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2016年9月

2016年9月30日 (金)

ドイツ・ロマンチック街道の起点ヴュルツブルク ’朝市風景’

 

    ヴュルツブルクは 南ドイツ・ロマンチック街道の北側の起点となる街。


マイン河畔に発達したヴュルツブルクには 13世紀から歴代の領主司教が住み

城塞や宮殿など華やかな文化遺産が多く残されている。






01.     成田からフランクフルトに着いたのが午後4時ごろ、 レンタカーで

東に100kmほど走って 夕方 ヴュルツブルクに入った。


10月の夜7時頃  「 アルテマイン橋 Alte Mainbrucke 1543年 」

欄干の両側に居並ぶ12体の巨大な聖人像が 暗闇の中 異彩を放っていた。

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02.     一夜明け朝日が差すと 街の様相も一変、 マイン川の水面が光っていた。

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03.     マイン川流域のフランケン地方は 温暖で乾燥しており、 

中世初頭に 修道士たちにより 葡萄の栽培が導入された。 


今日4500haに及ぶぶどう畑から 優れたフランケンワインが 産出されている。

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04.       さて、 昨夜はうら寂しかった橋の上で 賑やかに朝市の準備が始まった !

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05.     毎度のこととは言え、聖人も 足元で繰り広げられる店づくり

どんな気持ちで見ているだろうか ・・

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06.         ふと 丘の上に目をやると  「 マリーエンべルク城塞 

Festung Marienberg 13世紀~ 」 が朝日に輝いていた。

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07.        歴代の司教が住居として来た この丘の上の中世の城は 

1650年以降は  神聖ローマ帝国の要塞として使われた。

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08.     マイン川、ヴュルツブルク市街、フランケンヴァルテ山などを一望出来る

ロケーションは、  敵を見張るには 願ってもない好条件だったでしょう。

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09.       アルテマイン橋の 朝市の賑わいが 遠目からもわかります!

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10.         橋の歩道の片側は 通行人用に空けてある。

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11.        野菜や日用品でなく アート志向の朝市だ。  旅の始まりで

荷物になるので 私は買う訳にはいかなかったが 綺麗な陶器類だった ・・

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12.      通り奥の 「 キーリアン大聖堂 Dom、 1040年建造 」 の

天高くそびえる4本の尖塔は  1945年の大空襲で破壊されたものの 

その後再建された。     豪華な歴史的内部はそのまま保たれている。


この尖塔は まさにヴュルツブルクのランドマークと言えそうです。

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13.     さて マリーエンべルク城塞の丘から 巨大な「 レジデンツ Residenz 」 が

見えた。   世の中の支配者は 治世が安定してくると 戦いに備える要塞山城から

平地に降りて 平和を享受する豪華絢爛な宮殿に住み始めるものだ。



1744年に完成を見た このレジデンツの皇帝の間や 他の部屋べやの設え、 

天井や壁のフレスコ画 彫刻 タピスリー そして庭園などは 

贅を極めた美しさだと言うが 

今回は訪れることが出来なかった。

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  (    レジデンツ内部      シーボルトの娘のおたくさん    シーボルト  )




その他 ヴュルツブルク生れで 日本に馴染み深いシーボルトの博物館も、

畳の部屋があったり 丁寧な日本語表示があったりするらしいが

日程の都合で 割愛せざるを得なかった。





という訳で 駆け足のヴュルツブルク見物ではありましたが 

ロマンチック街道の起点として 街を見ておいた意味は十分あったと言えそうです。









★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★

2016年9月23日 (金)

「ウルム」 教会の尖塔はまるで鳥かご、 運河に傾く木組みの家

   

ドイツ ヴュルツブルク~フュッセン間には 昔の宿場町をつなぐロマンチック街道と

現代の動脈・高速道路A7と 二つの街道が南北に走っている。  


その高速アウトバーンのほぼ中間点あたりに ウルムという古都がある。 






01.     「 ウルム Ulm 」 は ドナウ川沿いに発達した街で、 ドナウ右岸からは

城壁内にある大聖堂や 美しい切妻屋根の家屋が織りなす見事な眺望が楽しめる。


この ドナウから水を引き込んだ運河の先には 「 漁師地区 」 がある。

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02.       「 漁師地区 Fischerviertel 」 には 昔は漁師やなめし皮業者が

住んでいた。  その中世の職人の家々が今では ホテルやレストランになっている。



川沿いのレストランのテラスで 折しも 多くの人が食事を楽しんでいます !

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03.         美しい木組みの建物の足元には 運河が流れ 

柳の葉が風になびき この上ない風情を醸し出している。

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04.      「 傾いた家 Schiefes Haus 1443年 」 と呼ばれる家が 

なめし皮業者用の運河に倒れかかるように建っている。     しかし 

しっかりバランスは取れていて、 現在はホテルとして立派に役目を果たしている。

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05.      「 市庁舎 Rathaus 1370年」  透かし彫りの切妻を持つ優美な建物だ。

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06.      壁一面に装飾模様のだまし絵と 歴史絵が描かれており 

それぞれ物語ごとに説明文が添えられている。


シュトゥットガルトとミュンヘンを結ぶ 東西に走る大動脈の中間点にも当たるウルムが

どれほど豊かな経済力を有して来たか 物語る豪華さだ。

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07.       さて、 ウルムには 地上からの高さが世界一 ( 161m )

という 「 大聖堂 Munster 礎石は1377年 」 が 街の中心に鎮座ましている。


てっぺんの尖塔からは ドナウ川を挟み 手前にアルト ウルム 

向こう側にノイ ウルム、 新旧の街並みが見渡せる。

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08.         いよいよ 尖塔部の最後の細い階段軸に入るところ。  

まるで 自分が 美しい唐草模様の鳥かごに入ったかのようだ。


坊や 腰が引けてますか ~ !

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09.        階段総数は768段。         眼下を見ると目が眩むが、 

ウルム市街 シュヴァーベン山地 アルプス山脈などのパノラマは 正に絶景です !

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10.        さて 当夜のディナーは当然ながら 漁師地区のレストランにて。

5月の夜8時半、 まだ薄明かりが差している。

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11.     料理の写真は ソーセージや豆など ドイツ的なものを選んでみた。



ビールの向こう側 緑の服のシニョールはイタリア人の コンピュータ技師。

彼のデザートは 食卓で炎を高く上げるりんごのブランデーフラッペだった。


下のマダム達は スイスに住んでいるフランス人と フランスに住んでいるスイス人が

ドイツで落ち合ったそうだ。  


みんなで 自分たちが注文した料理を見せ合った。  ドイツではみな気がゆるむ !

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12.      翌朝レストランをも一度パトロールした。  夜とはひと味違うのどけさだ。

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13.      ドナウ川の風景、、、      ママとベイビーと 鳩の隊列  

白鳥とみにくいアヒルの子!?   そして恋人たち 、、、



ウルムは結構な大都会だけれど   ビジネス街に足を向けなかったからか、

木組みの家や川や運河のお蔭か、 のんびりした清らかな思い出ばかりが心に蘇る。

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ロマンチック街道を巡る旅、 是非ウルムも加えてはいかがでしょうか ・・







★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★

2016年9月16日 (金)

今日の絵画 「 読書 」・ 個展無事終了で感謝です!

  

秋もどんどん深まりつつあります。   そんな折

わたくしの個展が無事終了いたしました。



予想以上のお客様においでいただき 

普通のおばさんたるわたくしめにも ちっちゃな勇気が湧きました !




遠方よりお出でいただいた ブログフレンドの皆様、本当に有難うございました。





01.    「 読書 」

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02. 

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03.   「 白い薔薇 」 と 「 マドモアゼル  」

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☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆*:;;;;;:*☆

2016年9月 2日 (金)

「ネルトリンゲン印鑑みたいな丸い街」「幸せ運んで!コウノトリ」

ロマンチック街道にある円形の中世都市 「 ネルトリンゲン Nordlingen 」

こんな可愛らしい街は やっぱり見逃すことは出来ません。






01.     1870年のフランス軍との戦いを記念する 「 戦争の泉 Kriegerbrunnen 」  を背に 

市場が開かれていた。

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02.     ネルトリンゲンは ぐるりと丸く市壁に囲まれている。

5つある門のうち 北東側の 「 レプジンガー門 Lopsinger Tor 」 から入城。

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03.     ドイツらしい華やかな建物に囲まれた 「 マルクト広場 Marktplatz 」


左側の大きな木組みの館が 「 タンツハウス Tanzhaus 15C 」 

主に繊維産業の拠点だったが 名前の通り 街の集会場兼舞踏場でもあった。

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04.        写真(↓)の中央奥が 「 市庁舎 Rathaus 」 

土産物屋やカフェに囲まれ 結構楽しい広場でした~

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05.     さてこの街の観光のハイライトは  聖ゲオルク教会の塔に昇り

中世そのままの赤い屋根の街の姿を眺めることだ。

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06.     その塔は 「 ダニエル 」 と呼ばれている。


” ダニエルからの眺めを見たくて日本から来た ”  ” あまりの Nice View に

また昇ってきてしまった ”        ノートに書かれた日本人のメモ、 

とにかく すごく的を得ていたので つい引用させていただいちゃいました ~

書かれた方 ありがとう!

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07.      街の周囲に広がるのどかなリース盆地、   実は 1500万年前

ここに隕石が落ちたのだと言う。   隕石の激突の祭 広島に落された原爆の

25万倍のエネルギーが放出され 直径25km深さ4kmの穴が開いた。

しかし 何百万年の年月のうちに このようになだらかな丘となったのだそうだ。



ここの博物館では NASAから借り受けた165gの月の石も見ることが出来る。

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08.       さて これが空から見たネルトリンゲン。 

直径が1kmほどの 印鑑みたいな丸い街だ ! 


しかし実際のところ 

ヘリコプターにでも乗らないと 塔からこんな丸い姿がそっくり見える訳ではない。
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09.      その代わりと言ってはなんですが、  

「 ダニエル 」 から 思いがけなく ’ 丸いもの ’ を発見した。


そう コウノトリの巣 !   しかも卵まで !

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10.      コウノトリのこの巣は 広場に面したあのタンツハウスの屋根に

作られていました。

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11.      さて コウノトリはヨーロッパでは それ程珍しい鳥ではないとは言え

だからといって カラスのように どこででも見かける鳥ではない。



写真は いきなりスペインに飛びますが~   ひと山越えればスペインの南端

ジブラルタル海峡に到着する寸前のとある田舎町、

鉄塔に巣を作る たくさんのコウノトリに出会いました。

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12.      見渡せる範囲の鉄塔10数基ほどに コウノトリの巣が作られていたので、

とても興奮してしまい 写真を沢山撮りました。   


私にとっては これが初めてで しかも二度とないチャンスだったと思います。

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13.      ヨーロッパと言えど コウノトリが厚く分布するのは 

ドイツ 東欧 イベリア半島などが主で、 日本で言うコウノトリとは種類も違うらしい。

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こうして 仲睦まじいコウノトリの番をたくさん目にすることが出来たので

私にも何か幸せが来るでしょか ~~


少なくとも 赤ん坊が授かる歳ではないことだけは確かなのですが !!








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