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2016年2月 5日 (金)

ヨーロッパ最長「アレッチ大氷河」水が引いた谷底から氷河の断面を見る!

スイスアルプス・ヴァーレ地方に ヨーロッパ最大・最長の 「 アレッチ氷河 」 がある。


数あるアルプスの氷河の中で 最も印象に残ったすごいものでした。



01.      「 アレッチ大氷河 Groser AletschGletscher 」 は ユングフラウ4158m

メンヒ4107m アレッチホルン4193m の3つの峰の麓から流れ出た氷河が合流して

一つの巨大な氷河となったもので、  周辺の山々を含めて世界遺産に登録されている。 



1973年の公式データでは 長さ23.95km、面積は86.63 km2 となっているが 

2014年度の調査では 1.36km減少して 22.5kmとなっている。

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02.     ツェルマットから列車でローヌ川の谷に下り フィッシュFiesch1049m まで行く。

そこから 氷河を見るために二つのロープウエイを乗り継いで 「 エッギスホルン頂上駅 2869m 」 へ。 



雄大な氷河のパノラマを楽しむために 頂上駅からさらに100m エッギスホルン山頂まで歩くことになる。

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(  左下 山頂駅付近  )



03.         100mといっても こんな具合の岩だらけの登山道だ。

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                                       ( 奥が山頂駅 手前が山頂 )







04.      ここがエッギスホルンの山頂 2926m。 眼下には生き物のような巨大氷河がくねり、

天空の360度に アルプスの雄大な景観が広がる。  これ以上ない 絶好のヴューポイントだ。

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05.    道路の轍のようにも見える黒い筋が 「 モレーン 」 で、砕けた岩が重なっている部分だ。

氷河は岩壁を削り取りながら流れ下るので、 モレーンの数で 何本の氷河が合流したか分かる。



写真では 4~5本の大きなモレーンのほか よく見ると無数の縦縞が入っている。

こんな巨大な氷河が出来上がるまでに

上流の山々の岩肌を削り取った無数の小氷河が 合流を繰り返した証拠と言えるでしょう・・

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06.       次は 山を降りて アレッチ氷河に触れるところまで行ってみる。    麓の谷に

幾つかの池が並んでいる。 その付近の道を 写真左端の氷河にぶつかるまで 右から左へ進んだ。

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07.      ここが氷河にぶつかるポイントだ。 氷河は画面右から左へゆっくり流れている。



ここまでやって来る人は殆どいないので 人間など大きさを比べる対象物が写っていないが

氷河の高さは恐らく4~50mだろうか ・・

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08.   実はこのあたり 季節によっては風景が大きく異なる。 スイス政府観光局の写真(下)によると

雪解けの頃はこんな大きな湖が出現するのだ !   豆粒のような人影も写っている。 

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09.     灰色の氷河の表面は山々に連なる平原のようにも見えるが、 光に透けて青く輝く断面からは 

盛んに滴が垂れていた。  本当は いつ何時 ガサッと氷が崩れてもおかしくないのかも知れない。 

この穴の下には川が流れていて、 落ちたら吸い込まれてしまうだろう。



7月の 湖が消えて無くなる季節に 氷河の淵に到達出来たことは ある意味幸運だった訳で、

大自然の美しさと恐ろしさを 目の当たりにすることが出来ました。

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10.        さて エッギスホルン山頂のロープウエイから下山するとしたら

再び山を登らねばならないところだが、   幸い 中間駅のフィッシャーアルプまで、 

山の岩盤をくり抜いたトンネルがあった。 
 

これ幸いと トンネルを通って 歩きで
下山することにした。

少々距離はあったが ロープウエイ一本分の標高差を稼いだことになる。 



1kmぐらいの長さのトンネルの所どころに ほの暗い電球があったものの ほぼ暗闇。 

足元には水溜りがあるし、、  誰も通らないし、、  本当に心細かった。 

唯一 遥か向こうに見える出口の小さな光の点だけが 頼りだった ・・・

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                                (  トンネル入口近くに マリア像があった  )

 





11.      トンネルを抜け出ると ご褒美であるかのように 再び 大パノラマが待っていた。   

アレッチ氷河の西側にある もう一つの大氷河 「 フィッシャー氷河 FiescherGletscher 」 だ。



これも フィッシャーホルナー 4049m、 フィンステラルホルン 4274m など の

巨峰の山裾を削りながら 多くのモレーンが模様を作って流れ下っている。

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12.      その後 ホテルまでは結構な距離を歩いたが、  山肌には緑があり 

石造りの小屋や美しいお花畑など  ホッとするようなアルプスの風景を楽しんだ。

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13.   当日は ロープウエイの中間駅がある 「 フィッシャーアルプ Fiescheralp 2212m 」 で一泊。


一番手前に写っているホテルで、 素晴らしく見晴らしがよかった !

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スイスの湖を訪ねた記事が あと一回分続きますが、

フランスアルプス ・ スイスアルプスのトレッキング旅行記は これで終了となります。








★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

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コメント

bellaさん、こんばんは happy01
スゴイ、スゴイw(゚o゚)w!
地球温暖化が問題視されるようになり、氷河の消滅危機が叫ばれる中、
まだ、これほどの氷河が残っているのですね。
とはいえわずか40年ほどで1360mも氷河が消滅したというのは、
とんでもないスピードで氷河が無くなっている証拠です。
この大自然の景観、いつまでも残したいものです。
今夜もバーチャル旅行楽しませていただきました。
ありがとうございます。

bellaさん
広島のgettengです。
たいへんご無沙汰しております。
相変わらずのご活躍ですね。
愚生、Re-log・いい色時代にブログを止める宣言をしておりましたが、
あと8か月になりました。
その時点で、生きていれば改めて考えます(◎_◎;)
余計な近況報告、スミマセン!

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