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2015年1月30日 (金)

パンプローナ牛追い祭り(その4)バルコニー外の熱狂・内の家族の情景

ここは スペイン・ナバーラ州の首都 パンプローナ Pamplona 、7月9日の早朝

今から 「 牛追い・エンシエロ 」 が行われようとしている。




見物用のバルコニーを提供してくれる家には 朝7時までには入るよう 言われていた。






37.    ドアの呼鈴を押すと しばらく経ってから 寝起きのままの髪でマダムが出てきた。

’ あと少し外でお待ちください ’   待っている間にも 若い子たちが勝手にその家に入って行く ・・




何か腑に落ちなかったが、 後でわかったことは お客は我々のみ。 あとは全て親類縁者達だった!


メルカーデレス通りと エスタフェタ通りの角に立つこの家は 絶好の見物ポイントだ。

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38.    直角に曲がるこの難コース地点には テレビ中継用の櫓が組まれ 

盛んにインタヴューが行われていた。  本日の出場牛を提供した牧場の牛飼いたち、 

けが人を手当てする救護班、  そしてランニングに参加する人たち などなど 。




その間、 ランナーが小さなゴミにも躓かぬよう コース上の入念な掃除が行われていく。

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39.    800mのコースは 木枠などで完全に封鎖されるので、 ランニング出場者たちは 

一定の集合場所からコースへ入らねばならない。 好みの位置まで 闘牛場方向へ 続々と行進する。

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40.        救護班が もう何やら騒がしい。       下の写真では

リュックを背負った人が警察に押し戻されている。 爆弾を背負っているとも限らないし、

転んで 荷物が人を怪我させないためにも 身ひとつで参加するのが常識だろう。



ランナーたちは 壁に描かれた ” サン・フェルミン像 ” に触れて 無事を祈って行く。

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41.     ところで 今回の 牛追い祭り見物バルコニーを斡旋した エージェントの文章には 

「 it´s included a delicious breakfast.  美味しい朝食付き 」 とあった。  



7時に入室して8時のランニングまで どんな朝食を楽しむのか 密かに想像を巡らしていた。    

ところが実際は 素朴な手作りのビスケット数枚とコーヒーの立ち食い。   実にあっさりしていた!




費用は二人で 227ユーロ、 合計7~80分の滞在で 3万円強 。 

恐らく生涯で一度きりの体験だろう。  高いのか、、 仕方ないのか、、、、

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42.     さて 歩いていた人たちの体勢が 一瞬で変化した!    来たぞ~~ !

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43.     黒い牡牛が 壁にドーンとぶつかったものの  なんとか転ばず体勢を持ち応えた。

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44.      ブルーの貼り紙があるバルコニーに私はいた。 迫力ある画像は テレビカメラに任せよう。  



毎年 テレビにこの窓が必ず写るからと、   ここのマダムが 知人に向けて

’ パンプローナからマドリッドのあなたへ ご挨拶しま~す ’ と書いて貼り出したのだ。

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45.     エスタフェタ通りの空中には レースを追いかけるテレビカメラ用に ロープが張られ、 

コース上の特設スタジオからは 牛追い祭り評論家が 楽しげに解説する。   



テレビ画面左側の ブルーの張り紙のバルコニーに 私の姿がちらりと写りましたゾエ~~ !

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46.    レースの終わり頃には 白い牝牛が放たれる。  なんでも いきり立つ牡牛のレースを

なだめ収める役割があるそうだ。  実際見てみないとわからなかったシステムがあるものだ。



それにしても 牝牛とは言え、 本当に惚れ惚れするような立派な角と体格だ ・・

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47.     この家のご主人は 相当ご機嫌がいい。    昔取った杵柄と言えるでしょう、 

壁に飾ってある白黒の写真が彼の宝物だ。  これが私だよ、と 猛牛の前を走る勇姿を指差した。




早朝 私達がなかなか家の中に入れてもらえなかったのも、  家族・友人たちが 

ソファーや リビングに敷いた布団で  雑魚寝していたからだった。   



マダムの髪が 寝ぐせで突っ立っていたのも 彼らと夜更かししたからだった !? 

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48.     レースを終え やったぞ、と 意気揚々孫息子が帰って来た。 祖父の立派な跡継ぎ誕生だ。

リビングでは 皆がテレビを食い入るように見つめる。 本日の牛追い風景が繰り返し放送されるのです。





  
祭りのあとは 物寂しい! あっと言う間に 手際よく木枠が外され また普通のストリートとなる。

町は 放水車で綺麗に清められ ゴミも片付けられる。  

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私は この土産店で 当日のレースDVDが売り出されるのを しばし待ちつつ、 祭りの名残を惜しんだ。



一時 町に静寂が訪れる。 徹夜した人達は 車やテント ホテルなどで 一眠り。

しかし昼ご飯あたりから また ” 本日の喧騒 ” が始まる。 






スペイン人は 血が騒いで そんなに長時間は 大人しくしてられませんから ・・・・・!? 

パンプローナ牛追い祭り(その4)バルコニー外の熱狂・内の家族の光景

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コメント

こんばんは
牛追い祭、見にやって来ました (^o^)/!
朝8時から始まるのですか?!早~っ!
そんな朝早くから、人々の熱気・・・伝わってきますよ。
牛がやってきた時の人々の動き、躍動感ありますね。
これを間近でご覧になったbellaさん、その迫力に心躍らされたのではないでしょうか?
祭りが終わった途端、アッという間に片付けられるのですね。
しかも放水車まで出てきれいにする念の入れよう!

>費用は二人で 227ユーロ、 合計7~80分の滞在で 3万円強 。
ホテル1泊分に匹敵するほどの料金!
でもミュージカルやコンサートを特等席で見たと思えば、それぐらいの価値はあったのかも・・・と思いました。
それにしても、美味しい朝食がビスケットとコーヒーだけなのはちょっと・・・(-_-)ウーン

他所のお宅を借りての祭り見物。その家の住人や親族縁者たちとご一緒というのが楽しそうです。
ビスケットの朝食でも、この人たちとのお楽しみつきのお値段かもしれませんね。
しかし、さすがの一等地。
隅田川の花火のマンションとか、祇園祭の狭い通りの町家の2階とか、こんな場所貸し時間貸しもあろうかと、ふと思いました。

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