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2017年1月

2017年1月27日 (金)

さすが倉敷 運河と白壁の町屋の美観地区&大原美術館

 

「 倉敷市 」 は岡山県の南部 瀬戸内海に面した町。


旧市街は少し内陸に入ったところにあり、   特に

昔からの街並みが残る中心地は ’ 美観地区 ’ と名付けられている。







01.     今回は 羽田から岡山空港に降り立ち、 バスで倉敷に向かった。 

ところが 高速道路のトンネルに入った途端 バスが急停車した!


瞬く間に 車が連なり 進むことも戻ることもままならない。 

パトカーや救急車が何台も けたたましい音を立てながらすり抜けて行く。    



やっと30分後に開通。 横転したゴミ収集車を見て やっと事態がのみ込めた。



少々待たされたが トンネル内火事なんかに遭遇せず よかった! と

むしろ感謝の念がわいた ・・・

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                  (   少々ピンぼけですが、、、 )






02.      そうこうして やっと倉敷の中心 ’ 美観地区 ’ に着いた。


白壁の家並に様々な店が顔を出す。  いかにも観光地といった風情だ。

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03.      車引きのお兄さんに客引きなんぞされると 

一層 観光客気分が上がります ~     乗りませんけど ~!  

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04.     倉敷川という名の運河、 その両岸に白壁の蔵や町屋が立ち並ぶ。


右側の ’中橋’ の先にあるのが 旧町役場、 今は倉敷館という観光案内所だ。

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05.       この町並みが生れたのは江戸時代。 

綿花や米など多くの物資が 運河を利用して運び込まれた。

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06.       町の風情を一層引き立てる 和服の倉敷美人たち。

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07.        花嫁・花婿にも遭遇

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08.       丘を走る車夫と並行し  運河では船頭が櫓を漕ぐ。

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09.        路地では 名産品を買う人々の笑顔がこぼれる。

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10.      見どころは店ばかりではない。 星野仙一記念館 (写真上)

大橋家や井上家などの大地主の邸宅 (写真下左)、 倉敷民芸館 (写真下右)

など 時間があれば ゆっくり一日楽しめる。

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11.      しかし、何と言ってもハイライトは 「 大原美術館 」 ではなかろうか。  


ロダンのカレーの市民像と ギリシャ建築の列柱が待つこの建物、 

倉敷の実業家・大原孫三郎が 昭和5年に創立した 日本初の西洋美術館だ。

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12.        収蔵品は 絵の好きな人なら 

誰の作品か すぐに言い当てられるような有名なものばかり。  



大原の依頼を受けて 今日 美術館の中枢をなす重要な絵画群を 

パリなどで買い付けたのが 児島虎次郎だ。    彼の絵 


’ 和服を着たベルギーの少女 ’ が入口正面にあったのが印象的だった。

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                              (  館内での写真はNGでした  )






13.      私は 町の観光は程々に 美術館により多くの時間を割いたが  

充分には程遠く、 後ろ髪を引かれつつ倉敷を発った。


そして 岡山から鳥取に入ると  11月半ばのこの日、 雪を頂く大山 

( だいせん 1729mの火山 )が現れた。



関東の人間には非常に神々しく見えた大山、   見る方向によって

形が変わっていくのを見届けつつ その日が良き感動で終わるのを感じた ・・・

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中国地方を巡る旅、 続きます ~










♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:     

2017年1月20日 (金)

天橋立とイグノーベル賞 竹田城址、立派な山城だった!


  01.        ここは 日本三景の一つ 「 天橋立 」 。  




日本海の宮津湾と 内海の阿蘇海を東西に隔てる3.6kmの砂州に 

8000本の松林が生えている。

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02.     文珠山の山頂にある天橋立ビューランドからの眺めを

「 飛龍観 」 という。  龍が天に登る姿に見えることからその名前がついたが、


股のぞきをすると 一層それらしく見えるというのだ !

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03.       私は   昨年、イグノーベル賞の知覚賞を受けた日本人学者 

東山篤規さんが ハーバード大学での授賞式の演壇で 

こんな風に 股のぞきをやって見せたのを思い出した。



彼の研究は 龍の見え方ではなく!  ' 前かがみで股から後ろの物を見ると

実際より小さく見える ’ という研究らしい。

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04.       私も カメラを手に 股のぞきしてみたが 果たして


天に登る龍に見えるだろうか ・・・   実際より小さく見えるだろうか ・・・・・

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05.      ところで   「 Ig Nobel Prize 」 だが 受賞式出席の旅費は

自己負担、  授賞式の講演では聴衆から笑いを取らなければならない、 と

結構ハードルが高い。



しかし このイグノーベル賞、 10年連続で日本人が受賞しているそうで、  


’ 物凄い大発見は生まないだろうし 無駄な徒労に終わるかも知れない 

知性のゆりかご ’ を 日本人が大切にしているなんて 素晴らしいことだ ! 

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(   頂上の天橋立ビューランドには こんな遊具もありました   )







06.      山を登り降りするには リフトかケーブルカーがある。



ところで この天橋立、 松は人の手により植林されたものではなく

大部分が自然発生的に生えたものだ。  


波で弓型に浸食堆積し 龍のうろこのようにギザギザに連なる白い砂浜 

その白砂青松が相まって 正に天に登る龍を形作っている。

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07.       実はこの日の朝  兵庫県朝来市和田山町竹田にある

「 竹田城址 」 を訪ねてきた。   天空の城として有名な所だが


円山川の川面に霧がたなびいて 何となくワクワクした。

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08.      しかし 中継基地に着く頃はピカピカの晴天。   

これより先は自由に進むことは出来ず 専用の送迎バスに乗り換えて入山する。


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09.       バスは10分ぐらいで 残りは徒歩となる。 

城跡の見物も含め 合計2時間ほどのトレッキングだ。

 
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10.    縄張りが南北約400m、東西約100mと 想像以上に大きく立派な山城で 、

1431年の築城 1600年に廃城、

その後400年余 城壁がほぼそのまま残っている。

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11.      本丸の天守閣跡、   いわゆる居城そのものはこじんまりしている。



因みに 日本で 「城」 と言ったら 天守閣のある建物そのものを意味することが多いが

ヨーロッパでは 城と言う単語は 城壁内 山全体の縄張り領域を表すことが多い。



さらに 城壁内に住む一般人の町をも含めて 「城」 と表現することもよくある。

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12.       例えば大学も 日本では  校門付きの塀に囲われた

ひとつの特別な領域を意味するが、  欧米では 大学の建物が街に点在していて 

どれが大学の校舎なのか どこからが街なのかわかりずらいこともある。



それぞれのものの成り立ち方、 発展の仕方、 色々な要素が絡んでいると思うが


少なくとも 海外の観光・見物には そういう違いも考えておくといいかも知れない。

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13.       さて 世間で有名な このような雲海に浮かぶ竹田城址の姿は 

考えてみれば 城の対岸からこそ見られる姿だ。   


聞くところによると 結構な山道を登って 朝早くから準備しておかないと

この光景にはお目にかかれないらしい。  

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バスの休憩所に貼ってあった このポスターを見ながら 


天空に浮かぶ城の姿を想像するばかりでした ・・・










...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。...。oо○**○оo。
 

2017年1月13日 (金)

タシケント 旧日本兵が建てたナヴォイ劇場は地震に耐えた! そして彼らの墓

  
ウズベキスタンを巡る旅、  最後に首都タシケントにやって来た。



タシケントは  シルクロードの東西交易で繁栄する傍ら  数々の敵対勢力による

侵略を受けるなど 2000年余の波乱の歴史を有する街だ。







01.     現在のタシケントは 人口218万人の中央アジア最大の近代都市。


街は新しく 整然と明るい雰囲気だが、 実は1966年に 直下型大地震に見舞われ 

壊滅的な被害を受けている。    これが 半世紀を経た復興の姿なのだ。
 
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02.     ウズベキスタンは1867年にロシアに併合され 1991年に旧ソ連から

独立した経緯があり、  首都タシケントには中央アジア唯一の地下鉄が走っている。 



ソ連時代の情報統制の名残か 豪華な地下鉄構内の撮影は 厳しく禁止されている。
 
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(  写真は 世界の切手サイト、 ウイキペディアなどから  )






03.      広々とした 「 ムスタキリク独立広場 」 の柵や装飾もソヴィエト的だ。

昔 モニュメントには レーニンか誰かの像が建っていたが

現在は 母子像に置き換えられている。



新市街の北部にあるテレビ塔の高さは 東京タワー(333m)より高い 375mだ。

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04.      一方、 旧市街にある 「 ハズラティ・イマーム広場 」 には

「 バラク・ハン・メドレセ 16世紀 」 や 「 ハズラティ・イマーム・モスク 16世紀 」

など 貴重な遺構もちゃんと残っている。



ソ連時代には メドレセに 行政機関が置かれていたそうだ。   現在 遺構群は 

現役のモスクとして復活したり、 博物館となったりしている。

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05.      現役のモスクの内部を窓から覗いてみた。  中心に メッカの方を

向いた祭壇があり  ひれ伏し祈るための絨毯が敷かれてる。 



「 ジャミー・モスク 15世紀 」(写真下) 新しそうに見えるが 震災後修復された姿だ。
 
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06.       バザールで売っている ウズベキスタン版のナン ( パン )。

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07.       サマルカンド、タシケントなどのパンは 丸いのが特徴だ。

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08.      「 ナヴォイ劇場 」 1947年に完成した1500人収容のオペラハウス。

第二次世界大戦後 極東から強制移送された数百名の旧日本兵が

この建設に携わった。



1966年の大地震の際、  劇場周辺の建物が 全て倒壊した中、

堅牢なナヴォイ劇場はびくともせず 逆に避難者の受け入れの場となった。

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09.      その仕事の確かさと素晴らしさは ウズベキスタンの人々の心を打ち、

日本人への評価と親愛の情を一気に高める結果となった。


2015年 安倍首相が訪問した際も ここで記念コンサートが開かれたそうだ。

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10.      ムスリム墓地の一角に その旧日本兵達の 「 日本人墓地 」 がある。  


写真右手の茶色い石碑に 79名の氏名と  福島 広島 熊本 香川 

東京 神奈川など    ほぼ全国からの出身地名が刻まれていた。    




この墓地は あるイスラム教徒の家族によって代々守られている。 

国に尽してくれた日本人を敬うのは当たり前、との信条らしい。    


画面にホースが写っているが    この日も 

日本人が来ると言うので 掃除をしていたと言うことだ。

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11.       別の石碑には133名と記されている。   劇場建設以外でも

厳しい抑留生活の中  それぞれ何らかの技術を発揮した人がいただろう。



いずれにせよ 狂おしいほどの望郷の念を抱きつつ 持てる知識と技術の全てを

劇場建設にかけた日本人の 優秀さには 改めて誇りを感じる ・・

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12.      敗者の連合国側、 ドイツ人捕虜の墓もあった。  

こちらは 墓石に名前が彫られている。



タシケントの一般人の墓所では 丸い墓石が連なっていた。

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13.      エキゾチックなウズベキスタンの旅は、 文明の輝きに感動しつつ

最後に 同胞日本人の魂に触れ 一層感慨深いものとなり、



飛行機の窓から眺めた中国の天山山脈も 悠久の時間を感じさせた・・



ところで 空港バスで出会った女性は カザフスタン人。 

早稲田大学への留学生で、 ふと現代の時空へ呼び戻される感があった。

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中央アジアの国々は  ’ ・・・スタン ’ など  似た名前が多く、 

その国情も詳しくは分からないが



少なくとも ウズベキスタンという国が 忘れ難いものになったことは確かでした !










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2017年1月 6日 (金)

今日の絵画 「 ランプとシンビジューム 」


明けましておめでとうございます。



皆さま よいお年をお迎えでしょうか ~





寒中でございますし 昔ながらの暖かい黄色ランプの光で

新年のご挨拶をさせていただきます。
 




今日の絵画   「 ランプとシンビジューム 」  油彩 

Photo

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