« 今日の絵画 「 臥龍の藤 」  そのくねりは正に龍が臥せた姿! | トップページ | 固めのお話:磨崖仏大谷観音・長岡百穴・そして宇都宮餃子 »

2016年7月15日 (金)

「大谷石地下採掘跡地」 「大谷石の魅力はみそがミソ!」


大谷石で有名な 栃木県宇都宮市の西部にある大谷町、 

まず 「 大谷石の採掘跡地 」 を訪ねてみました。 






01.         「 大谷石地下採掘跡地 」   


大正8年から 昭和61年まで 約70年間 掘り進めた地下採掘場、 

現在は 「 大谷資料館 」 として当時の面影を伝えている。

01







02.      ところで、 「 旧帝国ホテル 」 が 耐火性の優れた大谷石の

お蔭で 関東大震災を無事くぐり抜けたと言うのは有名な話だ。     


その建物、 現在は愛知県犬山市の明治村に 移築保存されている。

02







03.       大谷石は柔らかく加工しやすいのが特徴だ。  

ホテルの基礎や本体ばかりでなく、   装飾部にも大谷石は

テラコッタ・スクラッチ煉瓦と組見合わせで 使われた。



装飾パーツは 一見 地震にひとたまりもなく崩れそうな繊細さだが、 

実際 どれ程が壊れ どこが再製されたものかは定かでないらしい。

03







04.      こちらは 宇都宮市内にある 「 松が峰教会 昭和7年完成 」


大谷石の建物としては日本最大級。  西洋では教会と言えば石が当たり前だが

大谷石の柔らかさが 西洋の物とは全然違う雰囲気を醸し出している。

04







05.      さて再び 大谷の地下採掘場。 地下60mまで階段で降りて行く。

未知の世界を探査するみたい !

05







06.      採掘した石を持ちあげるウインチ、 決められた大きさに裁断された原石 

などが  昔のまま 放置(展示)されている。

06







07.       切り出した石には 大谷石の規格を表す数字が書かれている。 

長さは全て3尺(90cm)だが 厚みと幅が それぞれ用途に応じて異なってくる。



手掘りの時代は  80kgもある石を ’ 小出し ’ と呼ばれる人夫が 

急勾配の階段を 背負って運び出したと言う。

07







08.      2万平方メートルという広さの地下採掘場だが 9月のこの日 

全体に サウナのようなもの凄い湿気が漂っていた。  サーチライトの傘が寂びて

ボロボロだった。    人夫達には相当過酷な条件だったに違いない。



もっとも 坑内の年間平均気温は8度Cくらいで 普段ははおりものが必要なくらい

ひんやりしているそうだ。    丁度いい季節に また訪ねてみたいものだ。

08







09.        歴史を物語る展示品

09







10.       地下の神秘的な空間では 映画やドラマの撮影 コンサートや

結婚式が行われると言うが、  外側もこんな風に便利に使われている。

10







11.       エンヤのコンサートもあったらしいが 

あの天使のような歌声がどんな風に響いただろうか ・・!


土産物店も一回りして 楽しいひと時を過ごしました ~

11







12.      大谷石は 海底火山が噴火した時堆積した 火山灰や軽石で

できた凝灰岩。     とりわけ ’ みそ ’ と呼ばれる茶色の斑点模様が

暖かい風合いを出している。    ” 大谷石の魅力は みそがミソ ! ”



シミひとつないお姫様と比べ ソバカスいっぱいの町娘の親しさかも知れない。 

12

                        (  天狗の投石 と呼ばれる岩  )





13.       大谷には 財を成した立派な石材商がたくさんいる。 

13

 

採掘空洞などの問題もあり 現在の大谷石を巡る環境は昔と違うかも知れない。 



しかし、 少なくとも関東では 塀や蔵の多くは大谷石で出来ていて、

懐かしく 心安らぐ風景となっている。 



いつもの平凡な風景の中に 

密やかでいいから いつまでも大谷石にいて欲しいと願っている ・・・
   







・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

« 今日の絵画 「 臥龍の藤 」  そのくねりは正に龍が臥せた姿! | トップページ | 固めのお話:磨崖仏大谷観音・長岡百穴・そして宇都宮餃子 »

国内旅行 関東編」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/577816/63920100

この記事へのトラックバック一覧です: 「大谷石地下採掘跡地」 「大谷石の魅力はみそがミソ!」:

« 今日の絵画 「 臥龍の藤 」  そのくねりは正に龍が臥せた姿! | トップページ | 固めのお話:磨崖仏大谷観音・長岡百穴・そして宇都宮餃子 »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

カテゴリー

フォト
無料ブログはココログ

最近のトラックバック