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2015年10月23日 (金)

ローマ「コロッセオ」 人間の知恵と叡智と 残酷と欲望と!

ローマと言えば やはり 「 コロッセオ Colosseo 」 への観光は欠かせません。



ヨーロッパの各地には 完全に近い形で残っていて 今でも闘牛やコンサートなどが出来る円形闘技場がある中で、 

向こう側が透けて見える 遺跡という不完全な姿で存在するコロッセオは  

スパッと斜めに切り取られた外壁のラインのお蔭で、 完全なものよりずっと魅力的な姿を見せている。







01.     まず目に入るのが このアングル。  ’ 切り口部分の ’ テラスに人が鈴なりです。


紀元80年に落成したコロッセオは、 縦188m 横156mの楕円形で 高さは48m、 

約5万人を収容した円形闘技場でした。 

壁面に開けられた無数の穴は 建設や補修時に木材で足場を組む時に利用したもの。 

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02.     これが カレンダーやスクリーンセーバーで よく目にする典型的な姿です ! 

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03.    闘技場の手前にある 「 コンスタンチヌスの凱旋門 Arco di Trionfo di Constantino 」315年

こちらもかなり古くて、 壁面を彩るレリーフが豪華で魅力的だ。 



観光地での セグウェイツアーは 今や殆ど常識となりつつある !

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04.      広場はイタリアの子供たち、 世界中からの観光客でごった返していた。

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05.     コロッセオの内部に入ると 様々なアーチが組み合わされている構造体が目の前に !

 

2000年以上壊れずにそこにあり続けた秘密は、  その建築様式と 数千年の耐用年数があると

言われる ’ ローマンコンクリート ’ にあるそうですが、

確かに これなら地震にも強そうだと 納得したものでした ~ 

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06.     この闘技場では 5万人もの人々の眼前で 動物対動物 人間対人間 動物対人間の闘い 

キリスト教徒の公開処刑 模擬海戦などが  娯楽の一環として繰り広げられ、

何千何万もの動物と人間の命が失われて来たと言う。 

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07.     座席は前列が元老院階級 中段が騎士階級 上段が裕福な市民階級 最上階が一般庶民と

女性用で、 アーチ屋根が架かっている席もあるが 他の席には 日除け用の布を張る設備もあったと言う。 



人々は朝からまる一日 飲み食いと共に残酷を楽しんだので 水やトイレ等それなりの設備が整っていたことだろう。

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08.     動物や剣闘士を乗せ 人力でせり上がるエレベーターや 闘いの後水を浴びる噴水

人々に飲み物・食べ物を提供するシステム 等々、 その為に発達した技術も多々あったに違いない。

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09.      こうして見ると グラウンドの下は 結構複雑な構造になっている。 

闘いを待つ動物の檻や人間の牢屋もあったらしい。     ところで ここはもともと 



あのネロ帝の黄金宮殿の庭園にあった人工池の跡地を利用して建設された闘技場だった。 

この地下部分はすでに掘り下げられていた訳で、 ここに水を張ることも出来たかも知れない。 

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10.     コロッセオの内外には こうした石柱遺跡がゴロゴロしていた。 欧州の円形闘技場は

後年、だいたいは 貧民の巣窟になったり 牢屋になったり 石材が盗まれて他で転用されたりしたものだ。



コロッセオの建材も 中世期には他の建築物にどんどん流用され、 つまり一種の採石場の様だったと言う。

大理石の一部はバチカンのサン・ピエトロ大聖堂にも使用されたそうだから、

それはもう ’ 泥棒 ’ ではなく  ’ 有効利用 ’ と言うべきなのだろう。

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11.      コロッセオを訪れた現代の女性たち、 着ているものが古代ローマの人々とよく似ている。



中身も いくら文明が発達しようが 2000年ぐらいでは 人間の本質は大きく変わらないかも知れない。

知恵と叡智と 残酷と欲望と コロッセオはまさに人間の本質を具現化したような建物だった !

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12.     コロッセオの向かいにある建物、 檻の向こうでは猛獣が飼われていたと言う。   



そして このローマの古道、 こんな敷石では 本当に通行しづらかったことだろう。  でも

頑丈だからこそ  2000年ぐらいではびくともしないのですね ・・

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13.     さて日も落ちました。 観光バスを乗リ継いで アパルトメントに帰ることにしました ~


バスの背後にあるのは 今見て来たコロッセオ、かと思いきや こちらは 「 マルケルス劇場 Teatro di Marcello 」  

シーザーが建設を始めた円形闘技場で 紀元前11年頃完成、  コロッセオより古いとは驚きだ。



この帰り道だけでも バスの上から たくさんの遺跡が見えた。  

” ローマでは 犬も歩けば遺跡に当たる ”  と言えそう ・・・

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それにつけても あなたは 猛獣に喰われる自分を想像しますか ~



それとも 猛獣に襲われる人を見ながら酒を飲む自分を思い浮かべますか ~







★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

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