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2016年11月11日 (金)

ウズベキスタン : 古都ヒヴァの奴隷市場とハーレム


               ここヒヴァには 昔、 中央アジアじゅうにその名がとどろく大きな奴隷市場があった。


               また 支配者・ハーンの華麗な私生活の場、ハーレムもあった。

           
               ’ シルクロードのハーレム ’ とは どんなものだろうか ・・・







  01.     「 パルヴァン・ダルヴァサ門 (東門) 」  ( 別名 奴隷の門 ) 


今はこのように 門前で日常品が売られているが、  かつては ここに 

中央アジアで最大の奴隷市場があった。     16世紀来 支配者が変わっても

300年間 奴隷市場の勢いは衰えることなく続いてきた。

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02.     ヒヴァのハーンは 近郊で住民や旅人を捕まえさせ 彼らを奴隷として

仕入れた。   市が立つと 門の内部から 鎖につながれた奴隷たちが引き出され、


カラクム砂漠を越えてやって来たトルコ人部族や

草原のカザフ族が 彼らを買ったと言う。

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              (  バザールで売られているのは お焼き? 餃子? )






03.      18世紀になると 南下して来た多くのロシア人が捉えられ奴隷となる。   

そこで ロシアは ロシア人奴隷の解放を口実に軍隊を派遣し、 

1873年 ヒヴァを全面降伏させた。     そして 奴隷市場もその幕を閉じる。



ガイドブックによると その当時 ロシア人の奴隷は3000人、それ以外が3万人。 


特に 健康で強靭なロシア人は 奴隷一人当たりラクダ4頭で売られたと言う。

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04.     さて ヒヴァの朝市バザール、  電気製品の修理屋さんがいた。 

モノは長く大切に使うのだろう。  


’ MOPC ’ は ロシアの飲料メーカーの飲み物だ。  

非炭酸飲料で クランベリーやブルーベリーなどから出来ている。  


独立したとは言え やはりロシア文化は浸透しているようだ。

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05.        「 タシュ・ハウリ宮殿 」 1838年建造


ヒヴァの中で 最も豪華なタイルや装飾品で飾られている ハーンの居城。

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06.      中庭には お客が来た時に ” ユルタ (移動式テント住居) ” を

建てる 丸い土台が出来ている。


お客時に限らず 中庭のユルタで過ごすのを好んだハーンもいたそうだが、 

その気持ち なんだかよくわかります ~~

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07.      さて 宮殿の一角に ” ハーレム ” がある。 

長方形の中庭を 二階建ての建物がぐるりと囲んでいる。 


この中には 執務室・ 宴会やお客を接待する部屋など 大小163もの

様々な役割の部屋があったが、  


メインは 左手の ハーンの執務室と正妻たちの部屋だ。

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08.        謁見や儀式が行われた最重要な部屋が 左側の部分。 

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09.      その天井は 木枠と赤い幾何学模様を組み合わせた豪華な造りだ。   


七宝焼きタイルの青い側壁と 装飾彫刻が施された茶褐色の木の柱の空間で

見慣れぬ赤が 一際異彩を放っている。

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10.      ところで 正妻と言っても 第一夫人から第四夫人までいて、 

儀式の間の右隣に 正妻の部屋が4つ並んでいる。 

それぞれの部屋に柱が1本、 計4部屋だ。    


奥さんが4人もいて、、 序列があって、、  なかなか大変な世界です。

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11.      しかし その上  中庭をはさんで 正妻たちの居室の向かい側に

側室 ( 又はその候補 ) たちの部屋がずらりと並んでいる !   


彼女たちは 向かいの正妻達の部屋を眺めては 羨んだり 情勢の変化を

気にしたりしたと言う。



日本の大奥のように

この長方形のハーレムの世界にも 様々な物語が行き交ったことでしょう。

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12.       子供たちは地元の子ではなく 近隣から来た観光客。



左は コーランを置く木製の台を売る人。   日本人にコーランを推奨しても

仕方ないので、 本の他 スマホが置けるヨ、 iPadも置けるヨ、 と熱弁。


日本語数字を唱えつつ、9通りもの X型の木枠の組み方を実演して見せた。

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13.      さてここまで 世界遺産の古都ヒヴァの街を散策して来ました。 


ヒヴァの観光地としての整備は 今日でもまだ続いているようです。  



この遺構は単なる仕事場でしょうか・・

それとも 立派な宮殿に修復され いずれはここにも観光客が来るでしょうか・・

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次は 少し大きな都市ブハラへ向かいます。












゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。   

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