絵画個展のお知らせ
九月にわたくしの絵画展が ございますので お知らせさせていただきます。
地方での 本当にささやかな展示でございますが ご高覧いただければ幸いです。
01. 油彩画とパステル画 およそ半々の展示になろうかと思います。

02. ギャラリー
03. 近くに 鎌倉時代に創立された 「 中山法華経寺 」 がありますので
寺社巡りのついでに ギャラリーにお立ち寄りいただければ幸いです。
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ドイツのロマンチック街道筋には 有名なローテンブルクと同じくらい
魅力的な街がいくつかあります。 今回は そのひとつ
「 ディンケルスビュール Dinkelsbuhl 」 を訪ねます。
01. ディンケルスビュールは ぐるりと城壁に囲まれており、
東西南北に城門が4つ 攻防など様々な役割を持つ塔が15ある。
私達は 北側の 「 ローテンブルク門 Rothenburger Tor」 から
入城。 ドイツらしい 美しい木組みの街並みが待っていました。
02. マルチン・ルター通り Dr.Martin-Luther Str.
千年以上の歴史があるこの街、 19~20世紀に 城壁や濠・洪水調整池などが
改築され 近代的に整備された部分と、 第二次大戦の戦火を逃れた
貴重な歴史的建造物が中世の面影を見せる部分とが 美しく調和している。
03. 中心街 「 ワイン市場通り Weinmarkt 」
なんだか車が多いと感じるでしょうか・・ そう、 ここは観光地と言うよりは
ずっと実際に人々が暮らし続けてきた ’ 現実の街 ’ 。
車が入らなくては 人々の生活が成り立ちません。
つまりは 第二次大戦で壊滅したローテンブルクが 文化財保護の観点から
いわばディズニーランドのような観光エリアとして再生されたのとは
全く訳が違うのです。
04. ワイン市場通りに面したホテルに一泊。 ドイツのホテルは
一般に フランス風ベッドメイキングでなく 日本に近いお布団の整え方。
私は 見かけでなく実利を取った こんなドイツのやり方が好き !
ところで たまたま、 ホテルのパンフに詩みたいなのがありましたよ。
” 生きて 愛し そして笑う ” いかにもビール腹の?ドイツ的な響き、、
フランス人なら何と表現するだろう、、 イギリス人なら、、 日本人なら、、
( 右側が 泊まったホテル )
05. 私たちのホテルの左側の建物には 1800年代まで 聖人が
住んでいたらしい。 窓辺の老婦人も 生きて、愛し、笑って来たのカナ・・
06. 当夜はホテルのレストランのテラス席で 軽くお食事。
ビールと白ワイン、そして私のお気に入り イタリアのスプリッツ・アペロール、
白ソーセージと白アスパラガス、 郷に入っては郷に従えといったディナーでした。
07. 「 マルクト広場 MarktPlatz 」 には
ディンケルスビュールの最盛期、15世紀頃の建物が並んでいる。
08. 「 ドイチェス・ハウス Deutsches Haus 」
現在はホテルになっている。
09. 明るい 暖色系の街並み
10. ディンケルスビュールは 17世紀初頭の 三十年戦争の時、
町を占領し破壊しようとしたスウェーデン軍の隊長に対して、町を救うよう懇願し
破壊から救った子供達を記念して行われる 夏の祭 「 キンダーツェヒェ 」 の
時期以外 観光客がどっと押しかけることは少ない。
従って 百パーセント観光客相手の土産物屋を探すのに苦労した。 本屋 洋服屋
カバン屋 菓子店 文具店などの片隅に それらしい品ものがあるという具合。
( 一階部分が 街の人が普通に買い物するお店屋さんになっている。 )
11. 祭りの期間ではなかったけど 大型観光馬車が闊歩してました ・・
12. 4つの城門のうち 東側の 「 ヴェルニッツ門 Wornitz Tor 」
門を出てみると ヴェルニッツ川から水を引いたお堀がありました。
城壁に沿って水辺の散歩が出来るプロムナードは 静かで心地よかった。
13. ローテンブルクにも 3.25リットルのワインを一気飲みして
敵の破壊から街を救った市長さんの話がありました。
同じバイエルン州の街ですから 似たようないきさつがあるのですね。
こちらの方面に行かれる方は、 ローテンブルクの次
こんなロマンチックなディンケルスビュールに足を伸ばしてはいかがでしょうか。
生きて愛し、 そして幸せな気分になって 心から笑えるかも知れませんから!
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05. 今日でも150人が実際に暮らしている。 何人か老人を見かけたが
毎日観光客がやって来る住居、 うるさいと感じるだろうか・・ それとも
それが かえって励みとなり 誇らしいとも感じるだろうか ・・
肖像画は 彼がパトロンとして支援した画家デューラーが描いたもの。
ところで、16世紀 梅毒の治療として南米産の木のエキスに効能があるとされ
’ 木療法 ’ なるものが流行り、 その治療が 写真の木の家で行われたそうだ。
皇帝や枢機卿もその木をフッガー家に注文したというのも 面白い逸話です!
08. 創立当時の室内の様子を再現した部屋
黄色いさくらんぼと言えば 日本では山形の月山錦が有名です。
甘くて美味しいけれど 育成栽培が難しいらしく
採れ高も少なく貴重品、 お高いさくらんぼです。
01. さて、南仏プロヴァンスのリュベロン地方などでは
サクランボ栽培が盛んで、個人の庭でもサクランボの木を植えている。
友人が黄色いサクランボの写真を送ってくれたので 早速絵にしてみた。
02. サクランボには 最近200もの品種があって
色も形も味も用途もいろいろで 瓢箪みたいな形のサクランボもある。
フランス人ですら ’ 黄色いサクランボを見たことがないから
どんなものか教えて ’ と ネットに質問投稿する人がいるくらいだ。
03. わたくしの絵では サクランボは主役でなく 窓の外で
寂しげに脇役となっている。 くちびるを真っ赤に染める赤いサクランボ
と違い、楚々とした黄色いサクランボは 脇役がふさわしいと考えました~
バカンスなどで プロヴァンス地方を訪れた時の 自然と共生する人々の
素朴なライフスタイルを思い出し、室内は一応全て木肌で覆いました!
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