「メール・ド・グラス」氷河は動く!「ラック・ブラン」氷河湖は青い!
フランス東部シャモニーは ちょうど谷底に位置する町で ぐるりとモンブラン山系に囲まれている。
その最高峰モンブラン山を仰ぎ見る絶好の展望台、エギーユデュミディから ロープウエイで
中間駅まで降り、 そのあとしばらくトレッキングすると、モンタヴェールに着く。
そこで 短距離のロープウエイにちょっと乗ると、 メール ド グラス氷河に降り立つことが出来る。
01. 「 メール ド グラス氷河 Mer de Glace 」 は13kmにも及ぶ大氷河。
氷河のそばには 大きな岩がゴロンゴロンと積み重なっていて
岩をも削り取る氷河の力の凄さを まざまざと見せつけていた。
02. 氷河の内部を見学するための穴が幾つも掘られている。
氷河は次第に下方へ流れて行くので 当然 穴の位置もずれていく。
ブルーシートや白いカバーは一見不細工だが 氷河が溶けるのを少しでも防ごうという試みだ。
03. 灰色に汚れて見える表面でも、 内部は青い光が満ちて神秘的 !
04. 氷河見物後 「 モンタンヴェール Montenvers 」 から電車に乗ってシャモニーの町へ帰った。
普通は トレッキングをしなくとも シャモニーからこの電車で往復すれば 簡単に氷河を訪ねることが出来る。
シャモニー駅には 昔大活躍したであろう蒸気機関車が飾られていた ~
05. さて日付が変わり、 翌日は シャモニーを挟んでモンブランの対岸にある氷河湖を訪ねた。
シャモニー郊外の駅からロープウエイで 「 ラ・フレジェール La Flegere 写真下 」 まで行き、
06. そこからさらにチェアリフトに乗り換えて 左手に勇壮なモンブランを眺めながら
「 ランデックス L'Index 2385m 」 へ。
ランデックスから 「 ラック ブラン湖 Lac Blanc 」 を巡る約5kmのトレッキングが始まった。
07. 岩場が多いコースだが 天気に恵まれ 岩で足を滑らすこともなく快適にトレッキング。
08. 「 ラック ブラン湖 」 は ’ 白い湖 ’ と言う意味で
モンブラン山群にある 氷河の作用で出来た 唯一の ” 氷河湖 ” だ。
山は左から グランド・ジョラス北壁 4208m を含む レ・ジョラス山群、
真ん中のとんがりが ダンデ・ジュアン4013m、
その右側にエギューイ デュ ブラン3673mなどの 三つの針峰が続きます。
09. この湖に写る ” 逆さモンブラン ” が有名だが この日は湖面にさざ波が立っており
くっきりという訳にはいかなかったものの 湖の美しさは十分味わえた。
10. ’ ブルー ’ の種類も様々です !
山は左から ラ・ヴェルト4122m、 丸いげんこつ山が グラン・ドリュ3754m、
その右側に グランジョラス山群が続きます。
11. ラック ブラン湖は二つに分かれており 湖畔の岩道を隣へと移動。
12. その後 道標となるケルンや美しい高山植物の花畑越しに
モンブラン山系の峰々を眺めつつ 天候に恵まれたこの日のトレッキングを満喫。
13. さて ラックブラン湖トレッキングを終えてもまだ昼頃だったので 一旦シャモニーに戻り、
シャモニーからバスで北上、 もう一つ別なトレッキングコースを歩くことに。
その前に 前日訪ねたメール ド グラス氷河とそれを取り囲む針峰群の 雄大な風景を
もう一度 しっかり目に焼き付けました ・・・
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