )






02.           
国立新美術館内

A








03.

B

 







04.

C








05.         ’  ほぼ人力 !!  ’ 

D


  
 国立新美術館近くの お墓の脇で見掛けました。


芸術の道も ほぼ人力 、、、    お互い頑張りましょう !








★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★

2017年5月19日 (金)

ひたち海浜公園 「青い花の絨毯・ネモフィラ」「SNSの宣伝効果」


今春 各テレビ局で 頻繁に取り上げられた 「 ネモフィラ 」 という花、


茨城県、国営ひたち海浜公園の丘に咲く その青い花を見て来ました ~ 







01.     混雑を避け ゴールデンウイーク後に出かけたものの

やはり凄い人出だった。            それでも 


この爽やかなアイスブルーは 日頃の疲れを 一瞬で吹き飛ばしてくれた。

01








02.         公園の一角を占める 「 みはらしの丘 」、 

1450万本のネモフィラが織りなす青い絨毯は 壮観そのもの。



’ baby blue eyes ’ という別名の通り、 青い瞳のような 小ぶりの花、

茎の穂先から 次から次へとつぼみが開くので 花期が長い。

02








03.      公園全体はかなり広いので、 こんな乗り物で回ることも出来る。

私が乗ったプチ・トレインはイタリア製だった。  国産はpayしないのだろう。     



事故を避けるべく、 係員が人払いをしながら走るコースもあった。

03








04.    ネモフィラは一年生植物なので 毎年種を蒔かなければならない。


今年は 手厚い管理の結果  5月の連休と花期のピークが一致、

ゴールデンウイークの9日間で58万人と、 過去最大の人出となったそうだ。

04








05.        青き丘は 記念写真の舞台としても 大人気。


この花嫁さん 丘を登るにあたって スニーカーを用意してます !

私も  ” おめでとうございます! ” と 声をかけました ~

05








06.      ネモフィラ人気は 花の美しさはもとより、 

マスメディアと個人のSNSなどの 情報発信量の多さに負うところが大きいと言う。



このカップルのSNSやアルバムも きっとネモフィラ一色に染まったことでしょう。

私のブログも 図らずも ひとしずくの宣伝になるのだろうか 、、、

06








07.       公園の7つのエリアには 「 樹林エリア 」 もある。 


涼しい木陰から垣間見る ネモフィラの丘も美しかった。

07








08.      私は せっかくの景色なのに 見物人が多すぎたら残念だなあ 

と思っていたが、     実際のところ   遠近法と言うのでしょうか 、、 


人影の大小によって 意外と 丘の奥行きと広がりが解かりやすい !

08







09.      こちらのカップルは どうやら台湾のプロのモデルらしい。

カメラマン指導のもと ” 1,2,3、目を合わす~! ” っとポーズを取っていた。



こんな写真が雑誌に載れば 来年シーズンは さらに海外の観光客が

どっとやって来るかも知れない。



今回も すれ違いざまに 飛び交う中国語を随分と耳にしましたが ・・

09







10.         「 フラワーガーデン 」 のエリアでは  

松林の木漏れ日の下  色とりどりのチューリップが咲いていた。



ネモフィラのあとも バラやひまわり 百合やラベンダーなど 次々楽しめる。

10







11.        この公園には  リードを付けていれば ペットも入れる。

ベビーカーに乗った 可愛いワンちゃん達も たくさ~んいた。   


人ごみでちょろちょろされるより 安全で始末がいいのかも知れない。

11








12.       「 古民家のエリア 」 にある 旧土肥家住宅。   


江戸時代の建物で、 利根川沿いの新田開発に合わせて建てられた 

東日本で最も古い民家のひとつだと言う。

12








13.      観覧車からは 南西側に のりもの遊園地や混み合う駐車場、


北東側に ネモフィラの丘、  常陸那珂港と太平洋、

小松製作所の工場群などが  一望された。

13



ところで 平和の象徴のような この美しい 「 国営ひたち海浜公園 」 は

かつて 米軍の対地射爆撃場だった。  



花々で覆われた美しい緑の丘が 以前は 土肌むき出しの荒野だった。


返還運動の推移を物語る多数の白黒の写真が ホームページに掲載されている。 






私を含め、 昔を知らずに ただネモフィラの美しさに見とれていた人々に


大地は  平和の有難さを そっと 無言で 伝えていたのかも知れない ・・・









:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

2017年5月12日 (金)

ヴェローナ 「ブラボーな!エルベ広場」「イレーネ、君を愛してる !」

 

ヴェローナの中心地は 賑やかな 「 エルベ広場 Piazza delle Erbe 」 だ。


もともと 古代ローマ時代の公共広場を起源として発展した広場なので、

今日でも この地下3~4mあたりに その遺跡が眠っていると言う。







01.      広場の噴水に立つ  「 マドンナ・ヴェローナ像 Madonna Verona 」


頭と腕は後代に付けたされたものだが、 300年頃 他の場所から運ばれて来た 

古代ローマ時代のこのマドンナ像、  美しいヴェローナを擬人化した姿だ。



手にした巻物には " ヴェローナは 正義の伝道者であり 称賛されるのを好む街

questa città è portatrice di giustizia e amante della lode "  と書かれている。      

01

                    (  左手は 「 ガルデッロ塔 Torre del Gardello 1370年 」  )






02.      「 カーサ・マッザンティ Case Mazzanti 16世紀 」 

歴史物語のフレスコ画が描かれた商人の館、   古びた様子が魅力的だ。   



豪商たちは  富の象徴として 競って館にフレスコ画を描かせたというが、 

日照りや風雨に晒されつつ 今日まで良く維持保存されて来たと思う。   



私自身はこの壁画が一番のお気入り、 声には出さねど ブラボーの連発だった!

02








03.      広場には 「 トリブーナ Tribuna ’演壇’ 13C 」 もある。    


行政官が 政令や裁判の判決を読み上げた場所だが、 同時に 

罪人を鎖につないで 晒し者にした場でもあった。

鎖の付いた首輪が垂れ下がっている。 今は観光用のオーナメントだろう。



しかし トリブーナ脇にある噴水では  恐らく、  野菜から罪人の血まで 

当時から 様々なものが 洗われて来たに違いない ・・

03








04.          「 マッフェイ宮殿 Palazzo Maffei 17C 」


ヴェローナの貴族マッフェィ家の宮殿。  古代ローマ時代の神殿跡に

建てられたため、  その流れか  屋上にローマ神話の石像が建っている。


左から    ヘラクレス、ジュピター、ヴェヌス ( 彼女だけが女神 )、

メルクリウス、アポロン、ミネルウァ。




なお 手前の円柱上にいるのが 「 サンマルコの有翼の獅子 」

かつて この地が ヴェネツィアの支配下にあったしるしだ。

04









05.     エルベ広場では 色々な土産物と 野菜など生鮮品が売られていた。   



’エルベ erbe’ はイタリア語で 草・薬草・野菜を意味する erba の複数形だ。

もともと この広場は野菜の朝市から始まったのだろう。

05

     






06.          売り絵を描いているのだろうか 、、

額縁に入れると 相当大きくなるし 値も張るだろう。

06









07.          どの画家も素敵な絵を描いてます~

07








08.       市庁舎脇の 「 ランベルティの塔 」 からエルベ広場を見下ろす。

08








09.     さて 旧市街、 イタリアらしく大理石の敷石がピカピカ光っている。


清掃車がゴミを吸い取る。      犬も気持ちよくて動きたくない?!

兵隊さん 角付き帽がお洒落です ・・

09








10.       他の多くの古都と同じく ヴェローナも川沿いに発達した。

アディージェ川 Adige とヴェローナ市街、 煌びやかで美しい !

10








11.     アディージェ川を挟んで 向かい側にも アウグストゥス時代の遺跡がある。


小高い丘の上には 「 サン ・ ピエトロ城 Castel San Pietro 」 があり 、

11

  (  日本では雑に扱われがちの夾竹桃、 儚げなピンクの花びらが美しかった。  )







12.    丘の麓には 古代の 「 ローマ劇場 Teatro romane 」 がある。


これも 修復され 未だに現役として使われている。

12








13.         「 ピエトラ橋 Ponte di Pietra 」 

長さ120m、 古代ローマ時代の木橋を起源とする 石造アーチ型の橋だ。



アディージェ川の流れの深さ ・ 速さに応じて  アーチの大きさが異なっている。

13



さて、 ピエトラ橋そばの岸壁に 何やら 落書きがあった。

” イレーネ、 君を愛しているよ !  君と僕は空の上3メートルに ・・ ”




意味不明な愛の言葉ではあるけれど そして罰金ものの落書きではあるけれど

その労力と熱意は認めましょう・・・   ^J^





この落書きの結末が 今 どうなっているかわからない  、、


” 川の流れは絶えずして、 しかも元の水にあらず ”




アディージェ川の早瀬のごとく 人生の変化は目まぐるしい。


彼とイレーネの愛は 結実しただろうか・・・    


それとも 水泡に帰しただろうか ・・・
 









・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

2017年5月 5日 (金)

イタリア・ヴェローナ 「 ジュリエットからの手紙 」

   
ヴェローナと言えば    シェクスピアの 

「 ヴェローナの紳士 」 や 「 ロメオとジュリエット 」 で有名だ。

しかし実際は、

 シェクスピアは一度もイタリアには来てないらしい。



それらの戯曲には 前の時代に書かれたネタ本があったし、

華やかなヴェローナの隆盛や  ドラマチックな名家の抗争の話は 

優に 彼の耳にも届いていたに違いない。






01.    「 サン・フェルモ・マッジョーレ教会 Chiesa di San Fermo Maggiore 12C 」

フレスコ画や浮彫板、木組みの天井など 内部で見るべきものが多いが、


特に目を引いたのが教会の外部、  

Aventino Fracastoroという人物の石棺が こんな高い所に祀られている !

01







02.     「 シニョーリ広場 Piazza dei Signori 」


美しく端麗で気品のあるこの広場、   政争で故郷フィレンツェから追放され、

スカーラ家の庇護の下 ヴェローナで活躍した詩人ダンテの像を


ダンテやスカラ家などの行政長官が住んでいた政庁舎 (13C)や

市庁舎 (12C)、 裁判所、 れんが造りのランベルティの塔

ルネッサンス期のヴェネツィアの建物 ロッジャ・デル・コンシ―リオなどがとり囲む。

02
   






03.      広場の奥から 「 スカーラ家の廟 Arche Scaligero 」 が見えた。

スカーラ家は 13~14Cに ヴェローナを支配した一族だ。

03
   






04.     行って見ると 残念ながら修復中で全容は見られなかったが 

スカーラ家の黄金時代を彷彿とさせる 華麗な墓廟とわかった。


隣のサンタ・マリア・アンティーカ教会のファサードの2階部分にも

カングランデ1世の石棺があった。  高みに棺を設置するとは面白い思想だ。

04
            
          (  写真上は 本来のスカーラ家廟、  オフィシャルサイトから  )






05.     さて 悲劇 「 ロメオとジュリエット 」 は、 スカーラ家隆盛の時代、

教皇派に属するモンテッキ家と 皇帝派に組するカプレーティ家という

敵対する名家のプリンスとプリンセスの悲恋を描いたものだ。



似たような実話はあったらしいが、 ジュリエット本人は架空の人物だ。

それでも  ’ ジュリエットの家 ’ に 行ってみない訳にはいかない。

05







06.       しかし ロープが張られて近づけない。 映画の撮影中だった。



貼り紙にはこう書いてあった。  ” 仮題 ジュリエットへの手紙 という映画を

目下撮影中です。  もし 皆様の姿が偶然写真やフィルムに写り込んで、

何らかのメディアで世界中に流れることがあったとしても 

権利は全て当方にあります。    お嫌でしたら このエリアに入るなかれ!



 ” ジュリエットの家を見られず 観光客の皆さま申し訳ありません ”

の一言がないぞ~!

06







07.      エキストラの女の子たちが 窓から顔を出していた。

後日 私は当該の映画を見て どんな場面を撮っていたのか知ることになるが

彼女達は 観光客役で出演していたと思う。



ところで このジュリエットの家に詰めかける 多くの観光客が 

ジュリエット宛の手紙をしたため バルコニー下の壁や通路に 

それを貼り付ける習慣があるらしいが、

07







08.    それらの手紙は ’ ジュリエットの秘書 ’ なる女性たちが回収し、 

世界中の人々の悩みに答えたり 励ましの返事を書いていると言う。



昔 NHKで そうした番組が放送されていた。   各国語に対応する

スタッフがいて 日本語に対応する人もいたことに驚いた記憶がある。

08

     規制が少し緩み、 ジュリエットの家 Casa di Giulietta の前に近づけた。 






09.      通路の先に  ロ~ミオ!と叫ぶ 例のバルコニーが見えた ! 


これさえ見て置けば不幸中の幸いと言うものだ !   実はこのバルコニー 

物語に即して 後付けしたものだと言うが  それでも見ておきたい ・・



Tシャツ・道具を身に着けたスタッフとは違い サラサラ髪の主演女優の姿も見えた。

09







10.       下は映画の場面。        
観光客が

 その右胸を触ると幸せになるという ジュリエット像の前で記念撮影。  

ジュリエットへの手紙を書いて壁に貼る。



そして ’ ジュリエットの秘書 ’ が手紙を回収して 事務所へ運ぶ ・・ 

10







11.      映画では ルポルタージュ記者の主人公 ・ ソフィーが 

仕事柄 手紙の行方に興味をそそられて 事務所まで付いて行ってしまう。


そして結局 手紙の返事を書くジュリエットの秘書という役割まで担うことになる。



つづきの話をかいつまんで言えば、 

恋人に会いに行くべきか躊躇してると 相談して来た50年前の古びた手紙を 

たまたま見つけ出したソフィーが  ” 真実の愛は過去も現在も真実だから 

今からでも会いに行きましょう ” と、 その差出人に 返事を書く。  



すると  70歳近い老婦人が ロンドンからヴェローナにやって来る。

そして 老婦人とその孫息子、 そしてソフィー 

三人で 婦人の昔の恋人 ・ ロレンツォを探す旅に出る。

11
                      
           (  ヴェローナ  街角風景  )






12.     彼らはあちこちで 何十人もの 同姓同名のロレンツォを探すが

最後に シエナにやって来る。   そして シエナ郊外の とあるワイナリーの

経営者が 本物のロレンツォだと判明する。 


その後 50年ぶりの恋が実り、 結婚まで至るというハッピーエンドだ。




おまけに 孫息子とソフィーが恋に落ちて、 ワイナリーのバルコニーで

ロメオとジュリエット張りに 愛を語るというおまけつきだ !




ところで 私にとっても 大きな大きなおまけが付いていた。    

シエナの 「 バティステロ聖堂 Il Battistero 」 前広場のカフェで

ソフィー達が語らうシーンがあったが、


なんとそこは 以前 私が泊まったシエナの宿の窓の下 、、、

見覚えある風景に 目が釘付けになってしまった !

12
  
 (  ホテルの窓からバティステロ聖堂広場を望む。 左下 映画のシーン )







13.        映画だからの あり得ないような筋の展開だが、 

ジュリエット宛に 相談や告白の手紙を書く人が沢山いて、  
しかも 

  それに返事を書く人がいる、 と言うところまでは 紛れもなく現実の世界だ。



現実と非現実をつなぐ  ’ 現代のジュリエットたち ’ 

ヴェローナには そんな女性たちがおりました ・・・

13


さて 場所は変わって 「 サン・タナスタシア教会 」。


そこの せむし男が言っている。

” 恐れるなかれ、 ただ信仰を持ち続けるのみ ! ”





思い通りにならないことが多い人生   、現実の向こうに 

何か良い 非現実的なことが起きるかも知れない。


信仰心とは違うかも知れないが 

希望は持ち続けたいと思う ・・・









★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★ 

« 2017年4月 | トップページ | 2017年6月 »

2019年8月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

カテゴリー

リンク先

フォト
無料ブログはココログ

最近のトラックバック