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2016年6月

2016年6月24日 (金)

ジェロニモス修道院・ベレンの塔・南蛮屏風 そしてエッグタルト

 
リスボン中心部から西へ6km、  「 ベレン Belem 」 地区には

大航海時代のポルトガルの繁栄が偲ばれる 歴史的モニュメントや博物館がある。 







01.     「 ジェロニモス修道院 Mosteiro dos Jeronimos 」


マヌエル一世が エンリケ航海王子とバスコ・ダ・ガマの偉業を称え、 

さらに 諸航海の安全も祈願して 1502年に着工した建物だ。



中庭を四角く囲む回廊、  マヌエル様式による透かし模様が美しい。 

ヤシの実やサンゴ 貝 ロープなど 海にまつわるモチーフで出来ている。
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02.      大航海時代の貿易で 巨万の富を手にしたポルトガルの繁栄ぶりが

手に取るように伝わる 白大理石がまばゆい 華やかな建物だ。     


世界遺産の重要スポットだけに、 
連なる観光バスから どんどん観光客がやって来る。

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03.     教会の内部、 天に向かってすっくと聳える柱と天井のアーチ模様は

ヤシの木をイメージしていると言われる。

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04.      右下が インド航路を発見した 「 バスコ ・ ダ ・ ガマの墓 」。 


この修道院の建築資金は 彼が持ち帰った香辛料の売却による莫大な利益によって

賄われたと言うから、 彼の墓も粗末には扱えないところでしょう   ^&^



左上が バスコ・ダ・ガマの偉業を一大叙事詩に歌いあげた ポルトガル最大の詩人

「 ルイス ・ デ ・ カモンイス 」 の墓。

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05.           回廊に囲まれた中庭  

刻々と影の位置が動くなか、 明るい日差しが 四辺の壁を輝かせていた。

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06.       さて ベレン地区のテージョ河畔には  「 発見のモニュメント 

Padrao dos Descobrimentos 」 がある。    大航海時代を切り開いた

エンリケ王子を先頭に 西側・東側総勢33人の偉人が ずらりと並んでいる。

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07.      モニュメント自体は1960年に造られたもので  世界遺産には

含まれてないが、   歴史ある西洋の彫像芸術の技は さすがに素晴らしく、


とりわけ    テージョ川から今にも勢いよく出航しそうな船の構図と 

偉人たちの意欲に満ちた強い眼差しが  ワクワク伝わって来るモニュメントでした ~

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08.     軍隊の払い下げ車を活用した アメリカ ・ ボストンの 「 ダックツアー 」 が

水陸両用車による観光の始まりとされるが、 

リスボンにも 市街とテージョ川を走る 「 ヒッポトリップ 」 があった。  



ボストンのチャールズ川からは ボストン市街の 現代の摩天楼が見えたが、   

リスボンのテージョ川からは  ( 西回りのスペイン隊によってではあるが ) 

丁度アメリカ大陸が発見された時代の古い建物を見ることになる訳で、 

感慨深いものがあるかも知れない。

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09.        テージョ河畔には  同じく世界遺産の 

「 ベレンの塔 Torre de Belem 1520年 」 もある。           


遠くから見る その姿は一際優雅で美しい。 

美人と同じく、 そばに行って確かめてみないと 気が済まないような気分になった。

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10.      もとは テージョ川を行き交う船を 軍事的に監視する要塞だったが

後には 船の通関手続きを行う税関や灯台の役目を果たしたと言う。



ベレンの塔付近の河岸プロムナードで、 男の人が目地の一本いっぽんを修理していた。

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11.       ベレン地区には 多くの博物館があるが  「 国立古美術館 

Museu Nacional de Arte Antiga 」 には 日本と関係の深い作品が展示されている。  

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 (  この石段を オッチラ オッチラ登り切った所に入口がある。  )







12.       狩野内膳作の 「 南蛮屏風 Biombos Namban 1603年頃 」


左側の六曲一双には インドのゴアで、 象も出て 出航の準備をする南蛮船の様子が

右側の六曲一双には 長崎に到着した宣教師などの一行が 籠などを用意されて

丁寧に迎え入れられる様子が描かれている。



南蛮文化に造詣が深くないし 私は ざっと 他人事のような気分で眺めて来たが、

普通の西洋人には もっと何のことかわからないだろうな、などと思ったものでした ~

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13.      こうして リスボン見物が つつがなく終了し、 


いよいよリスボンを去る数分前 私が最後にしたことは !     

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ホテルの向かいにあるエッグタルト専門店で 「 エッグタルト 」 を2個購入。


多分一日何千個も焼くのだろうが 焦げ目もバラバラだし ・・ 雑に重ねてあるし ・・



でもそれが かえって、  リスボンの人達が  右から左へ ドンドンどんどん

買っては食べる 買っては食べる 本当の地元菓子なんだろうな と感じた次第でした。








・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆




リスボン編は これで ひとまず終了です。

2016年6月17日 (金)

「旅情を誘うリスボンの坂道」 「魚介料理は日本的!?」

 

 ” 七つの丘の街 ” リスボンでは 

いたるところで 起伏の激しい坂道を登り降りしなければならない。







01.      丘の上に広がる  高い地区という意味の 「 バイロ・アルト地区 」

本当に旅情を誘う街の姿です ~

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02.      「 エデュアード7世公園 」 から リスボンの中心街を見下ろす。

オープン・タクシーや 観光バスのオープンデッキに乗れば 楽に市内を回れます。

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03.      「 ビッカのケーブルカー Elvador da Bica 」 が走る通りは


文字通り 転げ落ちんばかりの勾配 !

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04.     「 サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台 Miradouro de Sao Pedro de Alcantara 」


夕暮れ時には 向かいのサン・ジョルジョ城とリスボンの街並みが 

オレンジ色に輝き ことのほか美しい。

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( 
何らかの重要施設でしょう、  強そうでカッコいい衛兵が立っていました~ )






05.      レストランのテラスも 階段と一体となって 街の風景となる  !

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06.    さて これらはお昼ご飯の一部。  赤ワインにフルーツを混ぜるサングリア、

エビのアヒージョ、 パエリア、   殆どスペイン料理と一緒です~

そして ご飯と魚のソテーは日本風!?

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07.      こちらは 低い土地と言う意味の 「 バイシャ地区 」  


バイシャの街並みは碁盤の目のように整い  リスボンでもリッチな繁華街ですが 

地区のはずれには こんな庶民の窓辺もある 。。

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08.      「 くちばしの家 Casa dos Bicos 」  右側の白い突起がある家。


インド総督の息子が 1522年に建てた家だそうだが、 

鳥のくちばしのような 尖った装飾石で覆われている。

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09.     ’ ボルタリング愛好者 ’ なら あっと言う間に壁を登るかも知れない。

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10.     ここは バイシャ地区の繁華街 アウグスタ通り。  

土地の人々を見ることは 名所旧跡を回るのと同じくらい楽しいこと !


双子ちゃんが背負うモンキーには リードが付いてます ~

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11.      顔にペインティングしたり 黒マントを着たり 意味は不明だけど

若い人たちの行列など 楽しい人間観察が出来ました。

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12.       アウグスタ通りでのディナー


実は 私のDannaさん 食事の最中 テーブル下に後ろポケットから財布を落とした。

見つけてくれたこのボーイさんの言う事にゃ、 不実なボーイだったら 財布を足で蹴り

少し離れたところに移動させ  自分の物にしてしまうんだそう。

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13.      ジェスチャーで 財布を蹴飛ばす様子を実演してくれた このボーイさん、

自分がどんなに正直者か、、   財布には十分注意するように、、 

熱心に語ってくれた。       ホント これからも気を付けなければ ・・  

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ポルトガル料理は 見た目にはフレンチのように垢抜けてはおらず、 

米や魚などが普通に出てくる点は 日本人には とてもノスタルジックだった。  


その魚介の食べ方も
、 塩焼きや天ぷらなど 日本食とよく似ていて 

特にイワシは 6月にリスボンで盛大な鰯祭りが開かれるほどだ。 





一方肉に関しては  スペインのように イベリコハムがバンバン出てくることもないし 

牛や豚肉のステーキやソテーが ド~ンと出ることも少ない。


詰め物にしたり 煮込みにしたり 歴史的に 調理になんらかの工夫が
 

なされて来たように感じられました ~





そういう意味で ポルトガル旅行は 日本人にとって

ある意味異国情緒を、 ある意味ノスタルジーを味わえると言えそうです。






・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
 

2016年6月10日 (金)

「サン・ジョルジョ城」「リスボンの路面電車 通行人の肩も叩けます」

いかにもポルトガルらしい雰囲気を醸し出すもの、 その一つが

” トラム 路面電車  ” と言えるでしょう。


坂道の多いリスボンで トラムに乗ったら 旅の楽しさも百倍です!







01.       当然ながら トラムも右側通行。     歩行者もバイクも車も

混然一体となって 街の風景となっている。        この日は


フィギュエラ広場から 黄色いトラムに乗って サン・ジョルジョ城方面に向かった。

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02.      狭い路地をかき分けて進むスリルは リスボンの日常そのものなのに、

日本人にとっては この上ない ’ 非日常 ’ だ。

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03.      歩行者の肩を叩くことも、 アズレージョタイルをなでることも出来る。

歩道のタイル装飾 赤ポスト 服屋の店先 どれも ノスタルジック。

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04.      救急車のけたたましいサイレンが鳴り響き 一時トラムが止まった。

街に溶け込む臨機応変さ ・・

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05.      さて サン・ジョルジョ城に一番近い停留所 「 アルファマ Alfama 」 で

降りると、  テラスから東南側に テージョ川とリスボン市街の絶景が広がった。

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06.        リスボンの屋根はやっぱり赤い !

このテラスからの眺めも 十分美しかったが やはり お城にも行かねば ・・

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07.      お城までは さらに十数分 急な坂道を息せき切って登ることになる。      

道すがら カフェや土産物屋が 人々をいざなう。

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08.       城門に着いた。  ここで入場料を払う。    中に入ると、 

張り巡らされた城壁から 強い光線と共に一大パノラマが飛び込んできた ! 

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09.       今度は南西側に テージョ川とリスボン市街が広がる。

テージョ河畔の夕日を眺めたコメルシオ広場も 見えた。

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10.       「 サン・ジョルジョ城 Castelo de Sao Jorge 」 は 1500年前

古代ローマ人が建設したあと   歴史の流れ通り、 

イスラム勢力 キリスト教徒の王たちなどが 代わり合って居城として来た。 

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11.       城と言っても 今日残るのは 山の頂上をぐるりと取り囲む 

如何にも堅牢な城壁で 居城部は残っていない。         


しかしながら 今日でも リスボンのシンボルとして 

人々の生活を高みから見守っている城であるには 違い無いようです。 

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12.       城壁の下で マッサージ屋さんに遭遇。  

手足頭の置き場所などよく考えられた治療台、 折り畳みが出来そうだ。

マッサージ師の真剣で美しい ’ 斜格好 ’、



これもポルトガルの郷愁 ?  中国人が公園で太極拳をするのと同じと思えば納得?

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13.       さて サン・ジョルジョ城からは 今度はマイクロバス便で下山した。


帰りも 車窓を流れる街角の風景に 見飽きることはなかった ・・

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上は 別の地域で撮ったケーブルカー ・ トラムの写真ですが、   

こんな ’ 落書きトラム ’ も リスボンでは全然珍しくはない。  





日本では有り得ないことだけど  そう、これがポルトガル !?








・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

2016年6月 3日 (金)

「テージョ川の夕日」「ファドはイメージと少し違ったという話」

リスボン市内、やがて夕刻を迎えようとしています。







01.       「 アウグスタ通り Rua Augusta 」、  リスボンの石畳の模様は

白と黒を基調としたデザインで、 全て職人の手作業で作られている。



通りの南端にある 「 勝利のアーチ Arco da Rua Augusta 」 をくぐると、

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02.         「 コメルシオ広場 Praca do Comercio 」 に出る。


中央には 「 ドン・ジョゼ一世の騎馬像 」 がある。     この広場にはもともと

リベイラ宮殿があったのだが、 1755年のリスボン地震で崩壊。 


その後 宮殿ではなく、  政府関係の庁舎、港湾・貿易関連の建物が並ぶ

 ” 貿易広場 ” として再建されたと言う。

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03.       それにしても 1755年の大地震では 揺れと津波と火災で 

リスボン市内の大半が壊滅したそうだが、 地震国日本としては 他人事ではない。



広場の先にはテージョ河畔がある。 夕日を見ようと 多くの人々が集まっていた。 

写真の犬は 慣れた様子で波と戯れていてハラハラしたけど  地元イヌなのだろう ・・

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04.       海ではないものの  寄せては返す 夕日の朱に染る川岸の波模様、 

思わず 何分も見入ってしまった。       遠くに見えるのは 「 4月25日橋 」


1974年4月25日に起こった無血クーデタ ” カーネーション革命 ” から

名を付けたそうだ。  空と橋、革命の象徴となった赤いカーネーション色だった !?

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05.         テージョ川の夕日を楽しむ人々

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06.          別な場所での リスボン人の日常の一コマ ・・

’ ハトおばさん ’ はここにもいました ~  

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07.          靴磨き、 焼き栗屋、  まさに 郷愁の都 ・ リスボン ですね~

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08.         さて 当夜のディナーは   ” ファド・ハウス ” にて ~


食事をしながら ポルトガルの民衆歌 ” ファド ” を聞こうというのです。

Fadoの発祥の地はリスボンの下町で まさに本場中の本場と言えそうです。



どうですか この表情とジェスチャー、、       どうやら

一瞬でファドの世界に引き込む ’ ファド歌唱の美的様式 ’ があるようだ。

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09.        ポルトガル独特の哀愁・郷愁を ” サウダージ ” と呼ぶが

日本の演歌が世につれて変化して来たように、 

ポルトガルのサウダージも 時と共に 徐々に曲調や歌詞が変わったに違いない。



一曲目の如何にも物悲しい歌に 期待が高まったが、 

残念ながら その後 心を奪われるような深い歌はあまりなかった。


曲調が明るく 結構軽やかで、絶品と言うほどは歌が上手い訳ではなかった。

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10.        多分 円熟期を迎えた
日本の ’ カラオケ文化 ’ のお蔭で 

 とにかく 歌のうまさに対して日本人の耳が肥えてしまったのかも知れない。


それに 日本の演歌もそうだが ’ 貧しさに耐えて ’ とか ’ 女が

男に奴隷のようにすがって ’ などと言う世界観が無くなったと同様、

ファドの世界観も きっと世につれて変わったに違いない。 

イメージしていたものと少し違って当然だったのカモ ・・

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11.      彼も カッコいいですね~  太らないよう気を付けていそうです。


とにかく 一つ感心したのは ファドの歌い手の ” 様式美 ”

一瞬でファドの中に 人を招き入れる様式を 彼らが持っていること。

多分ポルトガル人だけが持つ 独特の世界 ・ それがサウダージなのでしょう ・・



もっと深く知るためには ガイドブックに載っていないような店を 

探すといいのかも知れない。

しかし ファドハウスやナイトクラブが密集する バイロ・アルト地区の路地裏は

一応 夜は出歩かない方がよいとされています ~~ !

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12.       私達も用心して 往復 タクシーで移動した。   


先ほどまで歌っていた歌手やギター弾きたちが 路上で雑談。  

通りは 店内で働く人達の 次のステージまでの休憩所と言えそうだ。  


そこには そんなに悪い人はいないかも知れないが、、 客引きはいるかも知れない、  

しかし こんな路地こそ歩いてみたい、 などといろいろ想像しつつも 


あっさり タクシーの車窓の人となった ・・・ 

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13.        ライトアップされた 「 サンタ・ジュスタのエレベーター 」 が

存在感を醸し出していて、  その上の三日月も ナイフの様でカッコよかった !

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ホテルの周辺は安全だからと 、、 少しぶらつきながら 、、

先程のファドを思い出しておりました ~





・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

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