« さすが倉敷 運河と白壁の町屋の美観地区&大原美術館 | トップページ | 「足立美術館の日本庭園」 庭園もまた一幅の絵画だ! »

2017年2月 3日 (金)

「出雲大社」 八百万の神々が集まると言う’神有月’に行って来ました!


この日私は 島根県の出雲大社を参拝したのだが、 なんと偶然 全国から

八百万の神々が出雲に集まるという 「 神在祭 」 のただ中にあった。







01.      出雲勾玉(まがたま) を伝承・販売する店に立ち寄った時

「 神在月 かみありづき 」 の看板に気付いた。   



神々が出雲におわすのは たった一週間ほどだ。   その真っ只中に 

たまたまお参りに来たとは  ラッキーと言うしかない。

01








02.      この日の朝 宍道湖に面したホテルの窓から 何艘もの

しじみ獲りの小舟が見えた。    そして まるで映画のシーンのように


湖面いっぱいに 大きな虹が二重に弧を描くのも見た。 吉兆だったかな!

02








03.      ところで、  ホテルのおかみが こんな道端まで出て来て

お見送りをしていた。    ニッポンの お ・ も ・ て ・ な ・ し は 

良し悪しは別として  よその国では 絶対あり得ないものだ。



また出雲大社への道すがら 出雲市斐川平野独特の ’ 真四角に刈り込んだ

クロマツの防風林 ’ が次から次へ現れた。  日本海からの

激しい季節風に 備えた屋敷林だが とても清々しい風景だった !

03








04.        さて、 いよいよ 「 出雲大社 」 に到着した。  


2016年の場合、 11月9日の夜7時 神々をお迎えし (神迎祭)、

16日に神々をお送りする (神去祭)までの間が (神在祭) だった。



神無月 (かんなづき) は 普通は10月を指すが、  旧暦では11月に

あたるそうだ。   因みに 2017年の神迎祭は11月27日、 

2018年は11月17日と  毎年一定であるわけではない。



宮司や神官が提灯を灯し 神々をお迎えする様子が 木彫で表されていた。

04

 






05.       「 神楽殿 」  長さ13.5m 胴囲8m 重さ4.4t、 

大迫力の注連縄 (しめなわ) に驚かされる。     立派過ぎて

これが本殿だと勘違いする人がいるそうだが もっともだ !



ところで 縁結びの聖地 出雲大社には ’ 正しいお参りのルートと作法 ’ 

なるものがある。  これから良縁を得ようとする女子などは真剣に全うするが、


もう良縁を得て久しい私は!?   駐車場に近いこともあって、

正規のルートなら最終地点となるはずの ここ 神楽殿からスタートした。

05








06.        屋根だけ見えるのが 「 御本殿 」。 

1744年の造営で、 平成の大遷宮は4度目の遷宮となる。  



本殿手前にある 「 八足門 1667年 」 から  遠目に

本殿に祀られている大国主命大神に お参りすることになる。

06

   






07.      「 八足門 」 の前にある大きな円は  2000年に

地下から発掘された 三本に束ねられた 直径約1.4mの巨大な宇豆柱

( うずばしら ) の跡だ。   ( 現物は博物館に収められている )



現在の本殿の高さは24mだが、 この柱跡から計算して 

平安時代の本殿は 48mあったと推測されるそうだ。   



それがどれほどの高さか想像するよすがとして

畳75畳分、 高さ47mの国旗が頭上にひるがえっていた !

07









08.       正面からは 奥まっていて 近づき難い御本殿だが 

西側に回ると案外近くから その大屋根を仰ぎ見ることが出来る。

08








09.       御神木は びっしりとおみくじで覆われていた。

09








10.       大屋根に組まれたX型の組み木は 「 千木 ちぎ 」 と言い

その下に水平に並べられた丸太は 「 勝男木 かつをぎ 」 と呼ばれる。  


千木にくり抜かれた四角い穴は 人がくぐれるほどの大きさだそうだ。



因みに 千木にはオスとメス、 いえ失礼 男神と女神を表すものがある。

先端が 地面に垂直に切られたものが男神、 地面と水平なのが女神だ。

10








11.        「 西十九社 にしじゅうくしゃ 」 1809年。  

19の小部屋に区切られていて、 全国から神々が集まる時の宿泊所となる。   


ちょうど神在祭のただ中だったため、 19の扉が開かれ 

お神酒が備えられ  綺麗に掃き清められていた。



樅の木で出来た この神様たちのホテルは 実に簡素で 

お迎えの仕方も 仰々しくなく素朴だ。




華やかで豪華な宗教文化を持つ西洋人には分かりにくいかも知れないが 

いかにもプリミティヴで精神的、 形而上的な日本らしい仕組みだ。

11








12.       再び 神楽殿に戻った。   出雲大社の注連縄は

5~8年に一度取り換えられるが クレーンを使っての大仕事となるそうだ。



横繩のあいだから 総にあたる ’ 円錐形の〆の子 (しめのこ) ’ と

いうものが下がっている。  それに たくさんの銭が挟まっていた。   



注連縄に賽銭を投げたり 挟んだりする人がいて いつの間にか銭がたまる。

今は網で覆われていて 銭は落ちないようになっている。

12








13.     大社のそばに 出雲大社の権宮司 千家国麿の館がある。

彼は85代の権宮司で、 2014年に高円宮家典子さんと結婚した人だ。



皇族の結婚は その都度結構な話題になるが、 人間としての相性もよく、

且つ 天皇の系譜と天照大神の系譜にある人の結婚が成立したとは  

この地に来てみて 改めて 凄いことだと思った ・・




千家の門に掲げられた注連縄の〆の子の総は まだ柔らかくふさふさしている。

これなら 確かに お賽銭を投げ入れても サクッと入ってしまいそうだ。



でも 注連縄に投げつけるなんて罰が当たるという考えもあるそうですよ ・・

13





出雲大社に八百万の神々がお集まりになったとは言え、

大社の杜が激しく鳴動するわけでもなく 実に粛々たる佇まいだった。




しかし 神々は 誰と誰を縁結びするか 

陰では 賑やかな会議の最中だったかも知れません。
   








.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

« さすが倉敷 運河と白壁の町屋の美観地区&大原美術館 | トップページ | 「足立美術館の日本庭園」 庭園もまた一幅の絵画だ! »

国内旅行 中国編」カテゴリの記事

コメント

こんばんは happy01
出雲大社、懐かしいです。若い頃に2回訪れました。

そういえば今年、初詣でに出かけていなかったので、こちらで・・・(^_^;;ヘヘッ
神無月の由来は、その時全国の八百万の神々が出雲に集まるので神無月、
逆に出雲では神在月と呼ばれるのですよね。
機会あればいつかまた訪れてみたいです。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/577816/64845923

この記事へのトラックバック一覧です: 「出雲大社」 八百万の神々が集まると言う’神有月’に行って来ました!:

« さすが倉敷 運河と白壁の町屋の美観地区&大原美術館 | トップページ | 「足立美術館の日本庭園」 庭園もまた一幅の絵画だ! »

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

カテゴリー

フォト
無料ブログはココログ

最近のトラックバック