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2015年9月11日 (金)

「ピエンツァの古チーズ」・「ローマの松を背にアッピア街道からローマ入城!」

次はいよいよローマですが ローマに入るその前に、 


1996年に世界遺産となった小さな町ピエンツァを訪ねました。







01.           トスカーナの丘陵地帯にある古都 「 ピエンツァ Pienza 」 は

糸杉やオリーブが並ぶ 美しいオルチャ渓谷の只中にある。

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02.     ピエンツァは、 当時かなりの知識人で 詩人・外交官だったエネア・シルヴィオと言う人物が 

1458年に教皇ピオ二世となったのを期に、   もとの小さく辺鄙な村を

世俗と宗教両方の権力が結びついた フィレンツェに似た理想都市に作りあげようとした場所でした。

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03.     「 大聖堂 Cattedrale 1462年 」 「 パラッツオ ピッコローミニ宮殿 Palazzo Piccolomini 

と その前にある美しい装飾井戸 15C 」 などが見どころですが、  1461年のピオ二世の死により


その壮大な野望は頓挫し、 この町は 長い歴史の中に埋もれ とり残されて来たのです。

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04.      しかし、町の南側の城壁テラスから望む トスカーナの晴れやかなパノラマは 値千金 !

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05.      ところで この町の通りの名前が振るっている。 ’ 幸運通り Fortuna ’ ’ 愛の通り Amore ’

’ 接吻通り Bacio ’ ’ 暗闇通り Buia ’ 等々     どんな謂れがあるのだろうか ・・・

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06.     ピエンツァでは 毎年夏の終わりに 「 チーズ転がし祭り Foera del Cacio 」 がある。

チーズを立てて転がして 紡錘形の的の一番近くに止めた人が勝ちというルールだ。  



チーズは普通フォルマッジョ Formaggio というが 、この町のチーズは カチョ Cacio と呼ぶそうだ。


年季の入った 癖のありそうな? 古チーズが売られていましたよ ~

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                           (  祭りの様子はオフィシャルサイトから  )







07.      さて、夕暮れ時となりました。 一気にローマに入らず  郊外のモーテルに泊まることに ・・

独特な形の ’ ローマの松 ’ が 夕日を背にシルエットとなって浮かびます。 

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08.      モーテルは幹線沿いで、 車はびゅんびゅん吹っ飛ばす。 そこで窓ガラスは二重になっている。

レセプションのお姉さんは イタリア語以外話せない。   こんな場末に泊まって大丈夫だろうか ~~



ところが レストランに降りて行くと 自由に取れる料理が真ん中にずらりと並び、   イベリコハムは

ちゃんとハンドカットしてくれるし、  ピザは生地伸ばしからピザ釜仕上げまでハンドメイドだ。

スパゲティの具も豪華だし  イタリアきのこ・ポルチーニも香しい。    当たりだった !

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09.     翌朝、 いよいよ ” ローマ入城 ” だ。  朝日のローマの松も なかなかかっこいい。



音楽ファンなら誰でも知っている イタリアの作曲家レスピーギの交響詩 ローマ三部作 

「 ローマの噴水 ・ ローマの松 ・ ローマの祭り 」 に出てくる松だ。 

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10.     特に 「 ローマの松の第4部 アッピア街道の松 」では 朝霧のアッピア街道の静けさと 

ローマの軍隊が 勝利のファンファーレを響かせ 街道をばく進する様が勇壮に表現されている。 



今日のアッピア街道は  一部車が走る普通の道となり、一部はいにしえのまま保存されている。


どうしても アッピア街道方面からローマ入城してみたかった。  それが叶った瞬間でした ・・

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11.      ローマ市に近づくと 古代ローマ・中世・近代 いろいろな形と厚みの城壁が 街を囲っている。


その一つをくぐり市内に入ると、  人と車の雑踏 街路樹の光と影 いろんなものが一度に襲ってきた。

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12.      ハッと気づくと 車が赤信号で停車した瞬間 男が飛び出てきて 頼まれもしないのに

前の車のフロントガラスに洗剤をシュッとひと吹き、 ガラスを拭いてチップを要求していた。



あっ ここは大都会ローマだ!  ぼ~っとしてたら痛い目に遭う。  身が引き締まった瞬間でした。 

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13.      ヨーロッパの諸都市が どんなに魅力的だと言っても、  どんなに古いと言っても、

ローマほど 多種多様な文化と様々な過去の証しが ぶ厚く混在している街はないのではないだろうか ・・



巨大な怪獣を相手にするようなものだが なんとか楽しめるといいな、と願いつつ 歩を進めました ~

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★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★

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