「エギーユデュミディ展望台」モンブランやとんがり針峰群の大パノラマを一望!
「 エギーユ デュ ミディ Aiguille du Midi 3842m 」 の展望台からは
ヨーロッパアルプス有数の モンブラン山系の大パノラマを 間近に見ることが出来る。
01. エギーユ Aiguille はフランス語で ’ 針 ’ と言う意味。 その名の通り
エギーユデュミディは 針のようなとんがり岩が 段々になって針峰群を形成している。
シャモニーの街はずれにあるロープウエイ乗り場から その頂上駅(3777m)まで登ることが出来る。
02. 頂上には少々無骨な塔が立っているが そこを含め、 橋を渡り移動するものなど
展望台が計3か所ある。 今回は残念ながら、 岩の内部に作られた頂上へ上るエレベーターは 動いてなかった。
03. 目の前に 純白の 「 モンブラン 4810m 」 が 眩しく迫り来る。
モンブラン山自体は フランスとイタリアの国境にあるが、
モンブラン山系全体は フランス、イタリア、スイスの3か国にまたがっている。
04. このエギーユ デュ ミディの展望台(写真上)は 富士山より高い所にあるが 体調も良くて
ロープウエイでの往復なら 誰でも比較的簡単にこの凄い景色を我が物とできるのです。
05. 運よく 彼方に 「 マッターホルン 4478m 」 の姿を発見 !
06. エギーユデュミディの展望台は モンブランの頂上を目指す登山口となっている。
夏とはいえ 当然ながら 本格的な装備を持つアルピニストだけが この雪原に踏み出すことになる。
遠くに見えるのは 「 ヴェルト針峰群 Aiguille le Verte 4000m級 」
07. 写真下段右は 「 グランド ジョラス山系 Grandes Jorasses 」
雪も留まれない急峻な針峰群。 その一番左側が世界3大北壁の一つ 「 グランド・ジョラス北壁 4208m 」
08. 標高1035mのシャモニーの町から 標高2317mにある中間駅で1回乗り継いで、
頂上駅まで ロープウエイで2800m近くの高度の差を 20分程で登ることができる。
09. 下山する際、その中間駅 「 プランドレギュー Plan de l'Aigulle 」 で降りて
「 メール・ド・グラス Mer de Glace 」 まで歩く約6kmのトレッキングコースがある。
極端な登り降りが少なく 比較的平坦で楽なコースだ。
10. 駅前広場には ロバもいた ・・
11. ヨーロッパの短い夏、 アルプスの日差しを身体じゅうで浴びたいに違いない !
12. 「 ドリュー針峰 Aiguille du Dru 3754m 」 東側に こんな凄いとんがり山を、
西側に シャモニーの町を眺めつつ、 2時間半ほどで 大氷河に到着する。
13. 「 メール・ド・グラス 」 は文字通り ’ 氷の海 ’ と言う意味。
写真は一見 ’ 砂利の川 ’ のようにも見えるが、 氷河はものすごい力で岩を削りつつ流れるため
このように見えることがある。 表面の下は 真っ青な光を湛えた氷河が走っている。
次は メールドグラス氷河の中に掘られたトンネルを覗いてみることにいたします ~
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