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2016年7月22日 (金)

固めのお話:磨崖仏大谷観音・長岡百穴・そして宇都宮餃子


栃木県宇都宮市大谷町には 日本最古の石崖仏である 「 大谷観音 」 と

昭和29年に完成した  「 平和観音 」 という二つの観音様が立っておられます。






01.       「 大谷寺 」 は 弘法大師が開いた天台宗の寺院で 

坂東三十三箇所第19番札所となっている。 
 

寺をすっぽり囲む大谷石の凝灰岩層の 洞穴内には 

縄文時代から 人が住んでいた形跡があり 人骨も出土している。

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02.     この大谷寺のご本尊 「 千手観音菩薩立像 」 は  810年、

空海自身が刻んだという伝承がある。


写真はNGで ポスターでの登場となりますが、  大谷石の壁面に掘られた

高さ3.89mの千手観音は 当初は金箔仕上げの華やかな姿だったと言う。

しかし、 風化しかけたお姿も 一層有難い感じではありました ~

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03.      寺を飲み込む、と言うより その胎内に寺を宿すといった風情の大岩

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04.      本尊の他にも 釈迦三尊像、薬師三尊像、阿弥陀三尊像など

平安時代中期から鎌倉時代にかけての制作と推定される  3組9体の 

「 磨崖仏 」 が凝灰岩の洞穴の壁面に彫られている。

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05.      台座下の蜂の巣のようなデコボコは 巡礼者が少しづつ削って行った

のではないかと 私は勝手に想像している。          ところで、



磨崖仏たちは 金箔や彩色が剥げ落ち、 覆っていた漆や粘土が剥離し

今日のすっぴんに戻った訳だが、   柔らかい大谷石が千年以上風化せず 

持ち応えたのは 洞穴内におわしたお蔭だったと言えるでしょう。

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06.       「 大谷景観公園 」 が整備されている。

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07.      さてこちらが もう一つの観音様 「 大谷平和観音 」

昭和23年に 戦没者追悼のため 全て手掘りで建造が開始された。  
 

こちらも 岩壁に彫られているので ’ 磨崖仏 ’ と呼ばれる。

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08.       高さは 88尺8寸8分 (27メートル)、 バーミヤンで爆破された

55メートルと38メートル 二基の磨崖仏の大きさを 何となく想像出来るお姿だ。

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09.      さて次は大谷から離れ 宇都宮市長岡町にある 「 長岡百穴古墳 」

軽石凝灰岩の斜面に掘られた横穴群が 現在は52基数えられる。



当初は もっと数が多く どれにも扉が付いていたらしい。  

7世紀前半に 群衆墳・家族墓として掘られたものとされている。

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10.        今では こうして 畑の向こうに広がる古墳だが、 

子供たちにしてみたら 想像をかき立てられる絶好の遊び場だ。  


ちょっと前までは  ’ ひゃくあな ’ は 子供たちの遠足の地で 

穴の中で弁当を食べたりしたらしい。


しかし 今は文化財の指定を受け 保護されている。

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11.        穴の中に彫られた地蔵菩薩像や馬頭観音像は     

後代  室町時代から江戸時代にかけて彫られたとみられる。 


可愛らしく素朴なその姿は お参りした人々の心を安らげたに違いない。

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12.       さて ’ 固めの石の話 ’ ばかり続きましたので   最後に

柔らかい餃子の写真を載せましょう!    宇都宮餃子発祥の店みんみんは 

今でも変わらず大人気で 長い列が出来ることもしばしばらしい。

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13.      ここのメニューはものすごくシンプル。   

焼き餃子 揚げ餃子 水餃子  ライスそしてビールの5品のみだ。 
 

餃子にもやしが付いたり 餃子の両側に羽が生えたりはしない。


コロッと固めの ’ みんみん餃子 ’ は 香ばしく本当に美味しい。

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’ 柔らかい話 ’ になるはずでしたが 


やっぱり ’ 固めな話 ’ で終わることになりました ~~







・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

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コメント

bellaさん、
こんばんは(^^♪ ご無沙汰しておりますがお元気ですか?…ってお元気そうですね。
私はすっかり夏バテ状態です…毎年のことですが、眠れないし浮腫むし太るし最悪です。
「大谷寺」ってものすごく行ってみたいです。観音様も観たいですし、神社仏閣好きの私にとっては興味がむくむくと湧いてきております。
宇都宮にこんな場所があったなんて知りませんでした。同じ関東に住んでいるのに。

「臥龍の藤」素敵ですねぇ…藤そのものもですがもちろんbellaさんの美しい作品も!
品のある藤色(藤の花)って大好きなんですが、なかなか藤が満開の頃にみることができません。一度くらいはこの目で見てみたいものです。

宇都宮餃子も食べてみたいです(^^♪


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